11/16 音大入試に模試はなくてもステップがある

一般大の受験生は毎月のように模試を受けています。科目ごとに偏差値が出て、志望校合格が確実視される「Aランク」や、可能性が低い「Eランク」といった評価を受け取ります。

一方、音大受験生はピティナ・ピアノステップを実技模試のように活用しています。合格確率こそ出ませんが、遠い先の入学試験日に向けてのみ練習するより、ステップというマイルストーンをおいて、身近な目標にむけて練習することが効果的だと知れ渡ってきたのでしょう。

最近ではピアノだけでなく声楽科の受験生だったり、音大生となってからも本番前のリハーサルとしてステップに参加するケースが増えてきているようです。

「1回の本番は、100回の練習に勝る」と言われます。ステップを上手に活用して音楽の効果的な勉強を進めて頂きたいと思います。

11/09 入賞者記念コンサートにより大きな感動を得る

「感動」は、当事者意識があるほど大きくなると思います。映画などの物語であれば、登場人物へ共感して「自分ごと」と重なったとき、感動が増します。

ピアノであれば知っている曲、弾いたことがある曲を聴く時、あるいは知っている演奏者が自分の期待を超えた演奏をした時などに、感動が大きくなると思います。

ピティナの入賞者記念コンサートは、出演者の親や指導者ならまさに当事者です。あるいはクラスメイトや同じピティナ・ピアノコンペティションの出演者、あるいは「出身県が同じ」「同じ曲を弾いた」といった何らかの共通点を見いだせれば、共感し易いはずです。

感動を大きくする「当事者意識」は工夫次第で増やすことができます。そして、例年ピティナ入賞者記念コンサートは名演が続きます。ぜひ聴きにいらして下さい。

11/02 異なってこそアンサンブル

赤と青の絵具を混ぜると紫という別の色になります。ピアノで複数の音を同時に鳴らすと和音が生まれます。複数の人が音楽を重ねるとアンサンブルになります。

現代は「多様性」や「生態系」の考え方が重視されています。音楽では異種のものが組み合わさって価値が生まれることを実感できますから、今こそ、音楽を学ぶ意義は大きいはずです。

一人オーケストラともいえるピアノは、10本の指でハーモニーを鳴らしながら音楽を作ります。一方のアンサンブルといえば、連弾は普及しているものの、室内楽や伴奏の機会は決して多くありません。

ピティナでは「アンサンブルとは何か」を考える機会として毎年「アンサンブルパーク」を企画しています。今年度の開催は2月24日、25日。コンペ開幕直前に音楽表現の「引き出し」を増やすチャンスです。一人で参加して知らない人と共演してこそ、アンサンブルの醍醐味を感じられるはずです。

10/26 テクニック指導の特別レポート

音楽との関わり方は様々ですが、聴いて感じる「鑑賞」、聴いたことに意味づけして論じる「評論」、理解し感じたことを自ら奏でる「演奏」の三つは代表的だと思います。

より深く鑑賞するには、感性に加え音楽を多面的に理解する知識が必要です。評論は、知識に加えて言葉で表現することが必要です。演奏するには身体を操り、音を出す技術が必要です。

鑑賞するための音楽力は評論のみならず、演奏にとっても基礎にあたります。一方で演奏が他の関わり方と決定的に異なるのは、演奏テクニックの有無です。

今日のトップニュースではテクニック指導・習得についてレポートしています。確かなテクニックを身に着ければ、表現すべき豊かな音楽性も育っていくはずです。

どうぞ、ベテラン指導者のテクニック指導をご確認下さい。

10/19 「スマート会員証」で便利に

ピティナ会員証は、28年前には手書きをパウチしたものでした。14年前からはプラスチック製のカードです。そしてこの10月19日からは、スマホ上に表示される「スマート会員証」が登場しました。

クレジットカード、交通系、お店のスタンプカードなど、財布や鞄が各種のカードで溢れかえっているという方も少なくないでしょう。「スマート会員証」で一枚でもカードを減らしていただきたいと思います。

マイページも、スマート会員証と連動して進化します。会員ご自身の情報や生徒さんの参加履歴などを管理して、生徒さん一人ひとりの育成計画も組みやすくなるはずです。

なお、従来のカード型会員証がご入り用の方には、発行手数料は掛かりますが、引き続き発行できます。

10/12 27年連続でコンペティションに参加すること

「継続」といえばピティナではステップが掲げる目標の一つですが、コンペティションにも、27年連続参加の方がいらっしゃいます。

A2級からEF級まで参加。その後はグランミューズ部門へと移り、仕事に就いても出産しても参加。このように長く続けてこられたのは、A1級からF級まで2年刻みの年齢制限を「飛び級」してこなかったからかもしれません。

少し背伸びした難曲は発表会で挑戦することもできます。コンペは四期の弾き分けが課題ですから、1曲ごとには少しレベルに余裕があるくらいの曲がちょうどよいはずです。

無理せずその時のベストを尽くして、結果は審査員に委ねる、そんな姿勢が長続きの秘訣ではないでしょうか。コンペを着実に、謙虚さを持って受け続けられた方は、きっと他の場面においても努力を惜しまず幸せな人生を歩めるのではないでしょうか。

10/05 ピアノ継続を促す大学入試改革

アメリカでは大学生の47%が卒業できずに中退します。日本の大学中退率は10%で、諸外国と比べると突出して低い数字です。しかも学業不振が理由で中退する人は半数にも満たないです。つまり日本でいう学歴とは、概ね大学の入学試験を突破したかどうかを示しています。この重要な入学試験は15年くらい前から徐々に変わってきていますが、2020年には大改革が決まっています。

ピアノに関して言うなら、コンクール入賞や継続で表彰された高校生は、大学入試でも評価されます。「受験のためにピアノを止める」のは、今は昔となる時代が目の前に来ています。そもそも、リベラルアーツ(基礎教養)として音楽を学べる大学も徐々に増えています。今までの一般的な学部と同じような意味合いで音楽を専攻する学生も増えるでしょう。

中高生の皆さんには、心置きなくピアノ学習を継続し、積極的にコンクールやステップに参加して頂きたいです。

09/28 作曲家を身近に感じる公開レッスン

今期も「作曲家から学ぶ」公開レッスンを開催し、10名の出演者を募集致します。

写真がなかった時代の異国の人であるバッハやベートーヴェンの肖像画が音楽室の上の方に並べられ、常に「偉大な作曲家」として教育されると、作曲家を神格化して生身の人間であることを忘れがちです。

このイベントでは現代の作曲家の曲を弾き、その作曲家から直接レッスンを受けるので、作曲家が生身の人間であることを実感できます。そうすれば昔の作曲家を身近に感じるようにもなるはずです。

皆様の中にも、子供の頃、青年期、壮年期と同じ自分なのに別人といってよいくらい変化してきたことを感じている方は多いと思います。作曲家も同じように一人の人物でありながら、様々に変化し続けています。そのことを前提に作品を弾き、味わうなら、音楽はもっと楽しくなるに違いありません。

09/21 「家族会員」導入の成果

昨年の今ころ、ピティナ会員に「家族会員」というカテゴリーを新設したところ、1年間で450人以上の方々にご入会頂きました。「家族会員」への入会は多くの場合、指導者からのお誘いがきっかけになります。

コンペやステップの参加料割引きがあるという面では、携帯電話の「家族割」のようなものですが、ピティナの「家族会員」は、単に参加数が増える以上の効果をもたらしています。トップニュースとしてこれをレポートします。

効果の1つ目はコンペ・ステップの参加回数が増えることでピアノ学習への意欲が高まるということです。予想されていたこととはいえ、鮮やかな成果です。

効果の2つ目は、会報やコンペ特集号が届くことによりピアノ教育に関する情報が入り、保護者の意識が高まるということです。

高い効果が生まれていますので、ぜひご注目いただきたいです。

09/14 ステップ・メッセージの受け取り方を指導する

首都圏の中学入試で第一志望校に合格するのは4に1人です。つまり4の3程度は、本人にとっての「滑り止め校」に入学することになります。それを「レベルの低い学校に入学した」と考えるか、「拾ってもらえた」と感謝してその学校の良さを見出して生活するのかによって、その後の人生がまったく異なるものになります。

同様に、コンクールやステップに参加した際、「評価」をどのように受け入れるかによって、参加する価値が高くも低くもなります。ピアノ指導者は、生徒さんと一緒にメッセージシートを読み、今後の成長につながるよう解釈することで、その価値を最大限に引き上げることができます。

本日のトップニュースは「ステップ・メッセージの受け取り方」です。指導者がどのように生徒さんをステップに送り出し、どのようにステップ・メッセージを活用して指導しているのかをご紹介します。

09/07 コンクール選曲の極意

ピアノ指導者にとってコンクールは「ツール」です。使い方を習得すれば、生徒さんの長期的な成長を促すことにつながります。

コンクール指導の第一歩はコンクール自体の選択、次に「選曲」だと思います。コンクールを上手に活用されているベテランの指導者は、選曲の指導方法を確立されています。

本日のトップニュースでは、6人のピアノ指導者に取材しました。選曲に関する具体的な指導内容、コンペ参加を通じた気づき、シーズンオフの基礎学習などを記事にしました。

今までありそうでなかった視点での特集で、ピアノ指導者は必読だと思います。すぐに選曲の実践をしたい方は、秋以降の「提携コンクール」に参加する生徒さん向けに応用してはいかがでしょうか。

08/31 第8回福田靖子賞選考会、結果発表!

福田靖子賞選考会では参加者全員がレッスンを受けます。3人の海外招聘審査員から1時間ずつです。そして数日後にホールで約30分の演奏を行い、順位が決められます。審査員は自分の教えた内容がステージでの演奏に反映されたかどうかを確認できます。参加者の「学びとる力」も審査対象となるのです。

今回、第8回の福田靖子賞選考会では、史上最年少となる中1の森本隼太さんが第1位(福田靖子賞)に輝きました。教授たちは、生徒一人ひとり全く違ったアプローチで指導されていましたが、それらのレッスンの要点は1分で読めるようにレポート記事としています(執筆・編集はピティナ「Wキャリア」スタッフ)。

選考会のステージの模様はYouTubeで公開しました。レッスン内容が演奏に反映されているかどうか、確認しながら聴くことができます。福田靖子賞選考会のレポートを学びにお使い下さい。

08/10 セミナーに参加して学びを意識する

ピティナで活躍する先生に「どのようにして今に至ったのですか」とお聞きすると、たいてい「若い時から数え切れないほどのセミナーや公開レッスンを受講し続けてきた」と答えられます。

そして「セミナーを1つ受講するたびに必ず新たな発見がある」と言います。

長年多くのセミナーに参加して勉強していれば、セミナーの中で聞くことの半分は既知のことかもしれません。「自分ならこうする」と思うこともあることでしょう。しかし一流の指導者になる方は、学びを探し出すのです。

これは、セミナー受講の仕方に限らず、日ごろの他人との関わり方がそうなのだと思います。「自分のほうが優れているところ」の前に「その人から学べること」を探すのです。周りの方々への尊敬を高めれば人間関係が良くなります。こうして豊かな人生が送れるのだと思います。

08/03 特級セミファイナリスト発表!

スポーツは「一定のルールの中で人が身体を使って競争すること」と定義できます。競技者一人ひとりが限界に挑戦している姿は傍から見ても美しく、それぞれの競技に多くのファンがいます。ピアノにもスポーツの要素があることに、それほど異論はないでしょう。

スポーツにはフィギュアスケートのように、採点によって結果が決まる競技があります。ピアノ・コンクールも同じような仕組みで順位が決まります。ただ、フィギュアの演目が最長4分前後なのに対し、ピアノでは時に長時間です。たとえばコンペティションの特級セミファイナルでは、一人が約50分演奏します。一般の人にとって、目で見ただけでは凄さが分かりにくい世界です。

8月3日(木)の夜、特級セミファイナリストが発表されます。セミファイナリスト達が積み上げた努力と、その力量を、一般の方にもわかるように紹介したいと思っています。

07/27 作文を書いてコンペ参加経験の価値を高める

「過去は変えられないけれど未来は変えられる」と言われることが多いですが、私は「過去についての認識を変えることで未来が変わる」と考えています。

3月に課題曲が発表され、5月末から8月まで続くピティナ・ピアノコンペティションは子供にとって大きなイベントです。その参加経験を省みることで、より価値ある出来事にしていただきたいと願っています。そこで、今年から参加者を対象に作文コンテストを実施することにしました。

着眼点はたくさんあるはずです。選曲、練習、楽譜、先生との関係、保護者との関係、演奏直前・直後の気持ち、結果が出た後の気持ち、自分の成長等々、いくらでも挙げられます。

作文はピアノと違って共同作業や書き直しができます。保護者がお話を聞いてあげれば、お子さんが感じられたことを引き出せると思います。積極的なご参加をお待ちしています。

07/20 音大では自ら奏で学ぶ

多くの一般大学の文学部には、音楽など文芸を論ずる学科・専攻が設置されています。

端的に言えば、「聴いて論じる」のが一般大、「自ら奏でる」のが音大です。スポーツの解説者の多くは、若い時にその道のプロだった人です。人生を掛けて音楽にコミットするなら「奏でる」→「論ずる」というルートが主流だと思います。

また「奏でる」をそのまま職業にできる人は限られていますが、一般大における「論ずる」も事情は同じです。大学時代には何かの専門を身に着けて人間を磨き、卒業後は大学の専門に関わらず、その時代に必要とされる仕事に就くことが一般的です。それでも専門的に学んだ経験は仕事力の中核になります。

本日のトップニュースは、7月9日に行われた「音楽大学合同説明会&シンポジウム」の内容を紹介します。大学で音楽を学び、音楽を自分の背番号にすることを考えてみてはいかがでしょうか。

07/13 ステップ当日へ続く長い家族イベント

私は大人になってからピアノを始めました。今もごく簡単な曲しか弾けませんがステップは5回表彰を受けています。毎回、家族と共演してきました。

その経験から言えることは、ステップが「長いイベント」だということです。本番は3分間ですが準備は参加当日の1カ月くらい前から始まります。日曜日は年に52回もありますが、家族総出でステップに参加した日のことは後々まで記憶に残るのです。

本日のトップニュースでは、家族でステップに参加する事例と家族会員のメリットについて紹介します。

07/06 料金以外での調律師選び

規格化された製品なら「価格コム」等のサイトで一番安いお店を探すことが合理的な行動かもしれませんが、サービスではそうはいきません。

レッスン時間が同じ30分でも、指導者が違えば生徒の成長に何倍もの差がつくことがあります。調律も同じです。優秀な調律師は音が狂っているピアノを元に戻すだけではありません。調律・調整技術の差はピアノ生活の質を大きく左右します。また、管理方法についてのアドバイスはもちろん、イベントや中古のグランドピアノの出物など、さまざまな情報も提供してくれることでしょう。

指導や調律といったサービス分野は、一律の料金を設定したり「価格コム」のように料金順に並べて比較することはそぐわないのです。

ピティナでは調律師紹介コーナーを設け、そのプロフィールや日頃の仕事の様子をできるだけ客観的に紹介できる仕組みを作ろうとしています

06/29 ピアノの先生って素敵な仕事

「将来ピアノの先生が不足する!」と警鐘を鳴らし始めて2年経ちました。

現在の指導者は人口が多かった世代ですし、音大ピアノ科への進学率も高かったので先生はたくさんいるように見えますが、遠くない将来、この構造が変わります。人口も進学率も激減している一方ピアノ学習率は減っていませんから、将来はピアノ指導者が引く手あまたになるはずです。

そこで、いまピアノに魅力を感じている中高生や音大生に指導者という職業の魅力を伝え、できる限り準備の場や情報を提供したいと考えてパンフレットを作りました。

本日のトップニュースは「ピアノの先生への道」です。女性のライフサイクルに合わせて仕事量を調整でき、「定年がない」という職業上のメリットもありますが、生徒さん一人ひとりの人生に寄り添えるのが、何よりの醍醐味だと思います。

06/22 ますます充実する提携コンクール

お陰様で今年度のピティナ・ピアノコンペティションの参加申込数は過去最高となりました。今着々と予選を実施しているところです。のべ参加者数4万人を超えるこのコンクールは、日本のピアノ教育に欠かせない軸となっています。皆さまには心より感謝申し上げます。

一つの軸があることは重要ですが、規模が大きいとはいえ、いちコンクールだけですべてのピアノ学習者のニーズは満たせません。ですからピティナにとって、提携コンクールはとても重要なパートナーです。提携は今や20以上のコンクールに広がりました。

今年度から加わった提携コンクールは、ポピュラー系のローランド・ピアノ・ミュージックフェスティバルとクリスタル☆Pianoコンクール、身近なコンクールとしてバスティンピアノコンクールと東海音楽フェスティバル、地域密着のオーディションに市川市と八潮市が加わる予定です。

どうぞ積極的に情報収集して、生徒さんにぴったりのコンクールを見つけ、紹介して頂ければと思います。

06/15 ピアノ学習者と特級ファイナルを聴きに行く

ピティナ・ピアノコンペティションは、ピアノ学習者や指導者にとって成果確認の場です。学校の「定期テスト」のようなものとお考えください。

ところが特級だけは特別です。これはピティナの顔となるグランプリを選ぶオーディションです。グランプリ受賞者は様々な分野で活躍し、ピアノを習う子供たちの憧れの的になってもらいたいのです。

小さなお子さんにとって特級は遥か彼方の存在に見えるかもしれませんが、ぜひファイナルの会場にいらして頂きたいです。「かっこいい」「私もいつかはあの場で弾きたい」と思ってもらえるとしたら、ピアノに向かう姿勢が変わってくるはずです。

来年度2018年は特級ファイナル会場がサントリーホールになり、多くの人に立ち会っていただけます。しかし今年の第一生命ホールは座席数に限りがあります。昨年までは満席となっていました。今日からチケットを販売しますので、どうぞ早めにお求め下さい。

06/08 筆記試験を通じて音楽指導を学ぶ

年間270万人というTOEIC受験者のうち6割の人は、進学や就職活動などに際して「他人に自分の英語力を示す」目的で受験するそうです。残りの4割の人の目的は「自分の英語能力向上」です。

ピティナ会員の中にも、ご自身の成長のためにコンペやステップに参加する指導者が年間800人もいます。その一方、この春行われた「コンペ課題曲筆記試験」の受験者は全国で128人でした。

音大での学びや試験の多くが実技です。「音楽の学び」といえば実技中心という認識の方が多いかもしれませんが、筆記試験的な学びによって、ピアノ指導レベルはさらに上がると思います。

今日のトップニュースでは、先日の筆記試験全問題と解答例を紹介しています。正確に計時される試験会場で、緊張を感じながら受験するのが一番の学びになるとは思いますが、まずはwebサイトを印刷して問題に取り組まれてはいかがでしょうか。

06/01 eラーニングでの学び、セミナーでの学び

主にセミナー動画を集めた「ピティナ・eラーニング」が定額見放題で年間6,000円(ピティナ会員)となり人気を集めています。

課題曲説明会、指導実技デモンストレーション、指導セミナー、徹底研究など今年3月以降の催し物だけでも受講料にして数万円ぶんのコンテンツが揃っています。

講師の胸元のマイクで拾う声は言語明瞭ですし、望遠レンズで撮った映像なら指先まではっきり確認できます。それらが自宅で、空き時間に見られるのですから人気が高まるのは自然です。

プロ野球にテレビ中継があるからこそ、スタジアムに行って応援したくなります。ピティナのeラーニングが、実際のセミナーへ足を運ぶ動機に直結し、参加者同士の交流に繋がればと願っています。

05/25 本部事務局で夏のインターン生大募集

大学生にとってピティナ(本部事務局)は「就職先」でもあります。

一般大の学生の多くは、音楽業界への就職を目指しているとは限りません。そのためインターンで仕事の中身を知ってから入社試験を受けるケースが増えています。

指導者を目指す音大生は、指導者という職種の長いキャリアを考えると、卒業後すぐ指導に専念するのではなく、企業就職を体験して幅広いスキルを身につけることをお勧めしたいです。ピティナの「Wキャリア」枠は事務系の仕事をしながらプロのピアノ指導者になるための研修が受けられますから、格別なポジションかもしれません。

大学生の生徒さんがいらっしゃる先生方は、ぜひ今週のトップニュース「音楽を仕事にしたい学生向け 夏のインターン生募集」の記事あを紹介して差し上げて下さい。

05/19 菅野恵理子さんによる連載企画「耳をひらく」開始

音楽業界のみならず各方面から注目された書籍『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』の著者、菅野恵理子さんによる2年ぶりの大型連載企画「耳をひらく」が始まりました。

電車の中で「ガタンゴトン」という走行音に耳を傾ければその音が聴こえ、隣の人の会話に意識を向ければ話の中身が聴こえてきます。鼓膜の振動が同じだとしても、まったく違うものを聴けるのが「聴力」です。

レッスンの中で「もっとよく聴いて」と言うことがあると思います。しかし弾くのに必死な時は聴覚に意識を回せません。鑑賞においても、たとえばバッハのシンフォニアの3声のどれかを追うことはできても3つ同時は難しいです。和音の進行をも認識しながら聴くのは更に難しいです。

菅野恵理子さんの野心的な取り組み「耳をひらく」には抽象的・概念的な記述も多くなります。ご自身なりの解釈を行ったうえで、実際の指導案を組んでみてはいかがでしょうか。

05/11 Wキャリアスタッフによる指導セミナーレポート

4月23日に浜離宮朝日小ホールで開催された指導セミナーには、全国から約300人が参加しました。

セミナーでは現役の指導者、ピアニスト、音大生の就職指導担当者という幅広い分野の方々から、ピアノ指導についての講演を頂きました。

今回は「Wキャリア(ダブルキャリア)」のスタッフが、セミナーの内容をまとめました。Wキャリアとは、ピティナ本部で事務局員として働きながら、ピアノ指導者として独り立ちするスキルを磨いている音大卒業生です。彼女達がセミナーで何を感じたのか、ぜひレポートをご覧ください。

「eラーニング」でも今回のセミナーの様子を紹介しています。参加できなかった方、もう一度復習したい方はeラーニングで振り返ることができます。

04/27 最適な進路選択のために最新情報の収集を

大学4年間は人生のほんの一部ですが、専攻はその人の生涯のアイデンティティを決めます。

専門学校は職業訓練をするところですが、大学は一つの専門を学ぶことでその後の人生を歩むための基礎を身に着けます。

どんなことにも多面性があります。ある物事についてまずは自分の専門知識や視点を用い、次に他の側面からも検討する習慣が身に付けば、幅広い視野を持った立派な社会人に育ちます。

高校生の進路について影響を持つのは親と高校の先生です。普通科の高校生は、学校の先生から音大進学を勧められることは極めて稀です。ですから、ピアノ指導者には進路指導ができるよう、音大に関する最新の知識を持って頂きたいです。

7月9日に東京の浜離宮朝日小ホールで音大合同説明会&シンポジウムを開催します。現役の高校生はもちろんピアノ指導者も参加されて、自信をもって生徒さんの進路相談を受けて頂きたいです。

04/20 より充実した音楽の時間のために

小学校に音楽専科の先生を配置するかどうかは、各地方自治体が決めています。東京都の小学校には音楽の先生がいますが、ピティナで学校クラスコンサートを始めてから、他の地域では(音楽に詳しくないことも多い)担任の先生が音楽を指導するのが一般的であることを知りました。

一方、音楽の専門家であるピアノ指導者は全国に住んでいます。

専科の先生がいない小学校に、地域のピアノ指導者がティーチングアシスタントとして授業に参加したら、どんなにか音楽教育の質が上がることでしょう。

そこにきちんと国の予算がつくことを目指したいのですが、まずは「専科のいない小学校に音楽家が派遣されること」に多くの支援が集まれば、それが民意だと示すことができると考えています。

クラウドファンディングの最大手Readyforで、プロジェクトを立ち上げましたので、皆様からのご支援を頂ければ幸いです。

04/14 丸の内で明日の音楽を支える新しい出会いを

一般にクラシック音楽の演奏会は、外界と遮断された音楽ホールという環境で、演奏者が意図した音楽を行います。集まる聴衆はやはり、そのような音楽を意図して聴きに来る人々です。

一方、ビルのロビーなど開かれた場所で開催されるラ・フォル・ジュルネ、丸の内エリアコンサートは、偶然通りがかった人たちも聴衆に含まれます。その中から、クラシック音楽の新たなファンが生まれるかもしれません。

今年も、丸の内エリアコンサートには、数多くのピティナ会員が出演します。本日のトップニュースで出演者が発表されますので、お目当ての演奏家を「意図して」聴きにくるのもよし、ふらっと会場を訪れて、偶然演奏されている音楽を聴いてみるのもよいと思います。

日頃、クラシック音楽を聴かないご家族やお知り合いとぜひ、一緒に聴きにいらして下さい。

04/07 著作権使用料徴収に対するご署名のお願い

日本音楽著作権協会(JASRAC)が、音楽教室からレッスン料の2.5%を著作権使用料として徴収する使用料規程案を文化庁に届け出ようとしています。

日本には音楽レッスンそのものに著作権料が掛かる法律はありません。そのため、レッスンの中で先生が演奏してみせることを「公衆の前での演奏」とみなし、演奏時にかかる著作権料を支払うべきだと主張しているのです。

ピアノ指導者にとって「こじつけ」としか思えない徴収の仕方に反対するのはもちろんですが、使用料を受け取る側の作曲家に皆様も、私が直接お会いした方は反対の立場をとる方ばかりでした。

ピティナは、音楽教室の事業者が集まる「音楽教育を守る会」のメンバーとして、この使用料規程案に反対する署名を募ります

ピアノ指導者、保護者の皆様、どうか署名活動にご協力をお願いします。

過去の記事へ
ホーム > 専務理事コラム