ショパン国際コンクールのレポート予告

2021/09/22 

スポーツ業界では、オリンピックやワールドカップの度に各競技で「にわか」が生まれます。揶揄するニュアンスがある言葉ですが大事な存在です。そして、にわか→ファン→マニアへと探求しがいのある競技が、懐が深く多くの人が楽しめるのだと思います。

世界に300以上の国際コンクールがある中、ワールドカップに相当するものといえば、5年に1回開催されるショパン国際ピアノコンクールがその筆頭でしょう。

ピティナでは2000年から、ポーランドにレポーターを派遣してそのレポートを継続してきました。今回は現地の飯田有抄さんと、ピティナ本部の加藤哲礼が連携してレポートする豪華版です。

9/22(水)の日本経済新聞夕刊にもショパン・コンクールの記事が掲載されるなど、次第に情報が増えてきました。マスメディアはもちろん、一人でも多くの方がSNSなどでショパンコンクールを話題とし、まずは「にわか」ファンが増えて欲しいと願っています。

地域の自治体の協力を得る

2021/09/16 執筆:専務理事 福田成康

ピティナは1966年の創業以来、東京都豊島区巣鴨で事業を営んできましたが、初めてその豊島区の協力を得ることになりました。

地域の議員は住民や事業者の話を聞いて役所との間をつなぎ、アドバイスもくれます。しかし議員はお店を出している訳ではありません。関わる機会がないまま55年を過ごしてきました。

それが、このたびは地元の知り合いから豊島区議会議員をご紹介頂き、相談する機会を得た結果、サンシャインシティとのコラボコンサートが実現しました。力の入ったウェブページと予告動画をぜひご覧ください。

ピティナには全国600以上の支部・ステーションがありますし、会員の先生お一人からでも、地域の議員の方に相談することで、有益な情報やサービスを紹介して頂けることがあるかもしれません。

我々ピアノ教育関係者のそれぞれが、地方自治体に積極的に働きかけていければと思っています。

準本選の結果発表

2021/09/09 執筆:専務理事 福田成康

オリンピックについて「参加することに意義がある」と言われるのは、勝利に向けて最善の努力をする過程が大事ということです。ピアノコンクールも同様です。
本選に参加できなかったコンペティション参加者が「準本選」に向けて練習し動画を収録したことには大きな意義があったと思います。

オリンピックのトーナメント戦では、準決勝で敗れたチーム同士が三位決定戦に臨みます。その試合で勝利したチームの歓喜は格別であるように見えました。どのような結果でも、生徒さんには、お子さんには「おめでとう」とお声がけいただきたいです。

また大人は子どもに「あなたのために」と言いがちですが、実は「親(先生)の喜ぶ顔が見たい」と思って参加する子も多いのではないでしょうか。ちなみに、準本選を通じて指導者賞を受賞した方は7名いらっしゃいました。生徒さんへは「おめでとう」に加えて「ありがとう」とその理由もお伝えになられてはいかがでしょうか。

特級ご支援の御礼

2021/09/02 執筆:専務理事 福田成康

特級二次予選からファイナルまでのYouTubeライブ配信は33万回再生されました。セミファイナルとファイナルを視聴された方は約5万人です。東京ドームをほぼ満席にする人数でした。

特級のYouTubeライブは視聴料を頂かない方針ですから、持続的な運営には民放テレビ局と同じくスポンサーが必要です。今年のクラウドファンディングでは244人から341万円をご寄付頂きました。ここに厚く御礼申し上げます。

集まった寄付金はオンライン聴衆賞に120万円を配分したほか、配信補助費、今後特級ファイナリストが全国各地を回るときの交通費などとして、有効に活用します。

YouTubeライブの出現により新しい聴衆が生まれ、ピアニストを支える新たな関係が築かれようとしています。引き続き特級ピアニスト達への応援をよろしくお願いします。

福田靖子賞選考会―いつもと違う先生からも学ぶ

2021/08/26 執筆:専務理事 福田成康

第10回福田靖子賞選考会では国内在住のパスカル・ドヴァイヨン先生、菊地裕介先生、田村響先生の3人にレッスンをして頂きました。

講師たちのレッスンはそれぞれアプローチが異なりますから、参加者は主体的に学び取っていたように思います。その姿をみて「第2指導者」についての考えを深めました。

コンクール出場前などに生徒さんが別の先生のレッスンを受けることがあると思います。時にいつもの先生と異なる指摘を受けるなどして、そこから疑問や興味が生まれるはずです。その体験を後日のレッスンでうまく消化したり、さらなる学びのきっかけにつなげることで、生徒さんの積極性、主体性がぐんと伸びるはずです。

トップニュースは選考会の最終結果のお知らせと開催レポートです。参加した8人は同世代で最優秀のピアニストたちですが、数日間のレッスンとステージを通じてさらに成長しました。ぜひ演奏とレポートをご覧ください。

もうすぐ全国大会開催

2021/08/12 執筆:専務理事 福田成康

コンペティションA2級?F級・連弾、グランミューズ部門は2年ぶりの実施となりましたが、コロナ以前に迫る多く方々にご参加いただき、いよいよ全国大会を残すのみ。

ホテルでの盛大な表彰式はありませんが、A2級?F級・連弾の結果は8月19日の夜に行われる特級ファイナルのYouTubeライブ内で発表します。

また、特級のオンライン投票は、セミファイナルでも行われます。今年はご覧になる時間が長いほど「影響力の大きな一票」をもてる画期的なシステムを導入しました。セミファイナルとファイナルでの合計得票数に応じてオンライン聴衆賞が決定されますが、この賞金はクラウドファンディングへのご寄付から支払われます。

出演者の皆様は「最後の追い込み」をされているかもしれません。多くの皆様にはYouTubeライブとオンライン聴衆賞を楽しみにして頂きたいと思います。

「憧れ」を心に抱いてピアノの練習に励む

2021/08/05 

少子化が進む中、卓球の競技人口が増えているそうです。1990年代の泣き虫愛ちゃんに始まり、石川佳純さん、張本智和さんなどスター選手の登場が卓球部へ入る子を増やすのです。サッカーや野球も同じで、プロ選手が子どもに与える影響は絶大です。

音楽業界でも『のだめカンタービレ』がドラマ化された時は音大受験者が増えました。

「憧れ」を心に抱いてピアノの練習に励む少年少女が増えることを願って実施しているのがピティナ特級です。グランプリ受賞をきっかけにプロ活動を始めた角野隼斗さんや、オーケストラをバックに華麗に演奏するファイナリストをYouTubeライブで見て憧れる子は確実に増えています。

本日のトップニュースは特級セミファイナリスト7名の発表。そして特別記念インタビュー記事のお知らせで、その第一弾は『のだめ』でおなじみ漫画家の二ノ宮知子先生です。お子さんも、もとは子どもだった大人の方も、ぜひお読みください。

特級二次予選で25人が競演

2021/07/29 執筆:専務理事 福田成康

オリンピックが注目されるなか、ピアノの大型イベントも進行中です。開会式の数時間後にはショパン・コンクール予備予選の結果が発表されました。この土日にはピティナの特級二次予選が実施されライブ中継されます。

競争によって勝敗が分かれるピアノのコンクールは、スポーツ競技と似た要素を持っています。体操などの採点競技は多くの人が似ていると感じるはずです。サッカーのような球技では「相手のファールを誘い、審判にアピールする」といった演技の要素もあります。

特級二次は審査員の心に届く演奏をすることで競われます。セミファイナルからはオンライン聴衆、ファイナルでは会場の聴衆も、演奏を届ける対象となります。

そして競争意識を含む雑念から解放された「ゾーン」において最高のパフォーマンスが生まれることも、スポーツとピアノ演奏とで共通です。

今年の特級二次は土日の開催です。YouTubeを開いてご自身の「推し」を見つけてみてください。

コンペ予選データ報告

2021/07/21 執筆:専務理事 福田成康

コンペティション参加者の多くは毎年参加されます。コンペでは級ごとに年齢上限が2学年あがりますが、同じ級へ連続参加される方、「飛び級」したり、デュオ挑戦を交える方など様々です。毎年やるという習慣づけが、教育・学習のカギなのです。

ところが昨年はF級まで中止となり、コンペ参加習慣の断絶が生まれてしまいました。今年度は2019年度までの参加者の皆様が戻れるか心配でしたが、結果的には多くの方が参加されました。課題曲チャレンジ、ステップ、バッハコンクールなど多種多様な提携コンクールへの参加を通じて、学びの習慣を保たれたのだと思います。

目の前の目標を一つひとつこなしているうちに「気が付いたら高みに到達していた」というのが現実的で無理のない成長過程ではないでしょうか。

本日のトップニュースは恒例のコンペ課題曲選択率、選曲別予選通過率などのデータ報告です。ご自身の選曲と照らし合わせて頂ければと思います。

ショパンコンクール特集

2021/07/15 

一年延期となった第18回ショパン国際ピアノコンクールがいよいよ始まりました。

本大会はいつものように10月に実施予定ですが、現在予備予選が進行中で、ライブ配信をご覧になられている方も多いと思います。

ピティナでは2000年の第14回開催から毎度、ポーランドにレポーターを派遣するなどしてウェブサイトでの特集記事を繰り広げてきました。今回も日本人コンテスタントへのインタビューや全体を概観する記事などを制作し、「ピティナ広報部」というアカウント名で「note」に掲載し始めています。

「音楽は競争するものではない」という考え方もありますが、比較するからこそ見えてくることもあります。自分と違う評価や感じ方に接した時は、自分の音楽的な枠を広げるチャンスです。

ライブ配信は時差の関係で夜中になることもあります。どうぞ寝不足に注意しながら、ショパンコンクールをお楽しみください。

特級にオンライン聴衆賞を創設

2021/07/08 執筆:専務理事 福田成康

コンサート会場の聴衆は熱狂したり、微かな音に息を飲んだりします。人々が体験を共有することで鑑賞の喜びが増幅されるのです。

音楽学者の上田泰史さんは、テレビ、ラジオで聴く人は聴「衆」とは言えないけれども、ライブストリーミングで視聴する人々はコメント欄等を通じて瞬時に感動や感想を共有する「第2の聴衆」だと指摘しています。

その第2の聴衆が決める「オンライン聴衆賞」を今年から開始します。セミファイナルとファイナルのそれぞれで投票が行われますが、それぞれ視聴した演奏時間に応じて投票数が増えていく仕組みを採ります。一人だけ聴いた方は一票のみですが、セミファイナル全員を聴いた方は7票をもって投票に臨めます。

今回のニュースでは二次予選進出者も発表されました。その一次予選での演奏をご覧になれます。「推し」を決めるなどし、会場とオンラインの双方で「聴衆」となって感動を共有して頂きたいと思います。

10月17日は「ショパンの日」、参加者募集

2021/07/01 執筆:専務理事 福田成康

5年に一度のショパン国際コンクールは、昨年の延期を経て今秋10月に開催される予定です。まもなく行われる予備予選にはピティナっ子を含む多くの日本人が参加します。本大会での活躍も期待したいところです。

コンクールの演奏動画は主催者によって世界に配信されます。ピティナからは現地レポーターとしてクラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄さんを派遣します。ピアノを愛する皆さんはもちろん「にわかピアノファン」も巻き込んで、ピアニストたちを応援するよう盛り上げたいと考えています。

コンクール期間中の10月17日はショパンの命日です。ファイナルステージを前にコンクールがお休みとなり、作曲家ショパンを偲ぶ日です。この日は予選のレビューとファイナルの見どころ解説を行うとともに、皆さまのショパン演奏を紹介する番組をピティナYouTubeライブで配信します。

「ショパンの日2021」へ、ふるってご参加頂きたいと思います。

新しい指導実技を導入した指導者ライセンス

2021/06/24 執筆:専務理事 福田成康

指導者ライセンスの指導実技はこれまで、各地の会場で10?15分間のレッスンを審査する試験方式でした。レッスン対象は初対面のモデル生徒です。それがこのたびの変更ではご自身の生徒さんを指導する様子をご自身のレッスン室で撮影し、提出することもできるようになりました。

新しい試験方式では指導方法ばかりでなく、生徒さんとどのような人間関係を築けているのかも窺い知れます。生徒と信頼関係を作ることは指導力の大きな要素と考えます。 また、新しい指導実技の導入と同時に、全級合格のためには指導実技試験3回のうち1回は75点以上取ることが義務付けられることになりました。

指導者ライセンスは、指導者検定と呼ばれていた頃から20年以上、試行錯誤を繰り返して進化しています。一定のキャリアのある方も、指導力アップの機会として活用して頂きたいと思います。

コンクール多様性は発展の証

2021/06/17 執筆:専務理事 福田成康

46億年前に地球が誕生し、生命の発生は40億年前。進化を重ねた生物は今では175万種と多様です。

戦後、子どものピアノ教育を目的としたピアノコンクールが次々に生まれ、全国で今やその数約200と言われています。地域、レベル、課題曲ジャンル、選考方法など様々な方法が有りうるからこそ、これだけの種類が必要になったのでしょう。

ピティナでは、皆さまにこれらのコンクールをバランスよく活用して頂くべく、提携コンクールという仕組みを作り、今では提携数が約50まで広がりました。
すっかりお馴染みになった日本バッハコンクールは、今年からピティナ会員割引も導入します。


本日のトップニュース
では、提携コンクールの活用法に関するインタビュー記事と、現在公開されている提携コンクール一覧のご紹介です。どうぞ上手にご活用ください。

Wキャリア職員から音楽家・ピアノ指導者へ

2021/06/10 執筆:専務理事 福田成康

ピティナ本部事務局で「Wキャリア職員」を採用し始めて5年経ちます。最大3年の契約ながら数か月で音楽家としてフル稼働して巣立つ人もいれば、3年間在職してじっくりビジネスと音楽両面の実力をつける方もいますが、総じてキャリアの素晴らしいスタートダッシュを切っています。

パソコン操作を学んで自分でホームページを作れるようになります。課題曲録音やコンクール審査員を経験して音楽家としての視野が広がります。セミナー業務を通じて指導力が磨かれます。そして多くの指導者との触れ合いを通じてコミュニケーション力が備わります。

本日のトップニュースは、Wキャリア職員の募集要項の紹介と音大生向けのキャリアセミナーやインターンシップのご案内などです。音大の学生、音大卒で30才未満のお知り合いがいらっしゃれば、ぜひ情報をお伝え頂きたいと思います。

習慣の延長にあるもの

2021/06/03 

5月22日の広島西ステップに参加した中川祐也さんが全23ステップを「制覇」しました。ピティナ史上7人目の快挙です。

中川さんは「23ステップ全部」を意識したことはなかったそうです。半年に1回ずつステップに参加し続けた結果、導入1から展開3まですべて合格となりました。

何か大きな目標を掲げて頑張るのは立派ですが、負担の大きいやり方でもあります。ダメだった時に落胆してしまうこともあるでしょう。遠い将来の目標に対してモチベーションを維持するのは難しいかもしれません。しかし「習慣」に基づいて行動していれば、疲れることはありません。

全23ステップ達成の証書をお渡しできたことは嬉しいのですが、それは「目指すもの」ではなく、ステップに参加するという「習慣の延長にあるもの」と位置付けて頂くことをご提案します。

提携YouTubeチャンネル

2021/05/27 執筆:専務理事 福田成康

ピティナ会員によるYouTubeチャンネルをご希望により「提携チャンネル」として設定できるようにしました。登録者数が1,000人を超えることなどが条件です。

提携チャンネルになれば、広く無料で聴かせたい動画はご自身のチャンネルに掲載し、有料で紹介したいセミナー動画はピティナYouTubeチャンネルのメンバーシップやeラーニングに掲載する、といったことができるようになります。

テレビの時代は出演する人とお茶の間とは遠く隔たっていましたが、YouTubeでは誰もが出演者になれます。

ピティナは、一人でも多くの会員に「出演する側」に回って頂き、良質で多様性に富んだニッチなコンテンツを増やしていきたいと思っています。本日のトップニュースは、そんなビジョンが詰まった内容です。どうぞご覧ください。

準本選で全員が「四期」参加可能に

2021/05/20 執筆:専務理事 福田成康

ピティナのコンペ課題曲は「四期」です。充実した学びのため、四期すべてを弾いていただきたいですが、予選で演奏できるのは2曲だけです。予選から4曲弾くのは参加者にとって負担が大きいですし、全員本選に参加してもらうわけにもいきません。泣く泣く2期=2曲しか本番がない予選参加者が生まれる仕組みだったのです。

そんな長年の懸案がついに解決します。今年度から、本選には出ない予選参加者の方々向けに動画を提出していただいて審査を行う「準本選」を新設することになりました。

準本選に参加すれば四期認定証書をお送りしますし、本選同様上位20%に優秀賞、上位40%までに奨励賞を授与します。そして一部の方の動画をピティナのサイト上でご紹介する予定です。

これにより、ますます「コンクールは学びの機会」となります。まずは予選で優秀賞を目指して頂き、もしそれが適わなくとも、準本選を活用して四期を完遂して頂きたいと思います。

指導セミナーのダイジェスト版公開

2021/05/13 執筆:専務理事 福田成康

2年ぶりの指導セミナーは、オンラインでの実施となりました。例年なら 「ピアノ指導者の祭典」として全国の先生方が一同に会する機会なのですが、コロナの社会環境下で今できる精一杯のことはしたと思います。

今回の内容はすべてeラーニングに掲載されますが、忙しい日々を送る皆様がパソコンの前にじっと座る時間を割くのは難しいかもしれません。

そこで、本日のトップニュースでは、代表的なセミナーやレッスンのハイライト映像を10コマご紹介しました。全部見ても20?30分です。きっと「もっと聴きたい」と感じるセミナーが見つかるはずです。

新たな「課題感」を湧きたたせる学びの機会を持つことこそ、持続的な成長に繋がると思います。どうぞ、指導セミナーのダイジェスト動画を徹底活用なさってください。

ピアノ曲事典オーディションVol.3は「ソナチネ」

2021/05/06 

「ソナチネ」をタイトルに掲げる楽譜は年に4万部程度売れていますので、今もピアノ教材の定番です。

ソナチネとは小さなソナタですから弾く人の多くは学び途中の方ですし、大人の方にとっては「思い出の曲」かもしれません。いっぽう、必ずしも平易ではないけれど古典的で小柄でオシャレなラヴェルの「ソナチネ」のような曲もあります。

このたびピアノ曲事典オーディションVol.3のテーマを「ソナチネ」としました。お子さんの学びの成果として、あるいは大人の方が小粋なセンスを発揮する場として「ソナチネ」に取り組んでみませんか。

家族の歴史をアルバムに記録するように、YouTubeに演奏をアップロードすれば学ぶ上での意義は大きいですし、将来振り返った際の感慨も深くなりそうです。その動画をピアノ曲事典と紐づければ多くの人たちが聴きますから、練習にも更に身が入るでしょう。

ピアノ曲事典を学びの場としてご活用頂ければ幸いです。

会員特典に4つのサービスを一挙追加

2021/04/28 執筆:専務理事 福田成康

今年は会費の改訂を行いましたが、例年通り多くの皆様に会員を継続していただきました。改めてここに感謝申し上げます。

ピティナ会員歴が長い皆様からは、会員であることのメリットは「(会員相互の)つながり」とお聞きします。いっぽうで、最初の段階ではコンペ・ステップやセミナーなどの割引やピアノ教室紹介といった「特典」がご入会のきっかけになることも多いはずです。

このたびはその会員特典を新設したというお知らせです。医療相談アプリLEBERを来年3月まで無料で利用できるほか、クラウド会計ソフトfreeeの利用サポート、法律相談、経営相談の4つのサービスを一挙追加しました。

詳細を本日のトップニュースに記載しましたので、徹底活用していただきたいと思います。

ピティナ・コンサートページリニューアル

2021/04/22 執筆:専務理事 福田成康

ピティナのウェブサイトには以前から後援対象のコンサートを検索できる仕組みがあります。

ぶらあぼ、ぴあ、イープラスといった大きなサイトもありますが、ピティナがコンサートを紹介する意義も深いと考えています。

このたびコンサート情報ページはスマホでの検索がしやすいシステムを開発してリニューアルしました。利便性の向上で利用者が増えれば、コンサートの登録もますます増えることになります。今後は各地でのトークコンサートや公開録音コンサートの情報も加わります。

ピティナの強みは既存のデータベースを自由に運用できることです。演奏曲目をピティナ・ピアノ曲事典とリンクし、ピアニスト、作曲家、作品とコンサート情報の間を縦横無尽につなぐことを目指します。会員によるコンサートの企画や参加を奨励するためのアーカイブを作りたいと考えています。

ピアノ関連のコンサート活動を盛り上げるお手伝いができればと願っています。まずは「どんなコンサートが登録されているんだろう」とパラパラと観て頂ければ幸いです。

「コロナ禍の緊急支援」をありがとうございました

2021/04/15 執筆:専務理事 福田成康

このご時世では「苦しいのは皆一緒」であることは重々承知していましたが、一時はピティナは事業収入が例年の25%ほど(7割以上減)、赤字も最大で2億円が見込まれましたので「コロナ寄付」をお願いさせて頂きました。

この寄付は年度末の3月31日に締切りました。お陰様で400名以上の方々から総額1000万円を超えるご寄付を賜り、金銭的に救われたのはもちろん、皆様に応援されている実感が何よりも励みになりました。

皆様からのお力添えがあってこそ前に進んだプロジェクトがいくつもありました。本日のトップニュースでは、コロナ期に始まったプロジェクト一覧と寄付者名をご報告いたします。

引き続き皆様と共にピアノ教育、ピアノ音楽を振興して参ります。どうぞよろしくお願いします。

尾城杏奈さんのリサイタル開催

2021/04/08 執筆:専務理事 福田成康

第一生命ホールで行われた入賞者ガラコンサートでは、尾城杏奈さんがやむなく欠場となりました。入賞者コンサートは参加する皆さんが主役です。とはいえ、特級グランプリの記念演奏を行わないまま、次の夏を迎えるわけにはいきません。

幸いトッパンホールのご協力が得られましたので、急遽5月19日(水)に尾城杏奈さんによるリサイタルを開催します。 ガラコンサートで予定されていた共演者の方々のスケジュールも合わせて頂き、山縣美季さんとの2台ピアノの『ラ・ヴァルス』、弦楽器の精鋭、土岐祐奈さん(ヴァイオリン)・笹沼樹さん(チェロ)との室内楽も実現します。

尾城さんは、受賞してからの短い期間に通常コンサートの他、学校やキッザニアやキットカットといった企業での演奏や表敬訪問など、グランプリならではの役目を30回以上こなしています。これらの人生経験がきっと音楽に滲み出ることでしょう。一緒に今の尾城さんを聴きに行きませんか。

コンペ申込開始

2021/04/01 

4月1日、ピティナ・ピアノコンペティションの申込受付が始まりました。3月1日の課題曲発表から1か月、曲選びのために演奏を聴き比べ、譜読みを重ねた方がたくさんいらっしゃると思います。

ピアノ指導者と学習者の皆様には、これを年1回の「ルーティン」にして頂きたいと思います。選曲に必要な過程の一つひとつが貴重な学びとなります。

いつまでも若々しい人は「何才になっても新しいことをやり続けている人」と言われます。大人も子供も全く新しいことを始めるのはエネルギーが必要ですが、時に「やらされる」ことで自分の枠が広がります。ですから、新しい要素が含まれている挑戦を半ば強制的な形で習慣化することが成長の秘訣です。

2年ぶりの「コンペ」。今年は課題曲チャレンジも選べます。どうぞピティナとともに熱い夏をお迎えください。

入賞者ガラコンサートのYouTubeライブ

2021/03/25 執筆:専務理事 福田成康

第一生命ホールでの入賞者記念コンサートは、昨年は無観客となりましたが今年は入賞者ガラコンサートと名前を変えて実施します。座席配置は「市松模様」としつつ、お客様にも入っていただきます。ホールで直に音を聴くことにより、演奏者と時空を共有できる幸せが得られます。

一方、今年も行うYouTubeライブでは手元や演奏者の表情が見えるだけでなく、メッセージの書き込みを他の視聴者と共有できるなどのメリットがあります。特級グランプリの尾城杏奈さんは、コロナ感染の濃厚接触者(検査結果は陰性)ということでステージには立てなくなりましたが、YouTubeライブで出演していただきます。第1部と第2部の間に30分にわたって、初公開の映像を含む「尾城さん特集」をお届けします。

YouTubeライブでは「スーパーチャット」もできます。演奏中ならその演奏者、演奏中以外なら出演者の皆さんで、スーパーチャットで支払われた額の50%を分配します。演奏者への応援も兼ねて入賞者ガラコンサートを視聴いただければ幸いです。

6人のピアニストによる「課題曲聴き比べ!」企画

2021/03/18 執筆:専務理事 福田成康

コンクールでは点数によって結果に上下の差が出ますから「どんな演奏が正解だろう」と考えがちです。ところが音楽には唯一絶対の解釈はありません。だからこそピティナでは予選で5人、本選では7人の審査員がそれぞれの観点から演奏を採点し、その合計点で順位を決めます。

このような「音楽の競技会」には自分なりの解釈で演奏しつつ、審査員がどのような評価をするのかは「あとのお楽しみ」というスタンスでのご参加がおすすめです。

自分なりの解釈を作り上げるうえでぜひ参考にしていただきたいのが、6人のピアニストによる6通りの解釈に触れられる「課題曲聴き比べ!」企画です。

6種類の演奏の中から生徒さんに一番好きな演奏を選んでもらってもよいですし、ブラインドで演奏を聴かせて「ピアニスト当てクイズ」をやっても面白いかもしれません。どうぞ「課題曲聴き比べ!」を徹底活用していただければ幸いです。

すき間時間にeラーニング

2021/03/11 執筆:専務理事 福田成康

3/1-2に行われたコンペの課題曲説明会がeラーニングで閲覧できるようになりました。

便利に使っていただけますが、イベント当日という理由もなく、じっくり観る時間を確保するのは難しいかもしれません。そういう方のためにAudio Timeがあります。

スマホのバックグランドで音だけ聴けますから、家事をしながらでもセミナーが受けられます。スマホのアプリストアで「Audio Time」と検索してください。iPhoneとAndroidの両方に対応しており、アプリは無料。eラーニングご利用の方なら、ピティナマイページのアカウントでログインすれば音源ダウンロードできます。

また、生徒さんに課題曲を聴かせるなら、課題曲CDを購入してLesson Timeのマイレパートリーを活用できます。生徒さんには無料で聴いてもらえます。

課題曲を徹底活用して生徒さん一人ひとりの成長につなげて頂ければ幸いです。

コンペ活用のノウハウ集を作りました

2021/03/04 執筆:専務理事 福田成康

コンクール課題曲を先生と生徒のどちらが決めるのか。
教室の指導方針、あるいは生徒さんの性質などによっても異なってくると思います。

本人が選べば、曲に対する当事者意識が高まります。いっぽう上位入賞を目指すなら、長年のコンクール指導経験を持つ先生に圧倒的な知見があります。生徒さんの持ち味を客観的に見極めることもできるでしょう。

今回、全国の会員から2000名を無作為に選び、アンケートにお応え頂くことでコンペ活用のノウハウ集を作りました。そうしたところ、選曲に関しては「先生か生徒か」ではなく「先生が候補を絞って生徒に選ばせる」という、いわば「いいとこどり」が多いことが分かりました。

他にも「コンペ参加は先生から誘うか本人主導か」「コンクール準備期間に通常の教材をどのようにこなすのか」など、全国のピアノ指導者の知恵が詰まった特集を組みました。本日のトップニュースは必見です。

全国から集まったコンペ活用の知恵

2021/03/04 

コンクール課題曲を先生と生徒のどちらが決めるのか。教室の指導方針、あるいは生徒さんの性質などによっても異なってくると思います。

本人が選べば、曲に対する当事者意識が高まります。いっぽう上位入賞を目指すなら、長年のコンクール指導経験を持つ先生に圧倒的な知見があります。生徒さんの持ち味を客観的に見極めることもできるでしょう。

今回、全国の会員から2000名を無作為に選び、アンケートにお応え頂くことでコンペ活用のノウハウ集を作りました。そうしたところ、選曲に関しては「先生か生徒か」ではなく「先生が候補を絞って生徒に選ばせる」という、いわば「いいとこどり」が多いことが分かりました。

他にも「コンペ参加は先生から誘うか本人主導か」「コンクール準備期間に通常の教材をどのようにこなすのか」など、全国のピアノ指導者の知恵が詰まった特集を組みました。本日のトップニュースは必見です。

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