ピアノの練習時間に関するアンケート結果報告

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2024/02/22 執筆:専務理事 福田成康

多くの生徒さんはピアノ指導者が思っているよりも、よく練習をしています。

ピアノ上達のカギは練習ですが、その内容はブラックボックスでした。練習の成果を測るのはレッスンでの演奏の出来栄えです。そこで問われるのは多くの場合、練習量すなわち時間でした。「たくさん練習してえらいね」あるいは「もっと練習しなさい」という言葉がけになるわけです。しかし実は「練習の質」こそ大事だということがわかってきました。

現在、開発中の「hiketa(仮称)」では、自宅練習で取り組んだ内容を指導者が閲覧でき、練習プロセスが可視化されます。また、自主的な練習を支援するシステムのため、保護者もずっと付き添って練習に付き合うことなく、指導者も生徒の自宅練習が増えることで音楽表現により力を入れることもできるようになるでしょう。生徒、保護者、指導者それぞれに、音楽を通して豊かな人生が提供できるシステムとなるべく、開発を進めて参ります。

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