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「理想の響き」を共に創るパートナーシップ
ピアノを弾く方は、多くの場合、調律師が整えたピアノの響きを土台として、そこから自身の奏法で音色を奏でていきます。この前提となる音作りを調律師に「お任せ」するだけでなく、理想の響きについて対話を重ね、イメージを共有することもできるはずです。
例えば「オクターブ」や「ユニゾン」を整える際、調律師がどのような耳で音を捉えているのか。その感覚を少し知るだけでも、自分の音の聴き方が変わってくるかもしれません。
調律師が何を聴き、どう調整しているのか。その舞台裏を知ることで、表現したい音を言葉にしやすくなり、一緒に理想の響きを探していくことができます。調律師を良きパートナーとして捉え直すことで、日々のレッスンや演奏の場がもっと充実したものになっていくのではないでしょうか。
執筆:専務理事 福田成康
