パリ発ショパンを廻る音楽散歩

あとがき

2008/12/12
あとがき
Bon Noël !
 ショパンのパリでの軌跡を辿りながら当時の音楽事情に思いを馳せる、私達の長い散歩もようやく終わりを告げました。
 この連載を通して、19世紀というヨーロッパの歴史的変革期に、芸術の都として世界で最も光輝いていたパリという都市で、社交界の絶大なる支持を受けながらもそれに迎合することなく、独自のスタイルを追求していったショパンの作曲家としての姿勢を少しでも皆様に伝えることができましたら幸いです。
 パリを訪れる機会がありましたら是非、この連載を道標みちしるべに、今度は皆様自身の足でパリの街を歩いてみて下さいね。
~ 一年間お付き合い頂き有難うございました ~
*この連載は来春、ショパン社より「ショパンを廻るパリ散歩」と題して出版予定です・・・

中野真帆子
なかのまほこ◎4歳よりピアノを始め、10歳の時、NHK教育TV「ピアノのおけいこ」にレギュラー出演。ウィーン国立音楽芸術大学を経て、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティストを審査員全員一致で修了後、カナダ・バンフセンターにて研鑽を積む。ロヴェーレ・ドーロ国際音楽コンクール優勝をはじめ、アルベール・ルーセルピアノ国際音楽コンクール第4位、及びルーセル賞、マスタープレイヤーズ国際音楽コンクールピアノ部門第1位など、ヨーロッパ各地のコンクール入賞を機に、ソリスト・室内楽奏者としてアジア・カナダ・ヨーロッパの音楽祭に参加。帰国後はフェリス女学院大学音楽学部で後進の指導にあたる傍ら、国内外での演奏、各種コンクールの審査員、TV・ラジオへのメディア出演、音楽雑誌への執筆・翻訳など、多方面で活躍し、2016年秋に国連帰属の世界公益同盟より日本人として初めてのメダル受章。著書に『ショパンを廻るパリ散歩』(2009)、翻訳書に『パリのヴィルトゥオーゾたち』(2004)、『ショパンについての覚え書き』(2006)、録音にキングインターナショナルより『LIVE』(2015)、『ロマンチック・タイム』(2016)。◆ Webサイト
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