レッスン室拝見

第06回 Wings Music

2002/12/01
《INDEX》
1.商業音楽ベースでの指導とは?2.カッコイイアレンジをしよう その12.カッコイイアレンジをしよう その2
3.ニーズに合わせるレッスンカリキュラム4.アンサンブルを体験し、音の役割を感じよう5.進化する教室


1.商業音楽ベースでの指導とは?

当協会でもまだ数少ない、ジャズ、ポピュラー音楽を指導しているウィングス ミュージック。代表の山根翼先生は、国立音楽大学ピアノ科を卒業後、ジャズ界の巨匠、チャーリーバナコス氏にジャズピアノを師事。大学在学中よりキーボーディストとしてプロデビューしている。体系的な指導法のまだ確立されていない世界で、自分の代で終わ ることなく、指導者までも育てたいという信念を持って指導されている山根先生に お話を伺う。今回は、山根先生に師事し、現在は指導者の立場であるお二人の先生にもお越しいただいた。



Wings Music代表の
山根 翼先生

─ まず、山根先生が主宰されているWings Musicについてお聞かせいただきたいと思います。

山根:Wings Musicは、ピアノはもちろん、ヴォーカル、作編曲、DTMなどのコース もある総合的な音楽を学べるスクールです。 趣味の生徒さんから、生徒さんにオシャレな伴奏付けをしてあげたいというピアノ の先生、プレイヤーとして活躍したいという音大卒の方、プロミュージシャンとしてデビューしたいという夢をもった生徒さん等、幅広い方がいらしています。一番の特徴は、講師の先生が全員現場の第一線で仕事をしているプロだということではないでしょうか。


─ 第一線で仕事をされているプロに習えるというメリットは?

山根:やはり音楽の世界で仕事をする場合、ピアノの場合なども、1人じゃないことが多いんです。誰かと一緒に仕事をすることが多い。サロンコンサート、ブライダル、ディナーショーなどはソロも多いのですが、ほとんどの場合が、楽器との合わせになります。
だから、今学んでいる子達に、『現場感覚』を伝えて行きたいというのが昔からのポリシーでした。現場の中で起こる事をレッスンで常に体験するという環境を作っています。
これは私だけではなく、是非生徒さんにも将来現場もやりながら、指導をしてもらいたいと思っています。やはり教えることによって勉強になることがありますし、指導ベースで何を取り入れて行かなくてはいけないのか、ということもわかります。現場の仕事と指導、相乗効果ですね。そして常に現場で通用するレベルを保ちながら教えて行きたいと思っています。



左が武知さん、右が山中さん

─ 武知さん、山中さんお二人は、いつ頃からWings Musicに入会されたので しょうか?

武知:5年前からスクール情報誌でウィングスミュージックのことを知って、山根先生についています。


─ プロになりたいというご希望で入られたのでしょ うか?

武知:いえ。私は4歳から高校までピアノを習っていまして、テレビから流れている曲な どに自分で伴奏を付けて歌ったり、高校から作詞作曲を始めてオリジナルで曲を作った りしていました。ですので、音楽はずっと小さい頃から好きでした。スクールに入っ た頃も、趣味の延長線上で、音楽を一生楽しんで行ければという希望があったのですが、山根先生に出会ったことで、先生の教え方とかご指導していただいたことを学んで音楽の道を目指してやっていこうという気持ちに変わったんです。


─ 5年経った段階で、既に指導者として、またプロとして演奏活動をされていらっしゃいますけれども、5年間でプロになるというのは非常に早いという印象を受けますが。

山根:彼女の場合は、やりたこと、やれることがはっきりしていまして、もともと曲も自分で作っていましたし、歌もある程度歌えていました。ただ、作曲やアレンジはまだ一辺倒で、読譜、ピアノ演奏やリズムに弱い部分が多かったので、足りない部分を補充していくという感じでした。作曲能力、歌唱力がすごく良いなと思って、伸ばしてあげたかったんですね。
 いろいろなリズムで演奏出来ることが商業音楽ベースで仕事をしていく上で重要なのです。ピアノだと特に難しいのは、16ビートだのラテンだの、1人でもBeatを出していかなければならないことです。ノリ、リズムをどうやって出して、感じさせるか、そしてそれが自分の中に入っていなければならない。その他、プロに必要なことを伝えていきました。 スクール内での ライブを年6回やっていますが、他の楽器とセッションしたり、伴 奏したり、なるべく 実践的に対応できるような形で、商業音楽全体のことが見えるよう、色々な機会を作ってきました。




1.カッコイイアレンジをしよう その1

─ 山中さんはどのような希望を持ってここに入られたんですか?

山中:同じく5年前に始めました。自分が個人のピアノ教室を開きましたので、先生として、生徒にクラシックとは違うものも伝えられたらそれも良いなと思って。自分自身のスキルアップも考えています。


─ 主に何を習っていらっしゃいますか?

山中:ジャズ理論と、伴奏付け、編曲、即興などを含む、ピアノ一般です。


─ 指導に生かされていることなどありますでしょうか?

山中:やはりピンとくる楽譜とか、生徒さんの実力に応じた楽譜が見つからない場合には、自分の手持ちの本などから音をとったり、生徒の実力に合わせて教材を作ったりします。小さい子供には、ソロの楽譜でも、ちょっとリズムを打ってあげたり、伴奏をつけたりすると大喜びします。


─ ハイレベルな編曲というのが想像できますね。どのような方法で「編曲」を教えていらっしゃるのですか?

山根:楽譜をみたまま弾いて、かっこよくない、綺麗じゃないということがあるので、まずどういうアレンジをしたいのかイメージを聞いてそうしたいのだったらこんなアレンジ法があります、この理論でこういうやり方がありますよ、っていうのを1曲1曲増やしていきます。そうして何曲もやっていくうちにそのうちみなさん自分で できるようになります。



編曲したものを、毎回先生と相談しながら磨いて行く

─ 例えばコマーシャルソングを弾いてみたいという希望があれば、ピアノで弾けるようになるのでしょうか?

山根:そうです。その場ですぐにでも弾けるようになります。


─ メロディーとがわかっていれば、素敵な伴奏がつくということですね。

山根:まずそこから楽しく入り込めてしまえば、あれもこれも弾きたくなってしまう と思います。こちらもたくさん曲を知っていますので、「この曲好きだったらこん な感じの曲も好きなんじゃないか?」というのがわかりますので、好きな曲から入る方法で進めて行きます。


─ パターン化しているということなのでしょうか?

山根:そうですね。ある程度決まっていますが、勉強してもらうことは多いと思い ます。やりたいアレンジによってリズムが違う、曲調、テンポに伴って全部伴奏が違ってきますから。パターン化といっても100曲あれば100パターンあるということです。

山中:私は、始めた当初、楽譜がきっちり書いていないと怖くて一つも音が出せなかったんです。簡単な曲をポロッと弾いても、先生はかっこ良く聞こえるのですが、私が弾くとべったり、もったりした感じに聞こえるので、悩みました。


─ かえって楽譜の知識があるために入り込めないというのがあるのでしょうか?

山根:山中さんは、音大のピアノ科出身なので、ピアノを弾く技術は持っていらっしゃいます。ただ、感覚的に音を出すことができず、まねすることさえ怖がっていた時もありました。


かえって楽譜の知識があるために入り込めないというのがあるのでしょうか?どういう風にリズム感というのをすり込んで行かれたのでしょうか?

山根:第一段階は、音を出してもらわないと進まないので、耳なじみの曲を、「私だったらこういう風に弾きますよ」というものを弾いて、それをコンピューターで楽譜に打ち出してまずはそれを弾いてきてもらいました。そのうち聴音で音が採れるようになり私が弾いたものをMDに録音し、聴音してきてもらいました。
 次の週に、「何故こういうアレンジがはいってるんですか?」と質問が出てきます。そこで、「4小節目の終わりに、次に入るきっかけがあるから、こんなアドリブをいれたんですよ」というように理論的な説明をします。そのような積み重ねにより、自分でできるようになっていくんです。例えばアドリブをしてみたい場合、いろいろなアドリブのフレーズをたくさん練習していく、コピーしていくうちに、いつか誰でも自分でできるようになってしまうんです。山中さんの場合は、それを信じてくれなくて、最初は非常に苦労しました(笑)

山中:先生の頭の中がどうなっているのかが知りたくて。結局は1個1個理論として説明してくれないとわからなかったので説明をしていただきました。




1.カッコイイアレンジをしよう その2


印刷されたように美しく書き起こされた楽譜をチェック

山根:弾いてみるのが怖い人は理論でまず説明をします。感覚的な方でしたらこうですよ、といろいろ弾いてみてあげて、まねして弾いてもらうという場合もありますが、ただ山中さんの場合コードや譜面にないこと、それからリズムに対する抵抗感が強かったので、とりあえずこれを弾いてごらんなさいということが出来ず大変でした。
山中さんはたくさんのクラシック曲をたくさん弾いてきた。でもどんなにたくさんクラシック曲を弾いても、そういった曲が作れるようにならなかった、昔弾いた曲を今弾こうとしても覚えてもいないという経験が邪魔をしていました。
アドリブをたくさん弾いても、自分でアドリブできるようにならないと疑っていたと思うんです。でも今はコードを初見で見てその場で自分でアレンジして弾いていますね。


─ クラシックピアノを習っている方々は、楽譜に書いてないものを弾くという言う習慣は少ないですね。

山根:そう、習慣が無いですし、トライしてみるということにも、抵抗があったようです。


─ コピーというのはどういう方法なのですか?

山中:先生がひいたものをMDにとって、家で音をとって、全部譜面に書いてくるということからはじまります。最初は先生が弾いたとても短い、ちょっとほんの1つのフレーズでも分かりませんでした。

─ それを楽譜にとるというのはとても大変な作業ですね。

山中:はじめは大変だと思います。でもピアノをやってきたので、楽譜の知識はありますし、楽譜が好きなので、今はコピーすることは苦ではありません。

山根:山中さんは、音を聴く技術と楽譜を書く技術の力がすごくついたと思います。 ある時から、コピーして楽譜に書いていったものが自分の中に入ってきて、音の貯金と言いますか、それからできるようになってきました。そうなるまでは、ピアノの前で固まってしまって、何も弾けないんです。アドリブというのは、徐々にできるようになるというより、今までの貯金が溜まった頃、ある日突然できるようになる。一番苦しいときには、みんな死にそうな顔をしてやってきますね(笑)。でもレッスンに来ている生徒さんを見ていると、苦しいっていうことは頑張っているわけですから、「出口はもう少しだから、あなたには見えないかもしれないけれど、私にはあなたの出口が見えるから、だからもうちょっと頑張ってごらん」という精神的なケアもしながら。理論的にも体系的にも、私の中では道筋がありますので、それも伝えていくようなレッスンですが、とにかく何が今必要かという事を、感覚を使いながら進めます。その子によって登って行く道は違うけれど、目的地は一緒です。


─ 編曲が出来るようになるコツとは?

山根:編曲。ジャズ、ポップスに関してですが、それは体系と理論、背景等がある ので、それを1つずつこなしていくしか無いと思います。
ジャズ理論と、リズム、私の持っているアレンジの方法を伝えることと、後は自分 でライブや曲作りの経験を積むことで、1つ1つ身に付けていってもらうのが、遠い ようで結局は早い道かなと思います。


─ 具体的にはどのような形で進められるのですか?

山根:例えば、「みなさんどういう曲を今弾きたいですか?」ということから始まれば、まずその曲を編曲しましょう、コードをまず勉強しましょう。私はソウルが好きで、ソウル風にしたいの。では、ソウル風だったらこういうようなアレンジのやり方をします。という感じです。あとは、ミュージシャンによってスタイルがあるので、●●風にしたいなどという希望を聞き、また●●風というのがわからない場合は、ヒアリングすると大体私の方でわかるので、求められているものを提案して行きます。


─ 例えば、レッスンでやった曲はできるようになると思いますが、他の曲でもアレンジできるようになるのでしょうか?

山根:パターン化ですね。8ビートだったら、こういう風に弾きます、ボサノバだったらこういう風にやりますというと、自分たちでできるようになってきます。

─ やはり、ポピュラーの体系を網羅的に勉強している先生に習うのが良いということですね。




3.ニーズに合わせるレッスンカリキュラム

山根:巷には、ポピュラーの楽譜はいっぱいありますが、うまくまとまっている本 がとても少ないと思います。クラシックのように体系化されていないので、ある意味閉鎖的で発展して行かない部分があったと思います。いままで業界では、現場の人は現場しかやらなかったので、人に触れて行かないし、体系にもなっていないということがあったのですが、それでは、蓄積されてきたものが、自分の代で終わってしまうと思うんです。非常に分かりやすい方法、レッスンカリキュラムがあるので、いずれ体系化して本にして、伝えて行きたいという気持ちがあります。
譜面で 良いアレンジが少ないというのは残念なことですが、それにかけられるお金がなかなかないという業界の現状です。でも、やる人が増えれば変わりますよね。クラシックというのは昔だとその時代には、クラシックではなかったわけですよね。その時代にはその時代の音楽だったわけで、それから進化していないものはクラシックといわれている。音楽人口が増えて行くためには、新しいものも取り入れていかないといけないですし、現代の感性をとりいれた音楽を伝えていけたら、可能性が広がるのではないかと考えています。


─ 今は先生が持っていらっしゃる大きな体系を生徒さんに合わせて取り出していってあげるような感じですか?

山根:そうですね。大きなシステムが私の中にあります。得意なものがある子はそっちからやった方が良いと思いますし、その子の特性を生かしたものを伸ばしてあげたいという気持ちです。


─ レッスンのカリキュラムというものはあるのでしょうか?

山根:そうですね。ありますね。やはり音楽といってもクラシックのように譜面や理論書に全てが書いてあったりはしません。なっていないことが多いんですね。作っていくときも、譜面がクラシックのように書いてあるものはなくすべてコードしか書いてなかったりします。まず8ビート、16ビートなどリズムを付けて、それからそれに 対するコードづけができる、アレンジを、もっと格好よくするためにはどうすればいいんだろう?こっちのコードの方が合うのでは?というディスカッションをしながら進めています。ジャズ理論と作曲技法、ピアノのレッスンを合わせてやっています。


─ 本当に総合的にご指導されていらっしゃるんですね。


Wings Musicには、最新機種の機材のほか、録音スタジオも完備

山根:教えていく理論と体系は決まっています。その生徒の得意なところからアプローチして、結果的に、作曲もできるし、アレンジもできるし、ポップスも弾けるしという形になります。

山中:今までの経緯ですと、生徒のニーズに応じて、作曲のコースができたり、作詞のコースができたりみたいな感じでいつも応えてくださいます。その中身もだんだん進化していっている感じです。

山根:時代の流れというのもありますよね。だからコンピューターもプロツールスという、プロユースでも最新のものを取り入れたり、レコーディングも今は殆どコンピューターでやるんですが、生徒さんもプロと同じレコーディングをできる体制が整っています。ライブからレコーディングまで現場で活躍したい人は、それに全部対応する。そのしくみが、若い子たちにとっては必要だと思います。現代はこんなに良い環境で誰でも音楽ができてしまします。。昔は、バンドがいないと音の再現は出来なかったんですが今はコンピューターで何でも出来てしまうんです。




4.アンサンブルを体験し、音の役割を感じよう

─ Wings Musicでは、ライブを主催されていると伺いましたが。

山根:年6回のライブを行っています。発表の場に出ていただくということは、歌の人がいたら、この人の伴奏をしてあげてくださいとか、3人でセッションしてくださいというように、その曲を仕上げていかなければならなりません。人の伴奏なども良い経験になると思います。誰でも、自分の興味には偏りがあると思うので、違ったジャンルの曲を頼まれたりすると、新しい視野が見えたり。
更に、ピアノの方は「歌心」が足りない方が多いのですが、合わせものを勉強すると、伴奏に徹するところ、ソロの時は前へ出るなど駆け引きがあります。セッションでは、クラシックと違い、そこで繰り返さなかったら間違いというようなことはありません。合図で二人が終われば、それが正解。合図と音で表現する経験も積めます。人と一緒だからこそできる勉強であると思います。


─ お伺いしてびっくりしましたが、山根先生ご自身、ピアノ科ご出身にもかかわらず、ボーカルも教えていらっしゃるんですよね。

山根:はい。ソウル系のものやミュージカル系など、ジャンルによって発声が変わってきます。歌の伴奏をするのであれば、歌のことを知り尽くしているくらいでないと、やはり難しいと思います。あとは、ピアノはオーケストラを表現できる楽器なので、ピアノを「ピアノ」としてみないで教える場合があります。ピアノをやっているのなら、ピアノだけを学べば良いんじゃなくて、総合的に、歌の人と一緒になったり、リズム楽器の役割を果たしたりすることをお勧めします。全部ピアノ1台で弾く時に反映されます。


?ピアノソロのときにもイメージできるし、ピアノがいろんな役割を持つということですね。

山根:ドラムを知ることによって、ピアノの伴奏の入れ方が変わってきます。ギターのイメージをイメージ弾くことによって、ボサノバっぽい、ギターのようなピアノの音になります。ボーカルの人と合わせることによって、歌っているピアノを弾ける、ベースの音を知っているからベースの音がピアノで出せる。いろんな楽器を知ることによって、いろんなことが生きてきますね。


─ だからこそ、他の楽器と合わせることを勧めていらっしゃるんですね。

山根:そうですね。「ピアノの左手」としか考えられないと思いますが、それが変わってくる。この曲では、ピアノの左手ではなく、ここはベースで、これは伴奏なんだということを感じることができるようになります。そうなると出てくる音色も豊かになります。結果としてピアノをソロで弾いてもレベルが変わってくるんです。




5.進化する教室

─ 今までお話をお伺いしたお二人以外に、どのような生徒さんがいらっしゃいますか?

山根:うちのスクールでは、高校生?40代くらいの方が多いです。最初はピアノで入ってきますが、みんな楽しそうにやっているので、一緒にDTMや作曲、ジャズも、いつの間にか始めていらっしゃる方は多いですね。


─ あなたはこれ、という壁を作らないということですね。

山根:私がそうだったんです。やりたい、やりたい、といろいろやってきた結果、今があるのですから。何でも可能性があると思いますので、はじめに枠を決めない。


─ クラシックの方もいらっしゃるんですよね?

山根:クラシックも弾きたいけれど、ジャズも学びたいという方は多いです。レッスンでは、30分はクラシック、30分はジャズという方もいらっしゃいますよ。本人は両方やりたいんです。考え方とリズムが違うので、教える方も頭を切り替えないと・・・。(笑)お子さんにしても両方やるんです。3歳くらいの子供にも、ポップスとクラシックを両方取り入れたりします。子供は柔軟なので、感覚でアドリブのようなものを作ってくれたりします。そのまま伸びていけば、自由に作り出すことがことができるようになる。

個性豊かな生徒が多いです。ライブに出る生徒にも、ちゃんとファンがいたりするんですよ。(笑)


─ 一人一人に対応できるように、先生側が色々な引出しを持っていらっしゃるんですね。最後に、武知さん、山中さんお2人にお伺いしますが、山根先生にお会い出来て、良かったと思うことはありますか?

武知:全部かもしれないです。人生変わるくらいの大きい出会いだったので、目標でありつづけたいと思います。これからもずっと。これからはいっぱい吸収していきたいと思います。

山中:5年になりますが、これだけ先生から色々なことをもらったから、先生の残りが少なくなっているかと思いますが、先生自身もまた進化していて、どんどん興味の湧いてくる存在なので、これからも続けていきたいなと思っています。



ピティナ編集部
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