ショパン物語

第119回 パリの情勢

2008/06/27
ショパン物語 第119回

1、パリの2月革命当時、フランスでは大銀行家、大地主、資本家が政治や経済を牛耳るブルジョワ支配体制で、国民の多くは政治に参加できなかった。凶作による食料危機、インフレ、金融不安があり、国際的に経済恐慌も起き、国民の不満が高まった。
3日間の流血戦の末、共和制の臨時政府が樹立、普通選挙制、言論の自由、植民地奴隷制の廃止などを宣言した。
共和主義のサンドは、新しく樹立された共和制政府を支持し、新聞や雑誌に盛んに寄稿したりして、執筆を通して政治活動を行っていた。


林 倫恵子(はやしりえこ)

漫画家・ピアノ指導

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