【実施レポ】心で聴く、想いを弾く、音で対話する レッスンを(春畑セロリ先生)

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2016/02/15
心で聴く、想いを弾く、音で対話する レッスンを
春畑セロリ
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2016年1月29日(金)銀座山野楽器本店にて春畑セロリ先生をお招きし、「心で聴く、想いを弾く、音で対話する レッスンを」という題で講座が開催されました。

オリジナルのレジメをご用意いただき、「できるかな ひけるかな」シリーズの5冊の解説をしながら、リズム遊び、和音の楽しみ方、読譜のしかた、即興の楽しみ、表現力のそだて方を、セロリ先生のテンポのある楽しいトークで具体的にご紹介いただきました。
遊びをたくさん取り入れた内容で、ピアノが好きな子にも苦手な子にも、まじめに練習する子にも練習しない子にも、 コンクールに出たい子にも嫌がる子にも、プロになりたい子にもそうでない子にも、頭が柔らかい子にもカタい子にも、また、先生方にも役立てる教材という印象です。
レッスンにすぐ使える、ユニークで独自のアイディアが詰まっており、受講者の興味をひくお話でした。

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ピアノの先生は指導に際し、"指のかたち"、"曲の背景""正確に弾くこと"などに意識が偏りがちですが、「どんな弾き方でも、失敗や間違いではない」 「こう弾かなければならないという答えはない」 と、肩の力を抜いて、もっと広い視野でとらえて子供たちの感性を育てることに目をむけるべきと、セロリ先生は語ります。
そのためには、「先生自身が感性を研ぎ澄ませることが大切」との言葉に感銘を受けて、先生方に音楽を楽しむことの本質を再確認させていただけました。

Rep:ピティナ銀座支部 加瀬野伸一
 

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