ロン・ティボー国際コンクール レポート

審査員の先生方に聞く -田村響さんの優勝を受けて

2007/10/29

田村響さんのロン・ティボー国際コンクールピアノ部門優勝の印象を、審査員の先生方に伺いました。

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発表直後、少し照れたような表情で。

アルド・チッコリーニ先生(審査員長、イタリア)
「彼は本当に素晴らしかったですね。見事なテクニック、素晴らしい音色、そして何より音楽性が高く、音楽があふれ出てきます。将来が本当に楽しみなピアニストです。」
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ホアキン・ソリアーノ先生(スペイン)
「ヒビキは素晴らしい。彼の演奏には、音楽の全てがあります。個性、知性、何より、音楽に取り組む意味が音に満ちています。弾いていない瞬間(休符など)に、彼の腕の中には音楽が広がっているでしょう?それが何より素晴らしい。全てのラウンドで、私は彼の演奏が大好きでした。」

ニコライ・ペトロフ先生(ロシア)
「1位の田村、2位のKIM、この二人は本当に素晴らしい、祝福されるべき才能でした。おめでとう、と言いたい」

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審査員長のアルド・チッコリーニ先生(中央)、フランスの副審査員長フランス・クリダ先生の祝福を受ける

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日本からの審査員・海老彰子先生、フランスの副審査員長ジャン=クロード・ペヌティエ先生に祝福されて


ピティナ編集部
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