2009浜コンレポート

浜コン:2次通過者発表!尾崎有飛さん、加藤大樹さんビデオインタビュー

2009/11/15
11月15日(日)、2次予選の全ての演奏を終了した後、3次予選(セミファイナル)へ進出する12名が発表されました。

16 フランソワ・デュモン(フランス)
81 アレッサンドロ・タヴェルナ(イタリア)
62 野木成也(日本)
4  アン・スジョン(韓国)
55 ジェームス・ジェウォン・ムーン(オーストラリア)
10 チョ・ソンジン(韓国)
7  チャン・ソン(韓国)
32 加藤大樹(日本)
64 尾崎有飛(日本)
29 ホ・ジェウォン(韓国)
20 エルマール・ガサノフ(ロシア)
36 キム・ヒョンジョン(韓国)

3次予選(セミファイナル)は、1日お休みを置いた後、17日(火)18日(水)の2日間にわたって行われます。スケジュールは公式サイトのこちら

日本からは、2次に参加した野木成也さん、加藤大樹さん、尾崎有飛さんの3名ともにセミファイナルへ進出するという快挙。また、韓国勢は5名がセミファイナル進出、うち4名が韓国国立芸術大学(カン・チュンモ先生門下3名、イム・チョンピル先生門下1名)と、勢いを感じさせます。

特級入賞者のお二人にビデオインタビューしました。






海外から出場のセミファイナリストにも喜びの声を伺いました。

デュモン2次発表
フランソワ・デュモンさん(フランス)
「嬉しいです。何しろ、コンクールの結果というのは、僕らにはどうにもできないものですからね。浜松が気に入りましたし、日本の人々が大好きですから、まだ少しいられるというのも嬉しいです。セミファイナルは、なるべく異なるスタイルの曲、ドイツの古典としてベートーヴェンのソナタ、フランスのドビュッシーの前奏曲を少し、そしてロシアのムソルグスキーと、異なる種類の音楽を選びました。
また最初の演奏者ですが、今度は10時半からじゃないので(注:セミファイナル1日目は13時30分開演、2日目は10時30分開演)、ちょっとほっとしているよ(笑)」

野木成也さん2次発表
野木成也さん(日本)
「とても嬉しいです。3次までまだ少し時間がありますので、急いでまた練習しなくちゃ。僕のセミファイナルの選曲は面白いですよ。日本の作品(武満の雨の樹素描II)も入れていますので、楽しんでいただきたいです」

アンスジョン2次発表
アン・スジョンさん(韓国)
「もう一度弾かせていただく機会をもらえて、とても嬉しいです。次のステージに向けて、ベストを尽くします。セミファイナルは、大好きな曲を並べて気に入っている選曲です。楽しんでいただけるように演奏します」

ムーン2次発表
ジェームズ・ジェウォン・ムーンさん(オーストラリア)
「驚いていますよ。何しろ2次では僕は1曲エチュードを弾けませんでしたから(注:演奏時間超過で、ラフマニノフの練習曲を丸々1曲弾いていない)。でもとても嬉しいです。セミファイナルは、コンクールということではなく、コンサートとして楽しんでもらえるようにプログラミングしていますので、楽しんでいただきたいです」

チョソンジン2次発表
チョ・ソンジンさん(韓国)
「発表に緊張していましたが、とても嬉しいです。セミファイナルでも良い演奏ができるように、頑張って練習します」

ホジェウォン2次発表
ホ・ジェウォンさん(韓国)
「通過できないと思っていたので、とても嬉しいです。私の大好きな作曲家はシューマンなので、2次で弾いたシューマン(謝肉祭)が審査員に受け入れられたというのは大変有難いことです。セミファイナルも、シューマンのクライスレリアーナを中心に組んでいます。シューマンをまた弾くことができるので、楽しみたいと思います。」

セミファイナルは、1日の休みを置いて、17日の13時30分から開演します。


ピティナ編集部
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