第28回 望月玲子先生

2008/04/16 | コメント(0)  | トラックバック(0)  | 
松本城

サイトウキネンフェスティバルの開催地としても有名な長野県松本市。
そこにちょっとかわった面白い先生がいます。子どもたちはその先生のことを「モッチー」と呼びます。

平林先生(左)・望月先生(右)
平林先生(左)・望月先生(右/詳しいプロフィールはこちら
モッチー先生は皆の喜ぶ顔を見ることが一番の幸せとよく言います。
モッチー先生は音楽で皆を幸せにすることが私の一生の仕事と、365日そのほとんどを周りの人たちと過ごす時間に費やされます。先生の中での幸せは自分一人が幸せになることではなく皆と一緒に幸せになること。相手が喜びそして自分が喜ぶ、沢山の人々とかかわることが大好きな先生です。だから先生の周りにはいつも沢山の人がいます。下は1歳の赤ちゃんから上は70代の実年の方々まで、幅広い年齢層の方々と一緒に、地域に根づく音楽活動を展開しています。そんなモッチー先生こと望月玲子先生を、先生と一緒にお仕事をさせていただいている平林千枝がレポートします。

《INDEX》
1.光の音との出会い2.実年ピアノを楽しむ会3.プレリトミック教室4.子どもたちのピアノ教室
5.卒業コンサートは感謝の会

● 多くの仲間の先生方とともに音楽活動を展開!

寺島信野子先生、近藤恵子先生、平林千枝先生、吉田恵美子先生、望月玲子先生
寺島信野子先生、近藤恵子先生、平林千枝先生、吉田恵美子先生、望月玲子先生

「地域で活躍できるように、ピアノの先生たちをサポートすることが大好き」と言う望月先生は多くの仲間の先生方と一緒に各方面で音楽活動を展開しています。「一人で仕事をするより仲間と一緒の方がだんぜん楽しいし、一人じゃ抱えきれないことも仲間がいることで助けてもらえる。大勢集まればいろいろな知恵も出るし、それぞれが得意分野のことを持ち出すこともできる、孤独になりがちなピアノの先生たちだからこそ、横のつながりを大切にしたい」と望月先生は話します。困っている人を見るとほっとけない性格で、「あなたにも必ずできるから一緒に活動しよう」「わからないことやできないことはできるまで一緒に頑張るから、さあ!やるよ!」そんな風にいろんな方をお誘いし、お付き合いが始まる、そういった出逢いを通じて音楽仲間をいっぱい増やして、積極的に仕事に取り組まれています。



実年ピアノを楽しむ会

実年ピアノを楽しむ会
実年ピアノを楽しむ会
実年ピアノを楽しむ会

松本市と伊那市を拠点に展開している「実年ピアノを楽しむ会」は、望月先生など合計6名の先生方がその指導に当たっています。月に2回のレッスン日には、レッスン会場である公共施設に平均年齢50歳以上の生徒さんたちがぞくぞくと通ってきます。グループレッスンに使うキーボードは、指導者たちが持ち寄ってあらかじめ用意しておきます。
生徒5~6名に対し講師2名が担当し、キーボードを使った基本練習、グループ全員でアンサンブルの練習をしています。流行曲や映画音楽、ポピュラーミュージック、歌謡曲など、弾きたいと思う曲や満足できる曲を選択して楽しんでいます。別室でピアノの個人レッスンも受けられます。大人の生徒さんたちはだれもがとても練習熱心で、ご自身の「ピアノを弾きたい」というお気持ちを大切にされていらっしゃることから、どんな曲を弾いてみたいのか等、お聞きしながら、生徒さんたちの要望に沿ったレッスンを取り入れています。
6名の指導者は、それぞれの担任クラスを行き来し、見学し合い、それぞれの指導法の良いところを取り入れています。また、キーボードアンサンブルが好きな先生、ソロ演奏が好きな先生など、講師の持つそれぞれの個性や得意分野をお互いの指導に生かしています。
また、この会は実年の方々がピアノを楽しむ会というだけでなく、楽しい交流の場や、仲間作りの場にもなっています。毎年12月には松本・伊那教室合同でクリスマス会を実施し、ホテルでお食事をしながらピアノや他ジャンルのアーティストの演奏を聴く機会を設けたり、春のお花見会や忘年会、新年会を楽しんだりと、先生と生徒さんたちが一緒になって楽しめるような企画が年に何回も行われています。この会は実年の方々がご自分なりのペースでピアノに向かい、発表会やイベントに仲間と参加し楽しむことのできる生涯学習の場所なのです。


● 実年ピアノを楽しむ会のなりたち

今から十数年前、それまでは子どもたちだけに指導されていた望月先生ですが、ある時実年の方々が生き生きとピアノを弾いていらっしゃることを知りました。ピアノを弾いてみたい、学びたいという大人の方はまだまだいらっしゃるのだろうと、手探り状態から徐々に体制を整え、実年ピアノに共感された地元の先生方6名と一緒に会を発足させました。実際に「小さい頃ピアノを習いたかったが、経済的理由で無理だった」「子どもが嫁いだ後に我が家に残ったピアノ。今度は自分が弾いてみたい」などという理由で入会される方が増え、現在では多くの大人の生徒さんがピアノを楽しんでいらっしゃいます。

上條さん

実年ピアノを楽しむ会の生徒さんで、2007年にPTNA指導者検定の初級に合格した上條三枝子さんにお話を伺いました。上條さんは、5、6歳のころからピアノに親しんでこられましたが、50歳を過ぎ、「もっと深く真剣にピアノと向き合いたい」と考えていたところ、ご主人のご実家のある松本で縁あって実年ピアノの会の存在を知り、入会されました。上條さんはお住まいのある横浜市から月1、2回松本に来られ、望月先生のお宅で個人レッスンを受けていらっしゃいます。横浜のご自宅にはアップライトピアノを、松本市のご実家には防音の部屋にグランドピアノを置き、08年のPTNA指導者検定の中級を目指して練習を積まれています。
上條さん「望月先生は、はっきりと大きな声で元気いっぱいレッスンしてくださいます。先生が何回もわかるまで弾いてくださることが、言葉以上の理解につながっています。良質な音を作るレッスンは楽しく、また厳しく、音楽する喜びを知ることができます。この3年間で上達していることを実感できました。学び、また努力すれば何歳からでも向上すると感じています。夢の実現です。実年ピアノの会では、初めてピアノを習う方々があこがれの曲に近づいています。迷っている方は思いきって始めてみるとよいと思います。自分で弾くのは思っている以上に楽しいですよ。」


*****実年ピアノを楽しむ会の生徒さんからモッチー先生へのコメントをいただきました*****

■ おんちババさん
「先生方がとても親しく指導してくださるのが良いです。個人レッスンだけだと気が重くなりますが、仲間とキーボードでアンサンブルが合うと楽しいです。また1年に1回の発表会や、お泊まり会をやっているところも楽しみです。音符が読めなくても、何も弾けなくても大丈夫なので、これから始めたい方は迷うことなく来てほしいです。」

■ 鎌倉幸代さん 58歳
鎌倉幸代さん 「子どものころからのピアノが弾きたいという夢が叶い、楽しみながら自分の弾きたい曲に挑戦しています。壁にもぶつかりますが、できた時の喜びはそれ以上です。妹と2人で個人レッスンも受けていますが、先生を巻き込むように楽しくやっています。母の介護をしていますが、ピアノに打ち込むことでストレスも解消します。」

■ 加藤京子さん 73歳
加藤京子さん 「基礎からのわかりやすい指導で、グループの人が全員弾けるようになるまで、何度でも繰り返し練習しています。先生は質問には何でも答えてくださり、楽しく勉強ができます。誰でも大丈夫。すぐ片手でメロディーが弾けるようになります。部屋の片隅に置かれたピアノも喜びますよ。」


■ 有賀真弓さん 57歳
「とても良い先生に恵まれて嬉しく思っています。覚えの悪い年齢になった自分たちに、わかりやすく根気よく指導していただき、ありがたいと思います。子どもしか習えないと思ったピアノが、いくつになっても習うことができ、素晴らしいことだと思います。発表会には、少し難しい曲も弾けたらいいなと思っています。」

■ 熊井重良さん 69歳
熊井重良さん 「家にあるピアノが使われていないうえに、ボケ防止に良いと言われ、通い始めました。思うように上達していませんが、楽しいです。生活に変化(メリハリ)ができました。皆さん明るく一生懸命教えてくださり、良い友達もできました。あまり固く考えず、とにかく教室に行って続けることがいいですね。」

■ I.Sさん 55歳
ISさん 「できないだろうと思っていた、両手でピアノを弾く(左右違う動きをする)ことができるようになって嬉しいです。望月先生をはじめ先生方が明るく、「大丈夫、弾けるようになるわよ」というオーラを発してくださり、元気をもらっています。一人ひとりのレベルに合わせ、根気よく丁寧に教えてくださり、本当に頭が下がります。」 実年ピアノを楽しむ会

★指導者仲間・吉田恵美子先生のコメント
「望月先生はパワフルでアイデアが豊富で常に新しいことを考えている起業家タイプの方です。また、人とのコミュニケーションがとてもお上手で、初対面の方でもすぐに打ち解けて話ができるなど、とても不思議な魅力をお持ちの方です。」





プレリトミック教室

リトミック教室

音楽の入口として、音楽や楽器の楽しさを知ってもらいたい、音楽の根っこを拡げたいと、望月先生はお仲間の先生方と一緒にリトミックの指導にも積極的に関わっていらっしゃいます。公共的施設のひろ~いホールで未就園児&ママ対象に定期的に開催しているリトミック教室には、小さいうちから生のピアノの音に親しみ、音楽に興味を持ってほしいという親御さんと子どもたちが通ってきます。参加しやすい気軽な料金設定で、親子が一緒になって音楽に親しめることも人気の理由の一つなのかもしれません。
また、望月先生はリトミックの指導者の育成にも力を注いでいらっしゃいます。先生から指導法を学んだ先生方で構成する「リトミックティーチャーズクラブ」は、公共施設や子育て支援施設などでのリトミック教室への派遣要請を受け、指導に当たっています。


増澤佳奈先生、西村美知子先生

★指導者仲間・増沢佳奈先生のコメント
「先生の第一印象はすごいパワーとオーラの方!でした。次々と出されるアイデア、音楽に対する姿勢、時には厳しく、時には優しく笑って『テキトー』と言ってくださるチャーミングな面、すべて魅力です。人生について熱く語られる時は、考えさせられることがいっぱいあります。」




子どもたちのピアノ教室~「誰でも絶対できる」先生は不思議なパワーの持ち主

子供集合2007年はなんと8名の生徒をPTNA全国大会に送り出しました。ご自身も指導者賞を18年連続受賞され、ますます指導に磨きがかかっています。そんなモッチー先生、子どもたちやその保護者たちから、絶大な信頼と人気を集めていらっしゃいます。その人気の秘密は...?どうやら、明るくておおらかなモッチー先生の前向きなキャラクターと「誰でも絶対できる」という熱い想い溢れる指導、そしてレッスン後のハグ(ぎゅーっ)と言っていたのはどなただったか...。とにかく、そういう方なンです。


モッチー先生のそばで仕事をしていると先生の「不思議なパワー」を感じます。「子どもたちを分け隔てなく、比べない。誰か一部の人間だけができることなのではなく、どの子も、誰でも絶対できると伝えたい」と先生はおっしゃいます。先生が、子どもたちの実力をうまく引っ張り上げてくれるのです。

子どもたちへはモッチー先生と内方先生、そして、私、平林の3人で指導に当たっています。個人教室の指導者ですから、生徒さんや保護者の方々に『○○先生に直接指導を受けたい』と教室に来ていただけるよう、日々研さんを積んでいます。具体的には、3人それぞれのレッスンを見学し合い、一人では気が付かなかったことに気づくことができ、自分にはない指導法を取り入れ、参考にするということです。また、音楽を通じて、子どもたちと深く関わって行く中で、人間としてどうしたらその子が最大限幸せになるかをいつも考え、良い点を出すよう心がけています。何事も3人で話し合いながら、チームワークの良さを生かして指導に当たっています。

内方理恵子先生
内方先生(写真左)

★指導者仲間の内方理恵子先生のコメント
「望月先生ほど生徒を想い、真剣に向き合う先生を見たことがありません。その姿勢は、私に対しても同じで、『あなたにもできる』という確信に満ちた温かい励ましの言葉を送ってくれます。幸福な人生を築くための手助けをするために日々研さんを重ねていきたいです。」


2007年の全国決勝大会進出者

生徒たち 上田 有希乃さんB級入選/米倉 令真さん A2級優秀賞/波江野 杏珠さん A1級銅賞 生徒たち 古畑 夏音さんA1級入選/小木曽 真理さん C級入選/三澤 文香さん 連弾初級A奨励賞受賞/唐澤 佑季さん B級ベスト35賞受賞/垣内 夕さん 連弾初級A奨励賞受賞

2007年以前の全国決勝大会進出者(一部)

生徒たち六波羅理子さん/宮下静香さん/竹村咲希さん/大塚智哉さん/伊藤菜穂さん/田渕柚子さん

望月音楽教室に通う子どもたちにモッチー先生について聞いてみました。抜粋してお届けします。

「望月先生のピアノはおもしろいです。光の音を教えてくださるからです。光がかがやく音は、きいている人がなみだが出るくらい感動する音です。でも、きれいな心でひかないと、光の音は出せないようです。今、先生はピアノを通じてすごいことをやろうとしています。光でみんなの心がきれいになるように、私も光の音が出せるようになりたいです。そして、どうにかなってしまいそうな今の地球を光でいっぱいにしたいです。望月音楽教室から世界中に光の音が広がるようにずっと先生についていきたいです。こんなステキな先生に出会えてピアノを教えていただける私は本当に幸せです。」
「先生は自分のためではなく、周りの人が喜んでくれるような演奏をしようね。それにはまず、身近な人から始めたらどうでしょうと言われました。一番身近な人は家族です。父母や妹、おじいちゃん、おばあちゃんが私の演奏を楽しみにしています。そして家族以外の周りの人は自分の名前を覚えてくれたり、親しくしてくれます。おかげで音楽の世界が広がりました。」
「先生は、たくさんのステージに立つチャンスを与えてくださいました。全国大会に出場が決まったときはとても喜んでくださり、毎日、何時間もレッスンしてくださいました。全国大会でピアノを弾ききった時に先生がかけてくださった『あなたのピアノをここで聴くことができ、とても幸せでした』そして、『頑張ったね』という言葉、あの時感じた達成感は今でも覚えています。」
「先生が東京のお店のフルーツパフェの話をしてくれた時、先生が話すと本当においしそうで、もし全国大会に行けたら絶対パフェを食べてくるぞっていう気持ちになりました。そんな楽しい雰囲気の中でレッスンは進んでいきます。私は練習をいっぱいしたごほうびに光の音がもらえると考えています。」
「先生はレッスン中ほとんど目をつむり私の音を聴いています。私の音と先生の音がどう違うか、私が気づくまで繰り返し弾いてくださいます。コンペの直前はここまで頑張ってきて、偉いね。私の音ってきれいでしょ、ステキでしょ、って思って弾いていらっしゃい。気持ちをらくらーくしてね。と勇気づけてくれました。緊張している私は、その言葉を思い出すと優しい気持ちになれるのです。」
「お客様たちが、聴いていて幸せな気持ちになるようないい音で弾くのが今のあなたの仕事だよ、と言われたことが何だか嬉しかったです。想像力や心の持ち方、表し方をたくさん教えていただきました。弾いている自分も楽しいし、周りの人も幸せな気持ちになるっていいなと思いました。」
「モッチーはいつも、キラリと光る音は聴く人の心を喜ばせるんだよとおっしゃいます。そして、私たちの手を取って、一緒に光る音を探してくださいます。いい音が出ると、今モッチーの心がうれしい!幸せ!って喜んでいるよ、と言いながらギューッと抱きしめてくれます。その瞬間、私たちの心も幸せな気持ちでいっぱいになります。モッチーは、ママたちにこう言います。ママが子どものピアノの一番のファンにならなくてどうするの!ママの心がけ一つで子どものピアノが変わるんだよ!と。モッチーのおかげで、ママたちもいっぱいほめてくれるようになりました。いつも味方のモッチー先生が、私たちは大好きです。」



卒業コンサートは感謝の会

スライド1
スライド2
スライド3

卒業コンサートは、望月音楽教室に幼少の頃から通っていた高校3年生の子どもたちへ、モッチー先生からのプレゼントとして、これから始まる新しい人生に踏み出す年に行われます。いつごろどんな練習曲に出会い、どんなステージを踏んで今まで頑張ってきたのか、いわばこれまでのピアノ史をスライドとトークで振り返るというもの。子どもたちにとっても、子どもたちを見守ってきた保護者や指導者たちにとってもかけがえのない思い出になるようです。また、在室生にとっては、継続することの大変さ、最後までやり遂げた素晴らしさを目の当たりにできる、貴重な機会となっています。卒業生は先生や保護者へお礼の気持ちを手紙と演奏に託し、在室生や先生方からは演奏や歌、花束などで送り出してもらう・・。まるで学校の卒業式や結婚式のように、これまでのピアノ人生を関わってきた方々全員と一緒に感謝の気持ちを共有する会なのです。

レッスン室拝見 第28回

光の音との出会い~望月玲子先生からのメッセージ

望月玲子先生

私は今ピアノの音に光を感じ始めています。ピアノの音が光に変わった瞬間とき、私の心は幸せに満ちたりて、自然と涙が溢れてきます。光の音を見つけることが出来た瞬間ときから私のピアノが変わりました。私の心も変わりました。
そして、何よりも子供達のピアノが変わりました。光の音には不思議なパワーがあり「よし、光の音を出すぞ」とか、「光の音を出したい」といった前向きに努力する気持ちが子供たちから自然に生まれ、毎日集中して練習が出来るようになりました。どうしたら光の音を見つけられるのか、光の音は私達に何をプレゼントしてくれるのか、光の音を聴いた人達はどんなことを感じるのか、子供達と一緒に考え子供達と一緒に練習します。その音を見つけられるまで根気良く、決して諦めずに・・・・・
私と一緒に光の音を見つけ出すことが出来た子供達は、光の天使となって聴く人達の心へその音を届け、聴いた人達の邪悪な心を取り去り、人間本来のきれいな心を思い出させてくれます。やがて世界は光の音を奏でる子供達の力によって幸せに満ち溢れた世界へを変わることでしょう。
光の音の存在を知った私の所には光の音がそっとやってきて私の耳元で優しくささやきます。その音でもっと皆を幸せにしなさいと・・・・・・・・


取材を終えて~平林千枝

平林先生

モッチー先生に初めてお会いしたのは11年前になります。私は音大を卒業して間もなくでしたので何もわからないまま先生の所へ来ました。先生は25年間かけて学んだ指導法の全てを惜しげもなく私に伝えてくれました。先生に追いつくことは到底できませんが、どうしたら先生に近づけるかをいつも考えながら11年を過ごしました。今ではたくさんの子どもたちに囲まれ、実年ピアノの講師としてもクラス担任を任されるようになりました。また、PTNAの指導者賞も6年連続でいただくまでになりました。そして昨年、ついに私の教え子が全国大会に出場することができました。
モッチー先生は「今自分の目の前にいる人たちのことを一番に考えていこうね。その人たちがどうしたら一番幸せになるかを考えようね」とよく言います。先生の中での幸せは自分が一番ではなく、周りの人が喜んでくれて初めて自分のところに幸せがやってくると考えています。私にも「千枝先生、一緒に幸せになろうね」とよく言ってくださいます。だから実年ピアノもリトミックも子どもたちのピアノ教室も、一人でやるのではなく沢山の人たちを巻き込み、その人たち全員と幸せになりたいのだと思っているのです。私も先生といて、いつも幸せをたくさんいただいています。明るい性格、くよくよしない前向きな考え、そんなこといつ考えてたの?と思う豊富なアイデアが次々と出てきて、皆をあっと驚かせます。またお料理やお掃除が大好きで、チャーミングな一面も持っていらっしゃいます。まさに、付き合えば付き合うほどいい味が出てくる...って感じの先生です。私が今まで知り合ってきた人の中で一番心が大きく温かい人間味ある先生です。まさに、モッチー先生の虜です。モッチー先生のパワーはこれからも全開で進むと思いますが、私も先生と一緒に周りの方々の幸せを一番に考え、先生をサポートしながら突き進んでいきたいです。





望月玲子先生 プロフィール

昭和音楽短期大学器楽科(ピアノ)卒業。望月音楽教室主宰。現在長野県松本市と南箕輪村の2つの教室で、3名の講師と共に子どもたちの指導に当たる。コンペティション、ステップ等へも積極的に生徒を参加させており、2007年度はA2級、A1級、B級、C級、連弾初級Aの各級にて8名が全国大会に出場、A1級銅賞、B級ベスト35賞、連弾初級A奨励賞等を受賞。本人は指導者賞18回受賞、トヨタ指導者賞受賞、優秀指導者受賞など。また、松本市内と伊那市内の2カ所で実年ピアノの指導も。主に会の事務局として持ち前の豊富なアイデアを生かし、教室運営、生徒募集、イベント等の企画を担当。ピアノの生涯学習を地域に広める役割を務めている。

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