ショパン物語

第096回 ソランジュの婚約

2007/07/13
ショパン物語 第96回

1、フェルナン・ブロー「慎ましく、純粋な田舎の紳士」とサンドは彼を評し、気に入っていたという。 ショパンも「教養があり、誠実な青年」とフェルナンを好んでいて、ソランジュとの婚約を喜んだという。
フェルナンは、最初はオーギュスティーヌに興味を持っていたらしいが、ソランジュが、自分のほうを選ぶようにと仕組み、思惑通り、フェルナンはソランジュのほうへ向くようになったという。
ソランジュは、母サンドの養女となったオーギュスティーヌになにかと嫉妬し、ライバル心をもっていたのでは、と推測される。


林 倫恵子(はやしりえこ)

漫画家・ピアノ指導

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