ショパン物語

第011回 社交界の寵児 

2004/03/12
ショパン物語 第11回

1、パリでの2回目の演奏会1832年5月20日パリ音楽院ホールで行われ、ショパンはホ短調のピアノ協奏曲の1楽章を、オーケストラと協奏した。
この時はパリデビュー演奏会ほど成功せず、「オーケストレーションが稚拙で、ピアノ演奏も音が貧弱」と批判された。
ただ、この演奏会では上流階級の人が多く集まり、ショパンの演奏は彼らの興味を惹いたのであった。

2、サロンで人気者当時の上流階級の人々は自分達のサロンに芸術家達を招いていた。
素晴らしい即興演奏ができるショパンは注目されるようになっていった。
また、ショパンは教養あるニコラ父さんにしつけられたおかげで、マナーも良く、紳士的で品を感じさせる控えめな性格が社交界の人々から気に入られ、受け入れられていったという。


林 倫恵子(はやしりえこ)

漫画家・ピアノ指導

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