【実施レポ】2019/06/06 赤松 林太郎先生セミナー(佐賀)

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2019/06/24
赤松林太郎徹底講座シリーズ もっと身近に ショパンエチュード
赤松 林太郎

2019年6月6日(木)に佐賀市文化交流プラザ交流センター エスプラッツホールにて赤松 林太郎先生をお招きし、「赤松林太郎徹底講座シリーズ もっと身近に ショパンエチュード」を開催いたしました。

去年の10月のセミナーに続いての講座となりました。今回も赤松先生の豊富な知識と経験に基づいた話で、セミナーにいらした方々もあっという間の2時間を過ごされたと思います。

まず、本題に入る前に、古典からロマン派の時代背景を話されました。ピアノの性能が向上したこと、段々ピアノを習うアマチュアが増えて作曲家兼指導者も増えたこと、それで練習曲が多く作曲されるようになったこと、また、パデレフスキ版とエキエル版のこと、最近はエキエル版が主流で今回もエキエル版をもとに講座がすすんでいきました。

ロマン派の奏法の特徴で、ペダルが『揺れ(ルバート)』を表現することに重要な役割があること、ペダルのふむタイミングや細かいペダリング、さらに、練習方法まで細かくレクチャーされました。(このホールはステージがあり、先生のペダリングもよく見ることができました。)
また、細かいパッセージをパールトーンにするための練習方法、オクターブのレガート、重音の弾き方、その指導方法なども盛りだくさんの内容でした。講義のなかでは先生のエネルギッシュな演奏。圧巻です!!

いつも赤松先生の講座に参加すると思うのですが、先生の音楽の読みが深いこと、話される全部がつながっていくこと、あっという間の2時間のなか、私たちに教えてくださる言葉は本当にわかりやすくて、楽譜の音符が生き生きとみえてきます。
今日聞いたことを早くピアノで試したくなります。感謝のひとことです。


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