【実施レポ】耳と心を研ぎ澄まそう(平間百合子先生)

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2014/06/01

WEB140526kitaosaka1.png5月26日(月) 数々のコンクールにおいて、たくさんの金賞受賞者を輩出し、数々の実績をお持ちのカリスマ教師の平間百合子先生をお招きして、千里ヤマハホールに於いて 北大阪ステーション主催『耳と心を研ぎ澄まそう』~小さな違いに気付いて感動を音に~ のセミナーを開催致しました。 素敵な平間先生のオーラを浴びようと週明けの月曜にも関わらず、地方からも新幹線を使って来られた指導者の方々もいらっしゃったりと、会場は、大勢の先生方で埋め尽くされておりました。

 

今年度のピティナピアノコンペティション課題曲(A1~D級)を主にして、例とする曲を加えた30曲をとても素敵な演奏と解説、レッスンでの生徒さんのエピソードを交えながらお話いただきました。
WEB140526kitaosaka3.jpg指導者としてのあり方。
耳と心を育てていきたい。
感じて表現できるように育てていきたい。
そのためには、生徒達へ、どう伝えていくべきなのか...

指導していくうえで、良い、悪いではなく、自分で、耳を澄まして聴いて感じ取ってほしい。
ペダルの踏み方一つでも、音の響き方が違うよ。
指の弾く角度によっても違うレガート奏法になるんだよ。
音が切れる瞬間、音がなくなる瞬間、一瞬一瞬を聴いて、違いを判断させる、気付かせる力をつけさせる。

やる気を出させる言葉の掛け方が大切で、説明だけでは、喜べない...
曲と向かい合い情景を思い浮かばせて、生徒と一緒に曲を作り上げていくこと、気持ちを演奏に表していく力を養い、良いものは、引き出していくよう心掛け、生徒と一緒に曲をつくりあげていくことが、大切なのでは...と仰っておられました。

様々なテクニックと、気持ちを演奏に表していくといった、平間先生の魅力がいっぱいの素敵なお話、お優しい笑顔、素晴らしいユーモアあふれる平間先生のオーラでいっぱいの二時間でした。

自分自身の力不足を目の当たりにし、少しでも平間先生のように笑顔の絶えない、楽しさの中にも、重要なことを伝えていけるたくさんの引き出しをつくって、未来ある子供達に本当の音楽というものを身につけさせてあげたい。
そんな指導者を目指してこれからも勉強していきたいとおもいました。

(Rep:ピティナ北大阪ステーション  衣斐和代)   

  

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