【実施レポ】幼児期の能力開発(石黒加須美先生)

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2013/04/05

2013年3月25日、前日ピアノ・ステップでアドバイスをして頂いた石黒加須美先生が
カワイ太宰府ショップにて親学の講座をして下さいました。
今回、前半はお子様にピアノを習わせていらっしゃるお母様のために、後半は指導者のために、
と2部に分けてお願いしました。

【前半】保護者のために
本当の意味で『かしこい子』に育てるために、親は何をしなくてはいけないのか、
年齢別に解説して頂きました。
特に「親と子供が共に育つ」では、子供が0歳=親も親になって0歳ということで、ずっと
子供と一緒に勉強し、豊かな楽しい人生を歩いて行きましょうということでは、本当にそうだな、
逆に子供から教わることの方が多いのかもと思いました。
そうやって親子でともに学び、子育ての目標は大学に入る18歳ではなく、むしろ社会に出て
一人前に活躍する年代の28歳に、という言葉も心に響きました。
社会に出て本当に必要な能力とは?
高学歴ではなく、人間性でということです。それがピアノを通して学んでほしいということでした。

【後半】指導者のために
「子供の可能性は無限大、全ての子供は伸びる力を持っています。」
この言葉を心にとめて指導者は子供の能力を引き出す努力をする、責任のある、しかし、
やりがいのある仕事だと言うことを感じました。
そのために子供の年齢別成長過程を簡単に解説して下さいました。私たち指導者の役目は
豊かな音楽体験をさせることによって色々な体の機能や心の発達を見守って行かないと
いけないのですね。
ピアノの先生は第3の大人になり、親とともに一人一人の成長に関わっていく大事な存在
だからこそ、身が引き締まる思いでセミナーを聞き終えました。
今回の講座はほんの一部分でしかないと思いますが、沢山教えて頂き素晴らしいと思いました。

(Rep:ピティナきやまステーション 天本みどり


          


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