【実施レポ】教室ブログでできること(山本美芽先生)

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2015/06/01
山本美芽先生のライティングセミナー
「教室ブログでできること」
文・松井美香(ピアノ講師)

日程:2015年5月22日
会場:カワイ厚木店

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5月22日、私は「ピティナ・ピアノ・セミナー『ブログを使うと、生徒募集がこんなに変わる!』」三回連続講座の第一回目「教室ブログでできること」という、山本美芽先生のセミナーに参加させていただきました。

私が美芽先生のセミナーに参加させていただくのは今回で三回目。今回はライティングセミナー入門編ということだったので、美芽先生からは事前に「美香先生はライティング初心者ではないので、今回は参加しなくても良いのでは?」と言われていたのですが、今回も迷うことなく参加させていただきました。と言うのも、美芽先生にお会いすると、必ず元気になり、「また次から頑張ろう」と思えるからです。今回の開催は神奈川県厚木市。神奈川在住の私にとって、比較的行きやすい場所ということもあり、ワクワクしながら会場に向かったのでした。

今回のセミナーは、まず先生方のお悩み相談から。自己紹介を交えて、ライティングに関してのお悩みをひとりずつスピーチしていきました。その中で一番多かったお悩みは、「ブログ記事を書くのが面倒。」というもの。また、「一生懸命書きたいという気持ちはあるのだけれど、とにかく時間がかかり過ぎるのでなんとかしたい。」というお悩みも多かったです。

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そこで、美芽先生のアドバイスは、「とにかく『書く』という作業に慣れる。そのためには、雑談的な話でもOK。「基本的には何を書いても自由」「ピアノのことばかり書こうとすると続かなくなってしまう。とにかく、簡単な内容でも良いので、継続して書くことが重要。とのことでした。

やはり大切なのは書く回数だそうです。たくさん記事をアップすると、検索にもヒットしやすくなり、生徒さんが教室を見つけやすくなるということをお聞きし、本当に勉強になりました。

また、興味深かったのは動画について。スマホ等で動画を撮り、ブログにアップしていくと、先生や教室の雰囲気が伝わりやすい。例え撮影に失敗したとしても、何度でも撮り直しができるので、お勧めだそうです。私たちももっと気軽に考え、チャレンジしてみるのも良いのかもしれませんね。

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そして、今回のセミナーで、私が一番印象に残ったこと、それは「気にしない」という言葉でした。文章を書くことで少し目立ってくると、「出る杭は打たれる」という諺にもあるように、不本意なことを言ってくる人も出てきます。が、それをいちいち気にしていたら何もできなくなってしまう。もちろん反省すべき点がないか謙虚に振り返ることは必要ですが、ネガティブな意見に振り回されない強さも大切。逆に「出過ぎる杭は打たれない」面もあるのです。私たちはその段階を目指しましょう!との美芽先生からの力強いメッセージに、私はなんだかとっても勇気が湧いてきました。さすがは美芽先生。多くのピアノの先生方の指針となる名言!と感心しました。美芽先生、いつも素晴らしいセミナー、ありがとうございます。

★次回の厚木ライティングセミナーの日程★
第2回 6月12日 http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2012299
第3回 7月31日 http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2012300

★山本美芽先生 最新セミナースケジュール は こちら

山本美芽

やまもと・みめ◎ 音楽ライター、ピアノ教本研究家。東京学芸大学大学院教育学研究科音楽教育専攻修了。中学校(音楽)、養護学校にて教諭と勤務したのち、執筆活動をはじめる。ピアノ指導者としても大学在学中から現在までレッスンを行う。  『ムジカノーヴァ』『ジャズジャパン』等の音楽専門誌にて、国内外の一流アーティストに多数取材。「もっと知りたいピアノ教本」(大半を執筆、音楽之友社)「21世紀へのチェルニー」(単著、ショパン)などを執筆、ピアノ教本についての研究をライフワークとして続け、多くのピアノ教本の著者・訳者に直接取材した経験を持つ。中村菊子、呉暁、樹原涼子などピアノ教本の著者・訳者からは厚い信頼を得ている。  2006年~2010年の間、夫の転勤のためアメリカ・カリフォルニア州在住。州立シエラカレッジにて単位取得。アメリカのピアノ教本事情を研究。帰国後、2013年より著書「自分の音、聴いてる?」(春秋社)をテーマにしたセミナー、また音楽指導者のためのライティングセミナーを全国各地で行う。  音楽教育学の知識と、音楽ライターとしてプロの音楽家・教育者との膨大な対話経験、自分自身のピアノ指導経験や子育て経験、ピアノ学習経験、全国のピアノ指導者との密接な交流から得た現場発の問題点など、理論と実践を融合しながらピアノ教育が進むべき道を先導している。
 現在ピアノを多喜靖美氏に師事。室内楽を多喜靖美、松本裕子の両氏に師事。2015年は東京・神奈川・名古屋・大阪にて、ムジカノーヴァとタイアップしたピアノ指導者向けライティングセミナーを開催予定。
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松井美香

東京音楽大学ピアノ専攻卒業。「勇気づけの音楽家」。2015年3月学研パブリッシングより出版の「あなたの想いがとどく~愛のピアノレッスン~」にて手記「ある教室のささやかなサクセスストーリー」を執筆。2014年3月より、学研「おんがく通信」にて「勇気づけのピアノレッスン」連載中。メルマガ【ピアノの先生のためのモチベーションアップ術】配信中。http://beast-ex.jp/fx3964/5
 25年間学んできた「アドラー心理学を音楽指導者向けのセミナー等で広める活動もしている。<HP>http://matsuimika-piano.net/


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