【実施レポ】目からウロコのピアノレッスン(多喜靖美先生)

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2014/08/13

WEB140804飯能_多喜2.jpg8月4日(月)9:30~15:30、多喜靖美先生による「目からウロコのピアノレッスン 教えて!多喜先生♪ ピアノ公開レッスン」を入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて開催致しました。小学1年生からピアノ指導者までの11名が受講、また、約30名のピアノ指導者の皆様が聴講してくださいました。

レッスンでは、多喜先生は、小さな生徒さんにも、「この曲、好き?」「この曲はどんな感じ?」「この曲は何拍子?」などと必ずお尋ねになり、曲をわかりやすく解説したり、その子の課題を瞬時に見極め、具体的な練習方法をご提示くださるなど、一人ひとりに合わせたレッスンを行ってくださいました。また、ピアノ指導者には、「自分で弾きにくさを感じる箇所」「どうしたいか?」など演奏者ご自身が感じている課題をお尋ねになり、それに対して、親身かつ適切なアドバイスをされるなど、大変わかりやすくまた充実した内容のセミナーとなりました。

昼食は近くの和食処に移動し、多喜先生を囲んでのお食事会となりました。聴講生の皆様が多喜先生にレッスン上の疑問点を質問されたり、また多喜先生ご自身の貴重なエピソードを伺ったりして、美味しくいただきつつ、楽しい時間を過ごすことができたようです。また、午前・午後のそれぞれの質疑応答の時間では、たくさんの質問があり、活気あふれる時間となりました。

WEB140804飯能_多喜1.jpgレッスンや質疑応答でのお話の一部をご紹介します。

拍子の意味を考えて弾くこと。拍子は波の種類を表している。

ピアノ指導で大切なことは「生徒の耳をどう鍛えるか」。

曲をつくりあげるとき、計算された演出が必要。

「拍子感と和声感を共有する」→子どもの頃から感じさせることが大事。

手の柔らかさを獲得するには、レガート奏法を身につけること。アンサンブルが有効。

手がしっかりしないのは、手の関節が弱い等、関節が原因ではなく、筋力の問題。

レッスン生が、どんどん素敵な演奏になっていく様を間近で見ることができ、聴講された皆様もスタッフも大変感激し、また多喜先生がお話される毎に、驚くほど「目からウロコ」が落ちていく様に深い感動を覚えました。終了後のアンケートには、第二弾が楽しみという嬉しい回答も多数ありました。

ステーションの立ち上げ記念として催された今回のセミナーを、こうして無事に終えることができたのは、多喜先生、レッスン生、そして聴講された皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
当日の様子は こちら にも掲載しております。合わせてご覧ください。


(Rep:ピティナ飯能ミュジークフォレステーション 副代表 浅賀ひろみ)


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