【実施レポ】コンペ課題曲で学ぼう!遊ぼう!(多喜靖美先生)

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2014/04/12

WEB140319ginza_taki1.jpg春らしい陽気の中、講師に多喜靖美先生をお迎えし、ピティナジャスミンKOMAEステーション主催 3月19日(水)セミナー「コンペティション課題曲で学ぼう!遊ぼう!」が開催されました。セミナーとしては珍しい午前11時というスタートで、私が山野楽器銀座本店7階イベントスペースに到着すると、すでに会場には80名ほどの受講生が着席していて、開始を待っているという雰囲気でした。そして、「今日は課題曲説明会ではありません。"課題曲で学ぼう!遊ぼう!"です。レジュメを見ていただくと、途中から遊ぼう!学ぼう!に変わっていますね。」と笑顔で多喜先生の第一声が響くと、会場が一気に先生との距離が近くなった気がしたのは、私だけではなかったと思います。

早速、セミナーに入り【コンペを受ける意義】では、
<(1)4期に学ぶという4期の分類について>
<(2)コンペの結果はどのように決まるのかについて> の内容でした。

1.多喜先生の考える4期の時代区分の観点は、たとえば印刷機械ができる、録音機器ができる等の、世界での大きな出来事などが、実は大きく音楽にも影響しているとのお話でした。音楽の形式の発展以外に、広い視野でいることの重要性を感じました。

2.PTNA全国大会の結果特集号のある部門の結果表を見ながら、数字のマジックのお話に、会場一同唸ってしまいました。そして、このような事も現実にあるのだから、「結果に一喜一憂せず、コンペを上手に利用するように」との多喜先生から、アドバイスを頂きました。

WEB140319ginza_taki2.jpgさていよいよ【課題曲で学ぼう!遊ぼう!】の時間です。演奏協力は、菅谷詩織先生、谷口賢記先生、松本あすか(佐久間)先生、松本裕子先生というメンバー で、課題曲は原曲そのままなのに次から次に色々な形のアンサンブル(連弾、鍵盤ハーモニカデュオ、チェロデュオ、リズムアンサンブル等々)を加えること で、本来ソロで演奏する曲がさらに美しく、さらに面白くなっていったマジックタイムでした。

まずは「まだ手の骨格が出来上がっていないので、無理の無い弾き方が大切で、うまく響かせていきましょう」ということで、「拍子感、アンサンブル感、和声感、などの練習方法」を、課題曲をどのように使って指導していくかを実演して下さいました。
多喜先生、佐久間先生のオリジナルのオブリガードは、楽しくて、知らず知らずのうちに大切な内容を音楽から感じとることができ、勉強できる内容ばかりです。

セミナー受講生が、「これなら生徒にわかってもらえる」 「これなら生徒ができそう」そして何より、「自分が楽しくて、早く帰ってやってみたい」と、どんどん音楽遊びの世界に引きずり込まれていきました。気がつけばセミナー終了時間となってしまい、まだまだ会場にいてその世界に入っていたかったという思う人が多かったのではないでしょうか。とても充実した内容の濃いセミナーで、子供の興味を弾く道具を使わずとも、「音楽そのもので遊ぶこと」、「遊びの中に音楽を演奏したり聴いたりすることの重要な要素を学ぶこ と」ができることを体験できた一日となりました。       

Rep:松本裕美子(ピティナ正会員)


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