【実施レポ】ソルフェージュ指導法(佐々木邦雄先生)

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2010/12/17

2010年12月6日(月)、佐々木邦雄先生による講座が西谷ビル 3F 会議室
にて開かれました。
ソルフェージュ力アップで、目指す4つの基礎能力という内容の講座でした。

≪講座内容≫
・メロディーは、音の高低とリズムとハーモニーで出来ている。
・長さは何を1拍単位で基準にするかで決まる。いくつでまとめるか。
・フレーズは、聞いている人が心地よい長さ。始まりから終わり、どこまでを一息で奏するか。
・ハーモニーは、印象点を作るのに大切。メロディーをどんな気持ちでどう表現するか。
・同じ音でもハーモニーで気持ちが違う。
・離れている音は調和している。くっついている音は気になる。
・短9度は、世の中で一番気持ち悪い音程。
・単音程と複音程。
・2度は異様な響き。和音はある程度離れていないと綺麗でない。

・目で見てわかる音程が出せるのはピアノだけ。
・ピアノは音を出すのは簡単だけれど、1度音を出すと修正できない。
・音程の勉強はいい演奏をするために、その和音の特性を知るためには必要。
  興味ある子にはどんどんやらせる。興味のない子には、やらない方がいい。
・勉強は自分でするもの。指導者はその子が自立できるように指導することが大切。
 自分で立って、自分で歩けるように。これが基礎力=ソルフェージュ である。
 まるで子育てと同じだと思いました。

・音の跳躍は感情がこもる。
 息を使う楽器をやると歌うことができる。(けんばんハーモニカは良い)
 ピアノを弾く子は歌うことが大切。

・和音進行:ミッキーマウスマーチ進行、I‐V‐I‐V‐I  オルガンピアノ、バイエルから学べる。

・聴音は、何度か歌った曲をやってみると良い。
・暗譜した曲は、自分で楽譜にしてみると更に内容理解が深くなる。

・楽典は音で視る、聴く、奏でる、理論をすべてリンクさせることが大切。

実践的な講座で音符を書いたり、プリントをやってみたり、歌ってみたり、
学生の時やったことを思い出しました。楽しかったし、おもしろかったです。

(Rep:ピティナ弘前支部:田中みゆき)


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