【実施レポ】2009コンペ課題曲公開レッスンIN日比谷(渡部由記子先生)

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2009/05/29

blog_090524hibiya_watanabe.jpg5月24日(日)、日比谷スタインウェイサロンにて、渡部由記子先生による「第33回ピティナ・ピアノコンペティション」公開レッスン(A2級-D級)を開催いたしました。

公開レッスンは、毎年この時期に行っております。今年も全国各地から、指導者や親子連れなど、多数の方々にいらしていただきました。

レッスンは3部制で、第1部は午前中にA2・A1級、午後、第2部B級・第3部C・D級、という形で行いました。受講者は総勢22名、10:00から17:30まで「熱い」レッスンが繰り広げられました。

レッスンが始まる前に、先生はひとりひとりのもとに歩み寄られ、握手をしました。
ほっと緊張がゆるんだところでレッスンの開始です。

まだ指が出来上がっていないA2・A1級の小さい生徒さんには、手を添えて感覚が良く伝わるよう決め細やかな心配りが、B級の生徒さんには、にごらないペダルの踏み方を、足首に手を添え持ち上げながら指導、そしてC級以上の生徒さんには、バロックの奥深いお話などがあり、どの年齢のどんなレベルの子供にも、先生は適切なアドバイスをされました。生徒さん達が、短時間でみるみるうちに表現力が豊かになっていくことに、受講者達から驚きの声が聞こえてきました。

私達指導者には、レッスンのポイントとなることが多くありましたので、少しだけご紹介いたします。

●予選で重要なことは「テンポ」「強弱」「音のツブ」
●特にテンポは重要。朝・昼・晩いつでも同じテンポで曲の速度で手がたたけるように
●音のバランスについて(メロディーと伴奏の対比は1/10くらいに感じる)
●すべりやすい音はその音を言いながら(歌いながら)ひく
●指使いの工夫
●同音連打のレガートのコツ
●強弱を一瞬に変化させる方法
●フレーズのまとめ方
●メロディの歌い方
●曲の仕上げ方
●ペダル=耳で踏む。うまくいかないときの踏み方の練習方法について
●バッハを勉強する意味。その勉強方法

上記はほんの一部です。特にペダルやバッハに関しては、奥が深く、申し訳ありませんがすべてをご紹介することができません。
個性あふれる子供たちでしたので、22通りの興味深いレッスンを見ることができ、多くの収穫がありました。また、レッスン後は、たくさんの熱心な質問がありました。

各部が終わったところで、先生から受講者全員にプレゼント。
昨年に引き続き、今回も、先生手作りの3種のパワーストーンが入った小さな袋・・・
中には「白水晶」「アベンチュリン」「ソーダライト」という石が入っています。

「白水晶」は、パワーストーンの中心的存在で、精神をリラックスさせたり、集中力を高め、人の持つ最大の力を発揮させる力があります。また、組み合わせにより、ほかのパワーストーンの良い部分を引き出すという作用もあります。
「アベンチュリン」には、洞察力を高め、本来の自分を引き出し、感情を安定させ、ストレスを開放し心身の調和を図るといわれています。
「ソーダライト」は、ネガティブな感情や不安な気持ちを取り除いてくれる、魔除け・厄除けの石です。心の混乱を鎮め、意志力を強化し、忍耐力を高める力があります。学業・仕事運を上昇させる聡明な石として使用されます。

「このお守りを持ってコンペに臨んでください。」という、渡部先生からのことばが添えられたメッセージカードと共に、ひとりひとりに手渡されました。 このお守りは、聴講された方にも、抽選で各部ふたりずつにプレゼントされました。

今月末から予選が始まり、コンペも本番。参加された皆さんが、自分の力を思いっきり発揮できることを、日比谷ゆめステーションのスタッフ一同、心からお祈りいたしております。

なお、ご好評いただいているDVDは下記のようになっております。

<3回シリーズの課題曲DVD  各級全曲収録およびコンペについてのお話入り>
○A2・A1級 2009年3月9日収録 「私のピアノ指導の意義・コンペを受ける意義」
○B級    2009年4月7日収録 「コンペの合否・失敗について」
○C級    2009年5月8日収録 「本番で最高の演奏をする方法」

申込書をこちらからダウンロードしてください。※終了いたしました
お問合せ・ご質問はこちらへお願いいたします。(047-395-5330 渡部)

(Rep:日比谷ゆめステーション 中前 浩子先生)

 


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