【実施レポ】音楽表現とテクニック - 11/17広島・杉浦 日出夫先生

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2008/11/28

blog_081117hiroshima_sugiur.jpg2008年11月17日(月)「音楽表現とテクニック
- 音色とタッチ、脱力とイメージの作り方 - 」と題して杉浦先生を講師にお迎えしてのセミナーがイヨ銀ビル7Fスタジオにて開かれました。
受講者は、指導者はもちろんアマチュアのピアノ愛好家を含めた45名。スタジオいっぱいの90の耳が先生の穏やかなお声で語られる実践的指導の極意に聞き入りました。
  
まずは、ロシアのピアノ教育で行われている「歌う」指導法について。
 小さい子どもには、まず先生が歌って聴かせ(右手も左手も)
 次に生徒が歌う - 中・上級の生徒には全曲を指揮(リズム)しながら歌わせる。
 最終的には自分の中の歌を、指先からの声として表現できるように
なることを目指す

ロシアからすばらしいピアニストが輩出している根本には、このような「歌う」指導があったのだということを興味深くうかがいました。

次に、「歌って弾く」ためのテクニックの3つの基礎について。
 3つの基礎とは、「美しい音」「大きい音」「速い指」。
 ハノンを使っての指先の定着練習
 Miyoshiピアノメソード第1巻を使っての脱力指導
 杉浦先生オリジナルの教材を使っての速い指の鍛え方
 手の発達段階に配慮した訓練方法
 先生オリジナルの手指の体操方
 腱鞘炎に生徒がかかった際のアドバイス - などのお話。

実際にPTNAの課題曲をピアノで演奏しながら、細かく指・手・腕の使い方を示してくださったのですが、うしろの受講者はみな伸び上がって覗き込むほどの熱心さ。
無理はさせたくないけれど、どんなトレーニングも4 - 5ヶ月続けてやっと成果が出るので、それまでは指導者生徒ともに故障に気をつけつつ、辛抱強く練習を続けまた見守る・・・という厳しくも温かい師弟関係のあり方にも感じいったお話でした。

実際のコンクールに即してのお話もあり、全体を通して、温かい中にも現実的実践的なセミナーで、2時間で大変多くのものを学ばせていただきました。
ありがとうございました。

(Rep:PTNA広島中央支部 中津 美和様)


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