【実施レポ】「おはなしとピアノ演奏」からのアプローチ 音楽表現の指導法~巣鴨・多喜靖美先生~

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2005/09/08
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講師に多喜靖美先生をお迎えして、教材研究会(毎月第2木曜日、ピティナ本部東音ホールにて開催)主催の講座を、ピティナの後援を得て9月8日(木)開催しました。
 「音楽表現の指導法」と題してまず実演。おはなしとピアノ演奏による《ヘンゼルとグレーテル》松本あすかさんのナレーションに場面に合ったイメージの曲を多喜先生がピアノで弾かれました。曲はレッスンで使われるブルグミュラー25番、18番等から取り上げられ、ヘンゼルとグレーテルが楽しく踊っている場面は「シュタイヤー舞曲」お父さんとお母さんが2人を探しに森に向かって駆け出す場面は「空気の精」2人が眠った夜の間天使が守る場面は「アヴェ・マリア」等10数曲がおはなしと共に演奏されました。
 この「おはなしとピアノ演奏」を始められたきっかけは、小児病棟のある院内コンサートだそうです。知っている曲が沢山でてきてそれがおはなしと合い、大勢の方々にとても喜ばれたそうです。レッスンでは「言葉の力」と「音楽の力」の相乗効果を活用することによって、子供たちにイメージさせる情景や情緒が、いっそう豊かなものになるとのお話でした。そして皆さんもオリジナルの「おはなしとピアノ演奏」作りに挑戦してみましょうと先生の勉強会での製作例のお話がありました。《星の王子様》→サティを始めとしたフランス音楽。《ふしぎなヴァイオリン》→ギロック等の小品。《かぐや姫》→ブリッジの知られざる小品。

 製作するメリットとして

  • 思い入れのある「おはなし」や音楽が見つかる
  • 「おはなし」の雰囲気に合う曲を探すことで「音楽」の微妙なニュアンスに気付く
  • 選曲を通して多くの知らない曲に触れることができる
  • 「おはなし」の内容をより豊かに伝える演奏法が身に付く 
  • 「朗読」も経験することで、イメージを人に伝えることを実感できる

 今までは曲からイメージ作りをすることが多く、先生のお話から「おはなし」から曲を探すことによってより広くイメージが湧くことが分かりました。40数名の参加者がそれぞれの思いでレッスンに活用できる楽しい講座でした。(東京教材音楽研究会・湯本早百合)

 

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