ピティナ・CrossGiving

2020ありがとう月間 Vol.21:ステップ再開、少しずつ

2020ありがとう月間
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 コンペティションが終わると、例年は秋の開催シーズンに突入するステップ。提携コンクールや発表会の練習を目的とした参加が増え、開催地区数も増える時期です。感染の第一波が落ち着いたこともあり、秋以降は感染症対策を徹底してなんとかステップを開催しようと、各地の支部・ステーションの方々が奮闘してくださいました。

 各地の感染状況や各会場の使用条件を細かに確認するのはもちろんのこと、県境を越えた人の移動を要するアドバイザー派遣の条件や、観客動員、トークコンサートやワンポイントレッスン、ステージ上での継続表彰、団体登録等の「密」が懸念される事項については細かに検討が重ねられました。その中で、参加者が会場で演奏する様子をアドバイザーがオンラインで遠隔から視聴する「実地・動画併用型」といった、新しい実践も始まっています。

 お陰様で9月以降、115地区のステップが各地の会場で開催され、のべ7000人以上の方がご参加くださいました。支部・ステーションの皆様が細心の注意をはらって運営してくださり、参加者の皆様がしっかりと感染対策にご協力くださっているおかげで、現在のところ安全に運営を続けられております。皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。

 例年のステップの形を取り戻すため、少しずつ、歩みを進めています。1月以降も、感染症対策を徹底して各地で開催してまいります。奮ってご参加ください。

顔写真
ステップ事務担当/中山 裕佳
実地イベントの形態に大きな制限がかかる中、実施事務局には例年以上に多くのお力添えをいただきました。防疫対策を徹底し、参加者の皆さまが安心して楽しめる工夫を凝らした多彩なステップを開催してくださった開催事務局の皆さま・例年と異なる状況下においても学びを止めず、ステップに参加してくださった参加者の皆さまに、心からの感謝を申し上げます。
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