【実施レポ】2018/05/24 古畑 由美子先生セミナー(池袋)

文字サイズ: |
2018/07/10
古畑由美子 ロシア奏法セミナー 自分の音を探そう<基礎編>第1回(全3回シリーズ)
古畑 由美子
180710furuhata_1.jpg

2018年5月24日(木)にオクターヴハウスにて古畑 由美子先生をお招きし、「古畑由美子 ロシア奏法セミナー 自分の音を探そう<基礎編>第1回(全3回シリーズ)」を開催いたしました。

本日は「自分の音を探そう(基礎編)」ということで単音の出し方から、奏法まで『はじめの一歩』やハノンの教材、またツェルニーなどを用いて事細かにレッスンされていました。このセミナーでは受講生と聴講生が分けられており、受講生は直接先生からピアノを弾きながら指導を受けることができ、公開レッスンのようなスタイルになっていました。聴講生はスクリーンに映し出されるピアノの鍵盤の映像を見ながら、どのような指導を受けているかを見ることができました。

まず始めに、右手の3の指で同じ単音を弾くことからスタートし、次にメロディーを弾くときには3の指を軸にして練習すると有効であると仰っていました。 また、"音を出す直前には息を吸って吐きながら鍵盤を押す(指を置く)"、"手の中に小さなボールが入っているイメージを持つ" など幼いお子様にはじめに伝えると良い点などを詳しく教えて下さいました。

180710furuhata_2.jpg

古畑先生は、習い始めの1年目に必ずワルツとメヌエットを教えるのだそうです。ワルツは軽やかに舞うような拍子、メヌエットは少しとどまっているような拍子だと話されていて、大変分かりやすかったです。 手首を如何に柔軟にして弾くかが大切で、鍵盤から手を離す時は収縮、乗せているときは拡張と、パラシュートのようにイメージしてほしいとレッスン生にご指導されていました。この表現には聴講生の方々も皆さん共に頷いて、深く理解されているようでした。
レッスン生の方が少し分かりづらそうな時には、先生ご自身の手をレッスン生の方の下に入れ、どのようにすればよいか感じ取れるように教えてくださっていて、見ていて私自身もとても良く分かりました。

Rep: オクターヴハウス

【GoogleAdsense】
ホーム > ピアノセミナー > ニュース > 02レポート> 【実施レポ】2018...