【実施レポ】保科陽子先生 指導者のためのコーチングレッスン講座 先生力アップ編「教室を発展させていこう!」

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2014/05/30
  
保科陽子先生
指導者のためのコーチングレッスン講座
先生力アップ編「教室を発展させていこう!」
第1回「教室運営・教室カラーを明確にしよう!」
文・萩本亜矢

日程:2014年5月16日/会場:ヤマハミュージックアベニュー横浜

指導者のためのコーチングセミナーは、初級・中級・上級コースがあり、そこでは実際のレッスンで生徒さんや保護者に生かすコーチングのスキル(目標設定、タイプ分け、優位感覚など)を学んできた。この日からのクリエイティブコースは、主に教室運営について学ぶ。全6回の講座の中で、経営に関するテーマは保科陽子先生、講師の内面に関するテーマは木下尚子先生がご担当される。

第1回目のテーマは、「教室運営 教室カラーを明確にしよう!専門性を高める」。まず、保科先生から、マーケティングにおいては4つのPが大切というお話があった。Product=商品、レッスン、講師。Place=流通。Promotion=広告、宣伝。Price=価格。今回のセミナーでは、主にProductにフォーカスをして、さまざまなワークを体験した。

まず、自分の教室の強みを自己分析するためのバランスホイールを作成した。自分の教室の強みが明確であるか、講師のキャラ・強みが売りになっているか、ホームページがあるか、チラシ等の広告で情報発信をしているか、口コミはあるか、などの質問に答えていくことで、結果が点数化され、"強み"、"講師"、"プロモーション-WEB関連"、"プロモーション-アナログ関連"、"プロモーション-口コミ"の5つの分野のバランスを視覚的に確認した。

次に、町にさまざまな特徴を持ったピアノがある中で、保護者の立場で、本音の気持ちカードをホワイトボードに貼り付けていくワークを体験した。教室を選ぶ立場になってみて、改めて、教室の強み、先生の特徴を知ることの大切さを実感した。

"強み"が明確な教室は、成功できる。この"強み"は、銭湯の煙突に書くキャッチフレーズ。遠くからも見える煙突に、もし、ごちゃごちゃとたくさんのキャッチフレーズがあったら...?印象がぼやけてしまう。売りにするキャッチフレーズは1~3つに絞り、どんどん発信していけば、教室の方針に合った理想の生徒が集まり、講師も生徒も幸せになれるWin-Winの関係が築けるだろう。

他参加者の先生のレポートブログ

ブランディング | いのうえピアノ教室 |神奈川県横浜市磯子区|ピアノ教室ネット

H.I.M.木更津 主宰  萩本 亜矢
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。NPO法人日本ミュージックセラピスト協会認定ミュージックサポーター取得。指導者のためのコーチングセミナー上級修了。自宅レッスンの他、ホテル、企業、保育園などで演奏活動、高齢者・障害児者への音楽療法(個人、グループ両方)も行っている。NPO法人一粒舎「ブルーベリー園くらりの歌」を作詞作曲。その楽曲は、「はじめてみようよ スキルアップ音楽療法(クオリティケア出版)」に掲載。2014年4月開校の木更津市立真舟小学校校歌「スタートライン」作曲者。

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