【実施レポ】2012コンペ課題曲セミナー(伊賀あゆみ先生)

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2012/04/06

blog120325inuyama_iga.jpg2012年3月25日(日)、犬山ステーション事務局がある睦美音楽センター(愛知県犬山市)にて、「2012年度ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー」を開催いたしました。
講師は、多方面にご活躍中で才色兼備と大変評判の伊賀 あゆみ先生をお呼びし、スタッフ一同心待ちにしていました。また、それほど大きく宣伝をしていなかったにもかかわらず三重県など遠方からのお申込みもあり、皆様の関心の高さがうかがえました。

当日は、A2級近現代、A1・B級は全曲、C級ロマン・近現代、D級近現代と、限られた時間で多くの曲を、なおかつ丁寧に取り上げてくださいました。緻密な分析もさることながら、演奏しながらの説明は大変わかりやすく、小学生からベテラン指導者までが食い入るように聴き入っていました。伊賀先生はセミナー中のほとんどの時間ピアノの前にいらっしゃって、受講生の中からは、言葉で説明するばかりのセミナーも多いが、そうではなくて実践的で役立ったとの声も聞かれました。
会場となった一室は普段はリトミックレッスン等に使っており、40名程の受講生でいっぱいとなる
小さなホールでしたので、先生との距離も近く、お部屋に入って驚かれる受講生もいらっしゃい
ました。伊賀先生の優しいお話しぶりや素敵な笑顔もあり、終始アットホームな雰囲気で
セミナーを終えることができました。

今回はピンマイクを付けてのセミナーとなりましたので、先生が弾きながらおっしゃることを
すぐそのタイミングで聴き取ることができました。弾いて、マイクを持って説明して、また
置いて弾いて...というようなことにならず、良かったです。

おかげさまで内容は素晴らしいものとなりましたが、運営面では、初めてのセミナー開催と
いうことで2点ほど課題が残りました。
1つ目は広報についてで、こちらの予想より外部からの受講生が多かったので、アピール
方法について検討の余地があると思います。
もう1つは時間と内容のボリュームです。今回は初開催ということもあり受講生のニーズや
最適な内容がつかめず、結果的に範囲が広すぎてしまった印象です。
伊賀先生は嫌な顔ひとつせず、時間の心配をしながら進めてくださいましたが、せっかく
伊賀先生をお呼びするのにもったいない、というご意見もいただきました。
次回以降は、例えばA2級からB級とC・D級の時間を分けて行うなど工夫をして、
より効果の高いセミナーにしていきたいと思います。

(Rep:ピティナ犬山ステーション )


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