【実施レポ】2011年コンペ課題曲セミナー(中井恒仁先生)

文字サイズ: |
2011/05/13

blog_110508kagoshima_nakai.jpg2011年5月8日(日)13時-16時30分まで鹿児島市民文化ホール4階において、112名が受講して中井 恒仁先生による
2011年コンペ課題曲企画 課題曲セミナ講座が行われました。
中井先生による講座は初めてでしたのでとても新鮮で、新しい感動をたくさんいただきました。

 講座はまずA2の曲を使いながら、各時代の特徴や演奏法、
楽譜の見方・打鍵法・スラーの歌い方・音色の違いをどう感じて音に出すか・立体的な音の出し方・和声感を感じる大切さ・音程の差を感じて弾く弾き方・クレシェンドの仕方等々とても丁寧に説明なさりながら進んでいきました。
 
ピアノを弾くときオーケストラの各楽器の音色をイメージして、それを音にしたいと
思って弾くこと、または歌を歌う・声に出して感じている時のように自分の出すピアノの音が
鳴って弾けているか?それをよく聴きながら弾くこと。
 拍子によって抑揚が生まれ、回転が生まれて息のスピードが色々変わり音色も
変わっていくこと、長い音符の時はその先の音に向かって、その音をイメージしながら
歌うことなど書き出せばきりがないほどたくさんのことを教えていただきました。

 先生のピアノの音は本当に魔笛の笛の音がしたり、チェロの音、フルートやバイオリンの
音に聞こえてびっくりしました。
その楽器をイメージするだけで、あんなにピアノの音色が変われるんだということを
再認識致しました。

 そんなたくさんのことをお話なさりながらD級まで素敵なピアノを弾いて下さり、あっと
いう間に時間が過ぎていきました。
 鹿児島は最近はいつも田代先生に素敵なピアノ演奏で講座をしていただいていましたが、
今度久しぶりに中井先生という初めての先生の講座ということで少し緊張しながらもまた
今までとは違った刺激で、とても勉強になり有意義な時間を過ごすことが出来ました。

中井先生、遠い鹿児島までいらして下さりどうも有り難うごじました。

(Rep:ピティナ鹿児島支部、広報 本多由美子)


 


 


 


【GoogleAdsense】
ホーム > ピアノセミナー > ニュース > 02レポート> 【実施レポ】2011...