【実施レポ】仙台市での課題曲セミナー

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2011/04/08

blog_110410sendai_hirama.jpg4月10日カワイミュージック仙台4階ホールで平間 百合子先生によるピティナピアノコンペティション課題曲セミナーを開催致しました。この会はチャリティーでの講座として、平間百合子先生、ピティナ本部事務局の皆様等のご協力のもと、参加者からの受講料は頂かず、募金箱への献金という形で行いました。  

当日は幸い余震はありませんでしたが、不安定な日常生活の中にもかかわらず会場には約40名程の皆様がお集まりくださいました。

説明会は平間先生と生徒さんの連弾による「主よ、人の望みの喜びよ」から始まり、来場者は黙とうしてききました。

13時30分にA2級からスタートしD級までの(バッハ2声、3声、ショパンエチュードを除く)全曲約60曲以上を演奏、ご説明頂き終了時には17時を過ぎていました。説明終了後には飛び入りでワンポイントアドバイスをを頂く生徒さんもいらっしゃいました。

講師の平間先生と参加者の音楽を愛する心が一つになり、とても素晴らしいセミナーとなりました。集まった寄付金は74,550円でしたので日本赤十字社へお届けいたします。

(Rep:ピティナ仙台おりひめステーション  武内 園子)

≪講師より:全国の皆様へ 御礼≫
 
昨日、チャリティー課題曲セミナーを終了いたしました。
ピアノを弾けない辛い状況にある先生がたや、ピティナに参加してきた小さい方々もピアノを
諦めている悲惨な状況へのダイレクトな支援には手が届きませんが、きっと全国の皆様の
お祈りが通じ たのでしょう、開催中に大きな余震もなく無事に終了出来ました。
 震災依頼、初めて元のうつくしい世界も残っているのだと感じたとおっしゃる先生や、
セミナー会場にいらっしゃるなり涙涙、涙が止まらない先生もいらっしゃり、開催してよかったと
感謝しております。
 わたくしも、いらして下さった35人の参加者の温かい眼差しに支えられ、気がつけば三時間半
休みなく音楽の話しをさせていただき、弾き続けておりました。
 この震災は東北地方の方々全てが一年、二年でピアノが弾ける状況に戻れるようなものでは
ないと感じています

自然の脅威の前には命あるだけで幸せですが、さらに、生かされた命を音楽を通して
生きている喜び、命の実感につなげるために、ピアノを弾きたい!と、うずうずしている方々の
支援をしてまいりたいと思います。応援、お祈り、ありがとうございました。

平間百合子

≪受講者のレポートより≫
♪ 大変な環境の中、先生方の為に課題曲セミナーを開催していただき、ありがとうございました。
  自然界には勝てないわれわれを本日の講座で前向きにしていただき、感謝いたします。

♪ この時期に本当にありがとうございました。すべてに感動しました。
  来てよかった、と心から思いました。

♪ 震災の後でもセミナーに来れて本当に良かったです。
  「音楽の仲間」という先生のお言葉、印象深かったです。

♪ 久しぶりに街に出て、ウツウツとした気分が先生の音楽からたくさん元気をもらえました。
  先生、ありがとうございました。

♪ 生き生きとしたハイドン、優雅なモーツァルトのメヌエット、ベートーヴェンのロンドの美しさ
  など、その曲の魅力を引き出され、ずっと聴き入ってしまいました。
  今日、先生がお弾きになった曲を生徒に紹介し、自分も練習したいです。
  また、生徒さんに対して責任を持って接していらっしゃるお姿にも感動いたしました。
  本当にありがとうございました。
 


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