【実施レポ】2011年コンペ課題曲企画 課題曲セミナー(長谷川淳先生)

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2011/03/18

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3月7日(月)午前10時から、仙台市戦災復興記念館地下展示ホールにて、長谷川淳先生による2011年コンペ課題曲企画 課題曲セミナーが行われました。

仙台は初めてという長谷川先生。やさしくおだやかな雰囲気で、A2級からD級までの、バロック、古典、ロマン、近現代曲を指導する側と演奏する側の両面からのアプローチでわかりやすく、演奏を交えながらアドバイスをいただきました。


 まず、長谷川先生が最初に重要な点として上げられたのは「テンポとリズムを正確に」
ということでした。そこから、レガートで歌う大切さ、また腕の使い方、スタッカートやユニゾンの
タッチの使い分けなどを、それぞれの曲の中でどのように使うか、「こういう弾き方もできますね!」と何種類か演奏例も示しながら進んでいきました。


 長谷川先生のお話、演奏を聴きながら、どの級にも通じるのは、曲の構成、形式を考え、
どのように曲を始め、頂点はどこなのか、そして、どのように終わるのか(終止感)という
ストーリーを持つこと。
 また、フレーズや伴奏形の変化を敏感に感じ取り、そこから音の動き、和声の移り変わりを
いかに表現できるかが説得力のある演奏につながっていくのだと感じました。
音色を弦楽器や管楽器などに置き換えたり、タイトルや、ハーモニー、調の変化から
どのようなイメージが湧いてくるかを言葉で伝えながら演奏してくださる長谷川先生に
「なるほど」と共感。
 弾き難いところの練習方法や指使いの提案、他の版を研究する(ソナチネは今井顥先生の
校訂がとても参考になる)などのお話も、いろいろな解釈の可能性を感じさせられる
充実した2時半でした。

 A2級の小さな時から培い積み重ねてきた勉強が、やがてショパンやベートーヴェンなどを弾くときに生きてくるということを今日の課題曲一つ一つを聴きながら再確認できた一日。

長谷川先生、ありがとうございました。
(Rep:ピティナ仙台中央支部 畠山里美)


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