【実施レポ】導入期から先取りでテクニックを育てよう(永瀬まゆみ先生)

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2010/03/19

blog_100308senri_nagase.jpg2010年3月8日(月)、豊中市立ルシオーレホールにて
永瀬まゆみ先生が 「導入期から先取りでテクニックを
育てよう 効果的にテクニックと表現力を育てましょう」 
の講座をされました。
前回の講座では、導入期に先取りで育てるテクニックの
指導法を紹介して下さいましたが、今回の講座では、前回の
復習の後、それを実際のレパートリー曲のレッスンでどう
活かしていくのか、応用曲集"演奏力を高めるレパートリー集"
を使って、わかりやすく解説して下さいました。

・ よい演奏のためには「アナリーゼを元にした解決・表現・テクニック」の3つがなくてはなりません。
「解釈」とは楽譜の内容を深く読み取り、作曲家の曲に込めた想いやアイデアを見つけ、
それを元に どのように演奏したら良いかを、考えることです。
そして"どのように演奏するか"が「表現」、
そして"表現をする"ために「テクニック」が必要となるわけです。
楽譜に書かれた"作曲家からのメッセージを読み解く"こと、それが「アナリーゼ」です。
楽譜の中からできるだけたくさん、色んなことを見つけるのです。
言い換えれば、"楽譜の中の宝探しをする"ということです。 

・ 「楽譜の中から宝物を見つけ出して、音と共に心が動く・音で語れる 子を育てる。 
    その為には、生徒にわかるような言葉かけ が大切!!」という事に共感できました。  

永瀬先生は、言葉かけを、とても工夫されていましたので勉強になりました。 
30分も延長していただいたのに、まだ、もっと・・お聴きしたい!! と思う素晴らしい講座でした。 

永瀬先生、二日間のステップにてお疲れのところ、貴重なお話を聞かせて頂きまして、
ありがとうございました。
(Rep:千里バスティン研究会 井上 朗子) 


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