子どもの潜在能力を最大限発揮するために保護者ができること

ピアノという習い事では、ステージで演奏するという経験がついてきます。その経験を素晴らしいものにするために、練習の寄り添い方やステージ袖での緊張のほぐし方など保護者ができることは何でしょうか。
全てのピアノ学習者の保護者に向けた講座をご用意いたしました。アーティストの一番近くにいる保護者の皆さんに、是非聞いていただきたいお話です。
ステージに向かう子どもとのエピソード、実際に参加した参加者の作文とともに「ピアノを通しての親子の学び」をご紹介いたします。

講師:古屋晋一先生(脳科学者)よりメッセージ

アーティストを育むには、幼少期の保護者のサポートが非常に重要なことを示すエビデンス(証拠)は音楽教育研究では古くから報告されています。にもかかわらず、幼少期に何をすべきか、何をするべきではないかを保護者が学ぶ機会はそれほど多くありません。そのため、子供の身体に無理をさせてしまうことや、アガリを助長するようなことを気づかずに口にしてしまうことは少なくありません。家庭と社会が正しい知識とビジョンを持って、脳も身体も劇的に変わり得る子供たちを育んでいけるよう、幼少期の脳、身体、心の発達の仕組みや、それを促すための教育についてお話いたします。本講座が、音楽家を育む社会の創造の一助となり、子供たちが自由で豊かな表現を生み出すことに貢献できればと願っております。(脳科学者:古屋晋一)

  • 2018.3.1(木) 10:30~11:45
  • 浜離宮朝日小ホールアクセス
講師:古屋 晋一先生(講演)、江崎 光世先生(基調講演)

課題曲説明会と同日開催!

  • 身体が動く仕組み
  • 効果的な練習、非効率な練習
  • 身体に負担をかける練習、かけない練習
  • 緊張のメカニズム
  • 緊張との付き合い方
  • 子どもに言っていいこと、駄目なこと
江崎 光世先生より

私は生徒さんたちに、「自分の姿を鏡に映してきなさいね」といって、ピアノのステージに送り出します。他人と共有するステージは、みんなの中で自分がどう映るのか、第三者的に見ることができる絶好の機会だからです。
そしてステージは、親自身も、いろいろな人の演奏を通して、一生懸命に親子で取り組んできた曲を聞き分ける能力が育つチャンスでもあります。その一つの機会として、「学び」のためのコンクールであるピティナ・ピアノコンペティションにもご参加ください。今年は初の試みで、「学習ノート」が登場しました。毎年1冊ずつ積み重ねていくことで、お子さんの成長に繋がることと思います。そして子どもを育てようと思う気持ちとともに、自分も育とうという気持ちをもって、『ステージ』と関わっていただけたら・・・と願います。

古屋 晋一(ふるや・しんいち)◎ソニー コンピュータサイエンス研究所(SONY CSL)アソシエート・リサーチャー,上智大学 音楽医科学研究センター センター長・特任准教授,ハノーファー音楽演劇大学 客員教授,京都市立芸術大学・東京音楽大学・エリザベト音楽大学 講師.大阪大学基礎工学部,人間科学研究科を経て,医学系研究科にて博士(医学)を取得.ミネソタ大学 神経科学部,ハノーファー音楽演劇大学 音楽生理学・音楽家医学研究所にて勤務.研究上の主な受賞歴に,ドイツ研究振興会(DFG)ハイゼンベルグフェローシップ,フンボルト財団ポストドクトラルフェローシップ,文部科学省 卓越研究員,日本学術振興会 特別研究員PDおよび海外特別研究員など.ピアノ演奏上の主な受賞歴に,日本クラシック音楽コンクール全国大会入選,KOBE国際音楽コンクール入賞をはじめ,国内外で演奏を行う.主な著書に,ピアニストの脳を科学する,ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと.

来場者特典
その1
学習ノート

ピティナ・ピアノコンペティション「学習ノート」をプレゼント

★学習ノートとは?
コンペティションに参加する方が、課題曲や作曲家について調べたり、どう弾きたいか、表現について考えるためのページが盛り込まれた書き込み式のノートです(練習の計画・振り返りに使えるワークシート付き)。2018年度コンペティション参加要項の別冊付録として皆様にご提供いたします。自分の知識と演奏を深めるために、是非ご活用ください。※画像は制作中のものです。内容に変更が生じる場合があります。
★ピティナ家族会員への特典
家族会員の方のみ、必要なお子様分の学習ノートを追加でご請求いただけます(無料)。ご請求方法は対象となる方に個別にご案内いたします。
※来場特典の学習ノートは入場券をご提示頂いた方につき1冊までのお渡しとさせて頂きます。
その2
黒田亜樹

ピアニスト黒田亜樹先生による トークコンサートも開催。この日発表になるコンペティション課題曲(近現代スタイル)より抜粋して紹介します。

その3

ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲楽譜の即売会実施!

◎ 入場料
ピティナ会員
1,000
参加者保護者(2017年度コンペ、ステップ、提携コンクールの参加者の保護者)
1,500
一般
2,000
  • こども同伴可(無料)

定員により締め切りとなりました。当日券の販売はございません。たくさんのお申し込みをありがとうございました。

家族の声

コンクールに参加するには家族の協力は必要不可欠です。まさに二人三脚でコンクールまで歩まれてきたご家族による素敵なエピソードをご紹介します。

普段妹にいつも何をしても敵わない2つ違いの兄。
小さい頃からそういうものだと思っていたのか、何においても悔しがる様子を見たことが無かったのですが、コンペで妹よりいい成績をいただけた時、涙を出して喜んでいる様子を見て、本人なりに悔しい!頑張りたい!という気持ちを持っていてくれたのだと親も気付かされました。 息子のその気持ちに触れられたこと、嬉しく思いました。

家族会員 (愛知県)

コンペ参加決定から本番までの数ヶ月は、先生のご指導のもと子どもたちの曲に対するイメージ、思いがどんどん広がり、表現につながっていく過程をいつも楽しんでいます。前日には、明日から新しい曲に出会えるんだ~というわくわく感と、一生懸命練習してきたこの曲も今日で最後かぁという淋しさでいっぱいになります。そして、いつも練習させてくれるピアノに感謝しながら、ピアノを磨きます。コンペは、家族で夢中になれる年中行事になっています。

家族会員(北海道)

コンペ終了までは毎日の様に親子バトルになり親にとっても辛い日々になります。もうコンペは今年で終了にしようかと思うほどです。
でも全国大会が終わると魔物が取れたかの様に「練習にこれまで付き合ってくれてありがとう」と息子が優しい言葉をかけてくれます。バトルになりながらも目標に向かって頑張る息子が、また来年も全国大会に出場できるようにできる限りのサポートをしようと母が思える瞬間です。
こうやってコンペを通して毎年親子の結びつきも強くなって行っている気がします。

家族会員 (長崎県)

小2の息子がコンペの方でA1級で参加しました。コンクールは3回目でしたが、人前で弾くのは緊張すると不安そうでしたので、今年はママもとグランミューズで参加して、2人で練習を頑張りました。母の方は予選まででしたが、息子はしっかり力をつけて2回の予選を通過し、本選でも奨励賞をいただきました。自信もついたようで、別のコンクールでもしっかり実力が発揮できるようになって来ました。

家族会員 (東京都)

3度のコンペ経験があります。
1年、2年目は地区予選敗退...親である私の方が心が折れそうになりコンクールとは、と悩むほどでしたが、当の本人は全く前向きでした。先生が楽しくレッスンを進めてくれるおかげで力を付けていくのが自分でも実感できていたのかもしれません。そんな娘に引っ張られるように3年目に挑戦し見事地区本選に進むことができました!コンペは上を見てしまえばキリがなく、結果に繋がらないこともしばしばあります。それでも挑戦し続けている限り娘は着実に成長しています。それに気付かせてくれるのもまたコンペです。また今年も切磋琢磨しながら挑んでいく娘を応援したいと思います。

家族会員 (沖縄県)

昨年初めてコンペに出ました。出たきっかけは「結果がどうであっても、頑張ったらきっと楽しいと思うから!」「先生と一緒に頑張ってみたい!」という子どもの希望でした。コンペ前はピアノが中心となり、他の好きなことを我慢することも多かったのですが、その分ピアノを通して先生との濃いレッスン、親子での自宅での蜜な時間が出来ました。
目指していた結果にはわずかに及ばなかったのですが、「コンペの頃の練習は大変だったけど、いい思い出としてよく残ってるんだよ。楽しかった!」「また次も出たい!」と言っております。また、本番は先生も聴きにきて下さったのですが、演奏を終えた子どもが一番に駆け寄ったのが、家族ではなく大好きな先生でした。小一の子どもが、家族以外にそれほどの信頼を寄せられる関係を築けたことも、コンペを通して得られたことだと、大変嬉しく思いました。

家族会員 (愛知県)

コンクールに参加するということ
第41回ピティナ・ピアノコンペティション作文コンテスト入賞作品 連載

2017年度、初開催となった作文コンテストの入賞作品を、毎週2作品ずつ連載でご紹介いたします。

秋池 総太
特選 - ピティナ会長賞 -
手の指の骨折で始まったぼくのコンペ
秋池 総太(埼玉県・小学3年生・B級に参加)

あと一週間で予選だ。そう思って、一生けん命に練習していた6月。放か後に友だちと遊んでからピアノをやろうと思っていた。ドッヂボールしていたが、右手の小指、5番の指がいたくなったので、よく見たらどんどんむらさき色になっていった。 ・・・続きはこちら

中谷 優愛
特選
ひときれのパイナップル
中谷 優愛(大阪府・小学2年生・A1級に参加)

わたしの先生は、カボチャのにものと、パイナップルが大すきです。

じつは、先生にもらった、たったひときれのパイナップルが、この夏一ばんの思い出、「全国大会」につながりました。・・・ 続きはこちら

鈴木 天
特選
ピアノは伝えてくれる
鈴木 天(兵庫県・中学1年生・D級に参加)

ピアノは孤独な楽器だなと思った事がある。数十人で演奏するオーケストラの曲さえ演奏できる楽器なのに演奏はたった一人だったりする。
今年の本選で四年越しの再会をした。・・・ 続きはこちら

2018年度 ピティナ・ピアノコンペティション 概要パンフレット

参加要項の発売に先駆けて、コンペティションの概要を簡単にまとめたパンフレットをダウンロードいただけます!ぜひご覧ください。
※課題曲・日程の情報が入った無料パンフレットは3月1日(木)公開予定

【広告】