3.アーティスト一覧

ピアノ

佐藤 展子
佐藤 展子(さとう のりこ)
東京音楽大学付属高校、同大学ピアノ演奏家コースを経て、同大学院修士課程修了。在学中特待生として奨学金を得る。モーツァルテウム音楽院サマーアカデミーに奨学金を得て参加、A.ヤシンスキ氏に師事。卒業演奏会、讀賣新人演奏会、調律師協会主催新人演奏会に出演。英国王立音楽院に奨学金を得て短期留学。第25回ピティナ・ピアノコンペティション特級金賞グランプリ受賞。日本フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル信州in宮田と共演。現在、東京音楽大学非常勤講師。ソロ活動のほか、アンサンブルピアニストとしても国内外で活動。近年では、世界的フルーティスト、W.ベネット氏によるマスタークラス(イギリス、ベルギー、日本)に伴奏ピアニストとして招かれている。これまでW.ベネット、D.ブリアコフ、A.ルゴフキナと共演。また、全日本ピアノ指導者協会主催「学校クラスコンサート」には2005年開始当初から出演、これまでに全国各地130校を超える小学校でコンサートを行う。ピアノを故神野明、加藤一郎、加藤恭子、播本枝未子、倉沢仁子、故C.ベンソン、室内楽を土田英介、迫昭嘉各氏に師事。ショパンのマズルカ全曲を録音中、ピティナホームページにてコラムと共に音源を公開中。
『ショパン 音のエッセイ~マズルカを味わう』 
伊賀あゆみ
伊賀 あゆみ(いが あゆみ)
福岡県出身。3歳よりピアノを始める。東京音楽大学付属高校を経て、東京音楽大学卒業、同大学院伴奏コースを首席で修了。在学中、特待生奨学金を得る。大学院在学中、奨学金を受けイギリス王立音楽院に短期留学。これまでに居石聰子、杉山千賀子、播本枝未子、倉沢仁子、土田英介、クリフォード・ベンソンの各氏に師事。全日本学生音楽コンクール高校の部第2位。ピティナ・ピアノコンペティションG級(95年)と特級(98年)で金賞受賞。2000年のCDデビューを機に、全国でコンサート活動を行う。ソロ活動に加え、アンサンブルにも積極的に取り組み、様々な楽器奏者と共演、録音を行う。NHKテレビ「名曲アルバム」でアナスタシア(チャイコフスキーコンクール覇者)と共演。東京・大阪・静岡で共演を重ねた。雑誌「ピアノスタイル」(リットーミュージック)のCD演奏には創刊号から携わり、コラム執筆も担当している。「ピアノカフェ」「ピアノフレーバー」(キングレコード)、「ファイナル・ファンタジー11」(スクェアエニックス)「ディズニープリンセス」(エイベックス)「ヴァイオリンの調べ」「フルートの調べ」(リットーミュージック)など様々なジャンルのレコーディングCDは、500曲以上にのぼる。新日本フィルハーモニー、丸ビルオーケストラ、福岡西陵高校オーケストラと共演。東京丸ビル・新丸ビルでは、2006年~2011年までコンサートのコーディネーターも務め、定期的にコンサートを企画・開催した。小学校コンサートにも力を入れ、文化庁による芸術家派遣等でこれまでに東京・福岡を中心に100校以上の学校で行う。現在、東京音楽大学非常勤講師として、室内楽・ソロの後進指導にもあたっている。
ブログ:http://igaayumi.blog28.fc2.com
西川 潤子
西川 潤子(にしかわ じゅんこ)
西東京市在住。マニラで行われた日比合同演奏会に日本代表として出演(8歳)。「明日をきく音楽会」でモーツァルトのピアノ協奏曲を日本新交響楽団と共演 (11歳)。桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学音楽学部卒業。1998年ピティナ・ピアノコンペティション特級金賞受賞など、国内外の多数のコンクールで優勝。モスクワのチャイコフスキー記念モスクワ音楽院大ホールにて、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を演奏。併せてCD録音を行いアメリカで発売。英国のインターナショナル・バイオグラフィカル・センター発行「20世紀の2000人の優れた音楽家達」に掲載される。国内のみならずオーストリア(ザルツブルグ)・ウルグアイ・フィリピン・イタリア・アメリカ・香港・シンガポールなど世界各国でソロ・室内楽・オーケストラとの共演で活躍し高い評価を得ている。2006年度エフエム西東京「西川潤子のようこそクラシック!」パーソナリティ。西川潤子のピアノ日記http://junko-nishikawa.com/
海野 春絵
海野 春絵(うんの はるえ)
6才よりピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。高校、大学共に卒業演奏会に出演。その後同大学研究科にて研鑽を積む。第45回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部第2位。ロゼ・ピアノコンクール第1位。第22回ピティナ・ピアノコンペティション特級の部グランプリ。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団と共演。桐朋在学中より様々な楽器の伴奏活動を始め、讀賣新人演奏会、演連コンサート等各地の演奏会に多数出演。第20回日墺文化協会フレッシュコンサートにて最優秀共演者賞受賞。近年では、N響メンバー等との室内楽活動も積極的に行っている。また2005年より、横浜市内の小学校にてPTNA主催「クラスコンサート」に多数出演。夫・海野幹雄との共演も数多く、好評を得ている。これまでにピアノを竹内淑子、狩野美紀子、深沢亮子、上野久子の各氏に、室内楽を白石隆生、田中麗子の各氏に師事。NPO法人「ハマのJACK」メンバー、桐朋学園大学弦楽器科嘱託演奏員。
佐藤 圭奈
佐藤 圭奈(さとう けいな)
越谷市出身、在住。東京音楽大学付属高校を経て、2006年東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。2008年ハノーファー音楽演劇大学芸術養成課程卒業。現在、同大学ソリスト課程在籍。2003年第4回かずさアカデミア音楽コンクール第2位。2004年第73回日本音楽コンクール入選。2007年第2回東京芸術センター記念ピアノコンクール銀賞。2007年第3回若い音楽家のためのアマデウス賞ピアノコンクール(ドイツ)第3位、モーツァルト特別賞。第32回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ。これまでに、加藤一郎、加藤恭子、播本三恵子、倉沢仁子の各氏に師事。現在、マッティ・ラエカリオ氏に師事。
梅村知世
梅村 知世(うめむら ともよ)
岡山県立岡山城東高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業。在学中に大学内でアリアドネムジカ賞を受賞。卒業時にアカンサス音楽賞、安宅賞、大賀典雄賞、同声会賞、三菱地所賞を受賞。現在、東京藝術大学大学院修士課程に在籍。2013年4月よりベルリン芸術大学に留学中。
第58回全日本学生音楽コンクール大阪大会高校の部第1位。第29回ピティナ・ピアノコンペティションG級全国決勝大会金賞。第78回日本音楽コンクール入選。2010年、第34回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ及び聴衆賞受賞。ポーランド国際音楽祭にてコンチェルトやリサイタルに出演。第12回岡山芸術文化賞グランプリを受賞し、岡山県から表彰を受ける。2012年、第14回ピネローロ国際コンクール(イタリア)第4位。
オフィシャルサイト/ブログ
佐藤 圭奈
樋口 あゆ子(ひぐち あゆこ)
1993年ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ。第10回ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール第1位。2006年アメリカ・カーネギーホールリサイタルデビュー。2004年からベトナムの子供たちとの触れ合いコンサートを行っており、2008年皇太子徳仁親王臨席のもと開催された日越国交35周年記念国家プロジェクト「VIETNAM FESTIVAL」にて演奏、毎年同公演で日本を代表するピアニストとしてリサイタル開催。CDはショパンとリストピアノ名曲集「ソウル・オブ・ザ・ピアノ」「ラフマニノフ、ガーシュイン、ベトナム民謡」をリリース。現在、毎週土曜日18:45~19:00 FM横浜「ピアノワイナリー ~響きのクラシック~」パーソナリテイ。2013年11月、日越外交樹立40周年記念・日本ベトナムピアノフェスティバル2013総音楽監督就任。

ヴァイオリン

竹中 勇人
竹中 勇人(たけなか はやと)
新潟県出身。6歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学付属高等学校を経て、東京音楽大学卒業。在学中特待生奨学金を得る。大学卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団に1stヴァイオリン奏者として入団。同年、東京音楽大学研究科に入学。同大学のヨーロッパツアーに参加し、ハノーヴァー、ベルリン、ケルン、ザルツブルグで西村朗氏の「NIRVANA]の初演を行う。また、新日本フィルのメンバーと日本各地で室内楽の演奏会を開く。ヴァイオリンを二村英之、中道三代子の各氏に師事。またL.カプランのレッスンを受ける。現在東京音楽大学助手。
扇谷 泰朋
扇谷 泰朋(おおぎたに やすとも)
桐朋学園大学音楽科を経て1998年よりベルギー王立音楽院に留学し2000年修了。大学在学中に第62回日本音楽コンクールに入選。ロイヤルチェンバーオーケストラにてコンサートマスターとして活動し、また同オーケストラとソリストとしても協演する。留学中にはベルギー王立音楽院室内オーケストラを結成し2000年ドイツ、2002年日本におけるコンサートツアーをコンサートマスターとして成功に導く。室内楽の分野ではクリスタル・クァルテットを結成、ヴィオラ奏者として2001年スペインにおける国際コンクール"Paper de Musica"で優勝し、ベルギー、スペインなどで演奏活動を展開。2002年に帰国し、2004年7月より九州交響楽団コンサートマスターに就任。2006年4月より日本フィルハモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターに就任し現在両楽団のソロ・コンサートマスターを務めている。その他、宮崎国際音楽祭、JTアートホール室内楽シリーズ、サイトウキネンフェスティバルなど多方面にわたり活動中。
野口 千代光
野口 千代光(のぐち ちよこ)
ジュリアード音楽院卒業後、東京芸術大学に復学し東京芸術大学音楽学部を首席で卒業。ニューヨーク・カーネギーホールにおいてリサイタルデビュー。東京都交響楽団ほか国内外のオーケストラとソリストとして共演。アンサンブル奏者としては、アンサンブルコルディエコンサートマスター、紀尾井シンフォニエッタ東京のメンバー、在京オーケストラのゲストコンサートマスターとして演奏活動をしている。現代音楽にも意欲的に取り組み、アンサンブル・ノマド、コンテンポラリーなどのメンバーとしての演奏も数多い。桐朋学園芸術短期大学准教授。
甲斐 史子
甲斐 史子(かい ふみこ)
桐朋学園音楽大学卒業。同大学研究科修了。第3回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位入賞。現代音楽演奏コンクール〈競楽・〉第1位入賞(Pf大須賀かおりとのデュオROSCOとして)。第12回朝日現代音楽賞受賞。2003年度青山バロックザール賞受賞。ドイツ・ダルムシュタットにて、クライニヒシュタイナー賞受賞。アンサンブル・ノマドメンバーとして、第2回佐治敬三賞受賞。桐朋学園オーケストラ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー管弦楽団等と共演。オランダ「ガウデアムス」、ベネズエラ・フランス「フェスティバル・アテンポ」イギリス「ハダース・フィールド」メキシコ「国際現代音楽祭」等、国内外の音楽祭に出演数々の初演、録音を行っている 2008年3月一柳慧率いるアンサンブル・オリジンメンバーとして、カーネギーホールにて演奏北京中央音学院、国家大劇場、上海音楽院など中国においても日中現代作品を中心にリサイタル公演、レクチャーを重ねている。2008年8月デュオROSCO として 2枚目のCD「Racoondog」をリリース これまでに、江藤俊哉、江藤アンジェラ、水野佐知香、室内楽を藤井一興の各氏に師事桐朋学園大学及び短期大学嘱託演奏員
中川 直子
中川 直子(なかがわ なおこ)
福岡県出身。4歳よりヴァイオリンを始める。第50回全日本学生音楽コンクール中学校の部福岡大会第1位。九州交響楽団と共演。第22回霧島国際音楽祭にて優秀演奏賞、特別奨励賞を受賞。第75回読売新人演奏会に出演。第74回日本音楽コンクール入選。別府アルゲリッチ音楽祭オーケストラにてコンサートマスターを務める。特待生として東京音楽大学付属高等学校に入学、東京音楽大学を経て東京音楽大学大学院修士課程修了。現在、東京音楽大学ピアノ伴奏助手、東京音楽大学付属高等学校非常勤講師。これまでに松村信明、篠崎永育、山岡耕筰、小林武史、大谷康子、海野義雄の各氏に師事。
城 香菜子
城 香菜子(じょう かなこ)
千葉県出身。4歳よりヴァイオリンを始める。 2000年 愛知県立芸術大学入学。在学中に同大学オーケストラの演奏会にてソリストを務める。 また愛知室内合奏団のメンバーとして活動する。 2004年 同大学卒業と同時に山形交響楽団に入団。在団中、山響メンバーとトリオを結成、 東北各地で室内楽の演奏活動を行う。2008年 千葉と山形でリサイタルを開催。 2009年 第21回アフィニス夏の音楽祭に参加。 2010年 山形交響楽団を退団。現在はフリー奏者として各地で演奏活動を行う。 これまでにヴァイオリンを、山岡耕筰、故・松村英夫、福本泰之、ウラディーミル・マリーニン、 齋藤真知亜、各氏に師事。
永井 公美子
永井 公美子(ながい くみこ)
1983年、東京に生まれる。多くの国内コンクールで入賞した後、1999年、第4回レオポルドモーツァルト国際コンクールでForderpramie賞受賞。2002年、第23回ミケランジェロ・アバド国際コンクールで優勝。2003年、ドイツにて国立フランクフルト交響楽団と共演。2004年、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトに参加。クレモナのAccademia Wqlter Staufferの特別奨学生に選ばれサルヴァトーレ・アッカルド氏の下で研鑽を積む事が決まる。2005年桐朋学園大学卒業、ギジアーナ音楽院にて特別賞を受賞。2007年 Miedzynarodowego Konkurso Syrzypcowegoで特別賞を受賞。現在ドイツ・ハノーファー音楽演劇大学に在学中。これまで天満敦子、辰巳明子、ヘルマン・クレバース各氏に師事。現在はサルバトーレ・アッカルド、クリストフ・ヴェグジン両氏に師事している。
長尾 春花
長尾 春花(ながお はるか)
幼少よりヴァイオリンを始め、これまでに篠田真美子、江藤アンジェラ、故江藤俊哉、景山裕子、沼田園子、G.プーレ、青木高志、岡山潔の各氏に師事。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学を首席で卒業、学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞を受賞。現在、東京藝術大学大学院修士1年に在学。宗次ヴァイオリンコンクール第1位、日本音楽コンクール第1位、ロン=ティボー国際音楽コンクール第5位、仙台国際音楽コンクール第3位。東響、群響、仙台フィル、名古屋フィル、大阪センチュリー、フランス国立放送オーケストラ等と共演。2011、2012年度、ローム・ミュージックファンデーション奨学生。2011年、ふじのくに文教創造ネットワークのFCN音楽大使就任。2012年、シンフォニエッタ静岡ソロコンサートマスター就任。2008年よりクヴェレ・クァルテットを結成、ハイドン弦楽四重奏曲全曲録音に参加。緑の風音楽賞受賞。
岡田 鉄平
岡田 鉄平(おかだ てっぺい)
福岡県在住。1975年11月3日生まれ。B型。福岡県行橋市出身、4才よりヴァイオリンを始める。桐朋高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏科卒業後、同大学研究科修了。これまでに、三木妙子、石井志都子、江藤アンジェラ、江藤俊哉、各氏に師事。長江杯国際音楽コンクール第1位ほか、多数のコンクール入賞。数々の楽団にソリストとして出演する他、ヴァイオリンとピアノのデュオ【スギテツ】で、雑誌、テレビ、ラジオなど数多くのメディアに出演し、全国各地でコンサート活動中。鉄道模型、ラジコンヘリ、TVゲームの他、セダン系の車を愛するカーマニアでもある。
岡田鉄平オフィシャルウェブサイト
岡田 鉄平
原 雅道(はら まさみち)
国立音楽大学卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。同団を務める傍ら室内楽の演奏会などにも多数出演。他のプロオーケストラ及び室内合奏団のゲストコンサートマスター、ゲストトップ奏者として多数招かれている。クラシック音楽以外の活動も多く様々なジャンルのアーティストとのCDレコーディングやライブ活動、及びTV、映画音楽やコマーシャル等のスタジオワークに参加。服部克久率いる東京ポップスオーケストラメンバー。また日本大学、立教大学をはじめ各地のオーケストラや後進の指導にも当たる。ヴァイオリンを諏訪晶子、徳永二男、室内楽をヘルムート・バルト、ディビット・テイラーの各氏に師事。2007年1月より九州交響楽団アシスタントコンサートマスター。2012年4月より九州交響楽団アソシエートコンサートマスターとしてコンサートマスター、セカンドヴァイオリントップ、アシスタントコンサートマスターと三役を務めている。
岡田 鉄平
西原 由希子(にしはら ゆきこ)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団ヴァイオリン奏者。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。全日本音楽コンクールに入選。京都フランス音楽アカデミー、草津夏期国際音楽アカデミー、ロームミュージックファンデーション「春の音楽セミナー」、アフィニス夏の音楽祭に参加。これまでに毛利友美、中山朋子、宗倫匡の各氏に師事。
坂本 瑠美(さかもと るみ)
東邦音楽大学付属東邦中学校、高等学校を経て、同大学を卒業。在学中、定期研究発表演奏会、卒業演奏会等に代表出演。これまでにヴァイオリンを天満敦子、宮野陽子、白井篤、宮崎孝江、室内楽を大久保淑人の各氏に師事。第12回全日本ソリストコンテスト奨励賞受賞。後進の指導に当たりながら、オーケストラ、室内楽、ソロ、録音等で演奏活動の幅を広げている。また、精力的に自主リサイタルを開いている。現在、東邦音楽大学オーケストラ研究員、東邦音楽学校講師、東邦音楽大学ミュージックセンター講師、江戸川区少年少女オーケストラトレーナー。

チェロ

海野 幹雄
海野 幹雄(うんの みきお)
14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、1998年、桐朋学園大学アンサンブルディプロマコース修了。その後、洗足学園大学ソリストコースにおいて更に研鑽を積む。1999年、第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞受賞。2000年、第14回川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、併せて数々の副賞を受賞。2002年、第12回全日本ソリストコンテストグランプリ受賞。2003年、グアム交響楽団にソリストとして招かれ絶賛を博した。同年、東急ケーブルテレビ「イッツコム」において、「海野幹雄と仲間たち」を開催。ソロや室内楽、また都内の各オーケストラにエキストラとして出演する他、山響、東京シティ・フィル等に首席奏者、フォアシュピーラーとして客演。また、編曲家としても高い評価を得ている。これまでにチェロを倉田澄子、堤剛、木越洋の各氏に師事。東京フィロスクァルテット、スーパーチェロアンサンブルトウキョウ、室内オーケストラARCUS(アルクス)メンバー。
中村潤
中村 潤(なかむら じゅん)
小学生の時、地元の市民オーケストラに入団、高校まで所属して音楽活動を行う。高校では吹奏楽部にも所属。勉強そっちのけで音楽にはまり込む。高校2年生の時に聴いた演奏会をきっかけに音楽の道に進むことを決意。 遅い進路決定の結果、さんざん周りの先生方にご苦労をかけ東京芸術大学入学。卒業後、同大学院修士課程修了。現在は各地で、オーケストラ、室内楽を中心に活動。また近年は、ポップスのアーティストのツアーやミュージカル、スタジオレコーディングでの演奏なども行い、活動の幅を広げている。また、長いアマチュア生活を生かして、アマチュアオーケストラ、部活動指導や教育活動にも熱心に取り組んでいる。バッハ協会管弦楽団首席奏者。
横山 二葉
横山 二葉(よこやま ふたば)
東京音楽大学付属高校、東京音楽大学卒業。ハンガリー国立フランツ・リスト音楽院修了。東京音大在学中に特待生奨学金を受ける。リスト音楽院在学中にリスト音楽院ホール、旧リスト音楽院(リスト博物館)他、演奏会を多数行う。フランス・パブロカザルス音楽祭他、ヨーロッパ各地の音楽祭に参加。チェロを佐藤輝夫、花崎薫、堀了介、三森未来子、メズー・ラースロー、オンツァイ・チャバ、室内楽をメズー・ラースロー、ネーメト・ゲザ、デヴィチ・シャーンドル、(バルトーク弦楽四重奏団)の各氏に師事。現在ソロ・室内楽・オーケストラなどで活躍する他、後進の指導にもあたる。
谷口賢記
谷口 賢記(たにぐち まさのり)
京都大学大学院理学研究科修士課程を修了後、ボストン音楽院へ留学し、音楽修士号を修得後、全額奨学生にてディプロマを取得。CMFoNE第1回国際室内楽コンクール第1位など受賞歴多数。在米中には、Boston String Quartet、Boston Philharmonic Orchestra、Atlantic Symphony Orchestra等にて活躍した。現在は本拠地を東京に置き、室内楽を中心とした演奏活動の他、埼玉県における「ちちぶ国際音楽祭」の青少年育成プログラム「Youth & Muse」の音楽監督を務めるなど、指導者として後進の指導に力を入れている。全日本ピアノ指導者協会正会員、ジャスミンINAGIステーション代表。スタイナート・トリオ主宰。これまでにチェロを近藤浩志、菊地知也、Andrew Mark、Timothy Eddy、Natasha Brofskyの各氏に師事。室内楽をRoger Tapping、Bruce Hangen、Rhonda Rider、 Patricia McCarty、Rictor Noren、Jonathan Cohler、Max Levinson、Jonathan Bass等に師事。公式サイトはこちら
谷口賢記
諸岡 由美子(もろおか ゆみこ)
ドイツベルリン芸術大学、ドイツカールスルーエ音楽大学卒業。南西ドイツ学生コンクール2位、オーストリア国際コンクール特別賞受賞。
ヨーロッパの数々の音楽祭に出演(ハンガリーリスト音楽祭、ザルツブルグ音楽祭、イタリアペルージャ音楽祭等)。各地の世界遺産でコンサート(熊野那智大社・ポルトガルジェロニモス修道院・スペイントレド大聖堂)。ローマニューイヤーコンサートにてチェロコンチェルトで招待出演。クラシック以外のジャンルにおいても、アカデミー賞など100冠以上を受賞した映画「おくりびと」やジブリ「ハウルの動く城」「菊次郎の夏」など多くの録音演奏や、NHK、BS、ハイビジョン「ザ・スター」等出演、幅広い演奏家活動を繰り広げている。オフィシャルサイト

コントラバス

伊藤珠里
伊藤 珠里(いとう じゅり)
福岡県出身。2009年 東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業。2008年小澤征爾音楽塾オーディションに合格後、オペラ・プロジェクト喜歌劇「こうもり」に参加。2008年第13回コンセール・マロニエ21弦楽部門入選。2009年 小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクト(中国公演)に参加。2009年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト歌劇「ヘンゼルとグレーテル」に参加。今までにコントラバスを吉浦勝喜、永島義男、黒木岩寿、河原泰則の各氏に師事。現在、東京・九州を中心としてオーケストラや室内楽など幅広く活動している。
中村勇一
中村 勇一(なかむら ゆういち)
早稲田大学理工学部物理学科卒業後、桐朋学園大学音楽部ディプロマコースを経て同大学研究科を修了。1998年第10回秋吉台国際20世紀音楽セミナー&フェスティバルに参加。第13 回東京都江戸川区新人演奏会出演。2002年7 月埼玉県鴻巣市における若い芽のコンサート出演。2005年よりリサイタル<Contra-Bakka>を開催中。吉田秀、志賀信雄、石川滋、ジェームス・ヴァンデマーク、ダンカン・マクティアの各氏に師事。アンサンブル鴻巣ヴィルトゥオーゾ団員・東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。弦楽器専門誌「サラサーテ」にて 「グスタフのBass もの"こだわり日記"」「グスタフのBass もの"CD ぶらり旅」連載中。

フルート

多久 潤一朗
多久 潤一朗(たく じゅんいちろう)
東京藝術大学卒業。現代音楽アンサンブル「BOIS」、現代フルートカルテット「Nozzles」メンバー。主に現代音楽のプレーヤーとして国内外の同時代作曲家の作品の初演、再演に携わる傍ら、オーケストラ、ポップス、ジャズバンドなどでの演奏、また自ら作、編曲も行い、自作の曲を演奏した「ポンキッキーズ21」出演や「題名のない音楽会」出演など独創的な活動を展開中。全日本クラシック音楽コンクールフルート部門優勝、朝日現代音楽コンクール入選。
難波 薫
難波 薫(なんば かおる)
桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科修了。日本管打楽器コンクール第2位、日本木管コンクール第1位。2003年、演連コンサートオーディションに合格し、リサイタルを開催。ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団などと共演する他、倉敷音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバルなどに参加し、ソロ、オーケストラ、室内楽、と幅広く活動している。三宅貴子、峰岸壮一、白尾彰、工藤重典の各氏に師事。2006年11月22日にCDデビュー。2007年より日本フィルハーモニー交響楽団団員。
大塚 茜
大塚 茜(おおつか あかね)
5歳よりピアノを13歳よりフルートを始める。福岡女学院高等学校音楽科を経て福岡女子短期大学音楽科卒業。桐朋学園大学短期大学部専攻科及び研究生修了。2003年、ホテル日航福岡定期演奏会にてコレギウム・プリエール合奏団と共演。2004年、アクロス福岡シンフォニーホールにて福岡室内合奏団と共演(後藤龍伸指揮)。日墺文化協会フレッシュコンサート出演。2005年、ハンガリーのコダーイ弦楽四重奏団と共演、東京オペラシティリサイタルホールにてソロリサイタル開催。2007年、5月7月に福岡、東京でリサイタル開催。10月、紀尾井ホールにて日墺文化協会のガラ・コンサートに出演し、早川りさこ(hp)、坂口弦太郎(va)と共演。2008年6月、チェコフィルハーモニー六重奏団と共演。同年6月、ホテル日航福岡チャペルプリエールにて「AKANE on Bach ~大塚茜とコレギウム・プリエール合奏団~」開催。同年8月、第4回ルーマニア国際音楽コンクールにおいて管楽器部門第1位、最優秀賞、及びオーディエンス賞受賞。2009年1月、紀尾井ホールにて「大塚 茜 フルートリサイタル~AKANE on Bach」を開催。同年2月、東京オペラシティコンサートホールにて東京フィルハーモニー交響楽団からなる室内楽オーケストラと共演。同年5月、三大都市オーケストラ公演として竹本泰蔵指揮による東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団と尾高尚忠のフルート協奏曲を共演。同年8月、カプースチン作曲のフルートとピアノのためのソナタを川上昌裕(p)と日本初演。10月にルーマニア演奏旅行を実施。2010年1月から3月にかけて、三大都市オーケストラ公演として竹本泰蔵指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団とイベールのフルート協奏曲を共演する。現在、パウエルフルートアカデミー講師を務めるとともに、各地で幅広い演奏活動を展開している。ホームページ:http://angel.ap.teacup.com/akane_o/
永井 由比
永井 由比(ながい ゆい)
フルートを野口龍氏に師事。桐朋学園研究科修了。これまでに東京室内歌劇場のロシア公演、中国釣魚台国賓館での演奏、ISCM国際現代音楽祭での初演等、現代音楽分野で活発に活動する他、(財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」アーティストとして全国各地でワークショップ、リサイタル活動をしている。クラシック以外の活動では、NHK大河ドラマ「「功名が辻」朝の連続ドラマ「純情きらり」ラジオドラマなどのスタジオ現在、桐朋学園芸術短期大学、ムラマツフルートレッスンセンター新宿、横浜講師。
曳地 まり
曳地 まり(ひきち まり)
東京音楽大学卒業。同大学研究生修了ののち、東京芸術大学大学院修士課程修了。2001年東京文化会館新進音楽家オーディション合格、同デビューコンサートに出演。 2002年JILA音楽コンクール室内楽部門(木管5重奏)第1位。第20回日本管打楽器コンクール第4位。第15回日本木管コンクール奨励賞受賞。2006年予選を経てミュンヘン国際コンクール木管5重奏部門出場。2005年~2007年NHK交響楽団アカデミー生。エマニュエル・パユ、パウル・マイゼン、オーレル・ニコレの各氏をはじめ、多数のマスタークラスを受講する。フルートをこれまでに花田純子、梅津正好、中野真理、植村泰一、中野富雄、金昌国の各氏に師事する。
南部 やすか
南部 やすか(なんぶ やすか)
アメリカとドイツで学ぶ。平成21年度神戸市文化奨励賞、平成20年度兵庫県坂井時忠音楽賞、平成19年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞。第13回びわ湖国際フルートコンクール第2位入賞。日本フィル、大阪フィル、アマデウス室内オーケストラ (ポーランド)、バロックオーケストラ・アルコ (ドイツ) などと共演。2010年上海万博にて演奏。NHKテレビ「ぐるっと関西プラス」、NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。関西を中心に東京、ドイツ、中国でのコンサート活動の他、スケート選手高橋大輔・織田信成とのコラボレーション、クルーズ船「飛鳥II」「ぱしふぃっくびいなす」での演奏、ジュンコ・コシノ・コレクションでの演奏など活動は幅広い。2011年には清華大学(北京)創立100周年記念日中友好コンサート演奏、テルアビブ(イスラエル)美術館でのコンサートシリーズ出演などを予定している。ラジオ関西パーソナリティ。芦屋大学客員准教授。米国コロンビア大学客員研究員 (2011年9月~) 。公式HP:www.yasuka-nambu.com
南部 やすか
荒井 純一郎(あらい じゅんいちろう)
東京生まれ。東邦音楽大学(フルート専攻)卒業。同専攻科(修士課程)、同大学院音楽研究科(修士課程)修了。フルートを岩間丈正、中野富雄、五十嵐宏子の各氏に、室内楽を大場文惠氏、作・編曲を小島佳男氏に師事。第15年度東邦音楽大学卒業・修了代表演奏会、日本フルート協会東京部会主催第31回フルート・デビューリサイタルに出演。オーケストラのエキストラや依頼演奏、フルートアンサンブル、新作初演等の演奏活動の他、中学・高校の吹奏楽トレーナーとしても後進の指導に当たっている。又、フルートを中心とした作・編曲を手掛ける。現在、東邦音楽大学実技・演奏研究員、同ミュージックセンター講師、ベルソナ音楽教室講師、ジュエル・ミュージック登録講師。アンサンブル?ル・ブルジョン?代表。

クラリネット

小坂 真紀
小坂 真紀(こさか まき)
福岡県北九州市生まれ。武蔵野音楽大学器楽学科卒業。
2000年 第3回彩の国新進音楽家オーディション(管楽器部門)合格。
これまでにクラリネットを山本正治、木幡仁清の両氏に師事。
W・フックス、C・ジュフレディの各氏のマスタークラス、公開レッスンを受講。
現在、埼玉県立芸術総合高等学校非常勤講師。
大成 雅志
大成 雅志(おおなり まさし)
大阪府出身。小6よりクラリネットを始め、京都市立堀川高校音楽科(現,京都市立音楽高等学校)を経て、1991年東京藝術大学音楽学部器楽科入学。1993年イタリアにて催された、カール・ライスター氏(ベルリンフィル元首席)の国際マスタークラス受講オーディションに最年少で合格。翌年、1年間休学し、ベルリンを中心にドイツ各地を歩き見聞を広げる。第2回浜松国際音楽アカデミー&フェスティバル受講生代表。1998年3月東京藝大を中退。第68回日本音楽コンクールクラリネット部門入選。現在、全国各地のオーケストラや、スタジオレコーディングなど演奏活動のほか、オーケストラ木管トレーナー(慶應ワグネル)活動等、指導者としても幅広く活動。また水戸室内管弦楽団、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、宮崎国際音楽祭、ギドン・クレーメル&クレメラータ・バルティカ室内管弦楽団日本公演、JTアートホール室内楽シリーズ、大文字国際交流音楽祭などにも参加。日本クラリネット協会会員、ホルツの会講師会員。クラリネットを海川雅富、内山洋、村井祐児、三界秀実、鈴木豊人、ヴェンツェル・フックスの各氏に、室内楽を山本正治氏に師事。
大成 雅志
豊永 美恵(とよなが よしえ)
2002年からハンガリー国立F.リスト音楽院に留学。2003、2004年度ハンガリー政府給費留学生、平成18年度文化庁新進芸術家海外研修員。2004年にリスト音楽院リサイタルでF.ヒダシュのクラリネットソナタを世界初演し本格的なソロ活動を始め、ブダペスト春の音楽祭、都民芸術フェスティヴァル、日本演奏家連盟主催「演連コンサート」、越のルビー音楽祭、北九州国際音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンなど多数の演奏会に出演。"岩城宏之音楽賞2009"を受賞。文化庁主催「明日を担う音楽家たち2011」では、F.ヒダシュの「クラリネット協奏曲センプリーチェ」を日本初演するなど、積極的にハンガリーの作品を取り上げ、日本とハンガリー音楽界の親善大使的存在となるなど精力的に活動する他、東京ジュニアオーケストラソサエティなどで後進の指導にもあたる。2013年ハンガリーのクラリネット作品を集めたCD「Memories of Hungary」発売。

オーボエ

最上 峰行
最上 峰行(もがみ たかゆき)
桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、桐朋学園大学音楽学部管楽器部会嘱託演奏員を務める。第1回小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト「フィガロの結婚」に参加。NHK・毎日新聞社共催「第69回日本音楽コンクール・オーボエ部門」第3位入賞。第11回ヤングプラハ国際音楽祭に招かれ、プラハ国立劇場管弦楽団と共演。第17回アフィニス夏の音楽祭、2005年サイトウキネンフェスティバルに参加。現在国内外のオーケストラに客演する他、ソロ、室内楽等、幅広く活動している。ホームページ最上峰行オフィシャルブログhttp://mogami.exblog.jp/
田渕 哲也
田渕 哲也(たぶち てつや)
栃木県宇都宮市出身。13歳よりオーボエを始める。宇都宮短期大学附属高等学校音楽科卒業。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。1993年、東京文化会館新人オーディション合格・同会館新人演奏会出演。1996年、浜松国際管楽器フェスティバルにおいて新人演奏出演。1997年、東京芸術大学室内楽オーディション合格。同大学室内楽演奏会出演(木管五重奏)。これまでオーボエを斎藤享久、鈴木尚雄、河野剛、小畑義昭、G.シュマルフス、室内楽を村井祐児、山本正治、四戸世紀、岡本正之の各氏に師事。現在、ソロ、室内楽、また東京アーティスツ合奏団メンバーとして演奏活動を行う傍ら、宇都宮短期大学及び同附属高等学校音楽科、長野県立小諸高等学校音楽科、亜細亜大学吹奏楽団などの後進の指導に力を注いでいる。

サクソフォーン

國末 貞仁
國末 貞仁(くにすえ さだひと)
1978年生まれ。香川県高松市出身。香川県立高松高等学校、東京藝術大学を経て、同大学院修了。サクソフォーンを、西宇徹、須川展也、石田智子、二宮和弘、冨岡和男の各氏に、室内楽を中村均一氏に師事。2000年、第4回若手奏者のためのコンペティションデュオ・室内楽部門において第1位。2005年、第22回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門第3位入賞。2006年、第3回ブルーポラリス賞優秀個人賞受賞。2010年、平成21年度香川県文化芸術新人賞受賞。 2010年9月には初のソロアルバム「The Last Country」(CACG-0157)をリリース。現在、あんさんぶっかけ・さぬき座座長、板橋区演奏家協会理事を務めるほか、「Quatuor B(クワチュール・ベー)」、「Quintet CIRC(クインテット・シルク)」、「Trio YaS-375(トリオ・ワイ・エー・エス・サンナナゴ)」、「Saxofox(サキソフォックス)」、「Saxaccord(サクサコール)」、「Sherpas(シェルパ)」、「Knockout Brass(ノックアウトブラス)」の各メンバーとして全国各地で演奏活動を展開している。2012年4月より洗足学園音楽大学の講師に就任。2013年より高松市観光大使に就任。
蓼沼 雅紀
蓼沼 雅紀(たでぬま まさき)
埼玉県生まれ。東京音楽大学付属高校を経て同大学入学。在学中より特待奨学生として演奏活動を展開する。東京音楽大学ソロ・室内楽オーディションに合格、同演奏会出演。2004年第3回ひろば賞コンクールにおいて管楽器部門賞ならびに、ひろば大賞を受賞。JILA音楽コンクール室内楽部門第1位。市川市文化振興財団オーディション合格、同演奏会出演。ヤマハ株式会社主催ヤマハ管楽器新人演奏会、日本サクソフォーン協会主催第2回新人演奏会に出演。また東京音楽大学埼玉支部創設20周年記念新人演奏会では、イベールの「室内小協奏曲」をオーケストラと協演する。第10回~14回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに参加。須川展也、オーティス・マーフィー、ジャン=イブ・フルモーの各氏に師事し、講師推薦プレミアムコンサート(第11回、13回、14回)にも出演。また浜松市教育委員会主催、第4回『若きヴィルトォーゾコンサート』にも出演。2006年渋谷アクタス「アンナホール」、2007年三郷市文化会館大ホールにてソロリサイタルを開催する。サクソフォーン、室内楽を石田裕美、石渡悠史、中村均、オーティス・マーフィー、原博巳、武藤賢一郎の各師に師事。桐朋学園大学嘱託演奏員を経て、現在はソロによる演奏を中心に、室内楽、オーケストラ、映画・テレビ、レコーディングなど幅広く活動する。木管アンサンブルCést la vie(セラヴィ)サクソフォーン奏者。東京音楽大学付属高校非常勤講師。
荻島 良太
荻島 良太(おぎしま りょうた)
愛知県立芸術大学卒業。同大学室内楽定期演奏会、及び卒業演奏会に出演。東京M&M尚美ディプロマコース卒業。第2回ジャン=マリー・ロンデックス国際コンクール(タイ)においてセミファイナリスト。第5回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第1位、並びに日本ルーマニア音楽協会理事会賞受賞。「軽井沢八月祭」等の音楽祭に参加。「Vive! SaxophoneQuartet」のメンバーとしてBrain Musicレーベルより3枚のCDをリリース。サクソフォンを雲井雅人、林田和之、室内楽を中川良平、村田四郎、服部吉之、板倉康明の諸氏に師事。現在、フリーランスのサクソフォン奏者として、ソロ、室内楽、オーケストラ等で活動する他、後進の指導にも当たっている。
荒木絵美
荒木 絵美(あらき えみ)
神奈川県出身。3歳よりピアノを始め、13歳よりサクソフォンを始める。2003年第10回レ・スプレンデルコンクール1, 2位なしの第3位。2004年東京藝術大学入学。2007年NHKキャンパスバンドライブに出演。2008年同大学卒業、神奈川同声会コンサート出演、藤沢新人演奏会出演。第14回及川音楽事務所新人オーディション合格、奨励賞受賞。2009年7月横浜にて、初の姉妹との共演コンサートを開催。その後、渡仏。2009年10月ヴェルサイユ音楽院に入学。Vincent DAVID氏のもとで研鑽を積む。在学中フランス各地で数々のコンサートに出演。大きなものでは、2010年サヴォア地方での1週間に及ぶDAVID氏とのアンサンブル演奏旅行、ダンス科とのコラボレーション「west side story」のコンサート。パリでのsalon de musique 出演。 2011年の即興コンサートにおいて、教授より演奏が高く評価され、第100回目記念のsalon de musiqueのコンサートに推薦され即興にて出演。 ピアノとサックスを弾くなど自身の特技を生かした即興にて、大好評を博した。Yukiko Toki, Jonathan Radford と共に行っていたトリオにて、またヴァイオリニストYun-Chieh Leeと共に数々のコンサートに出演。 2011年6月審査員全員一致の1位、そして更に最優秀賞を受賞してヴェルサイユ音楽院卒業。8月第7回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門第1位、特別賞受賞。ピアノ、ソルフェージュを伊藤晶子、大久保誓子、石原真、松岡淳の各氏に師事。サクソフォンを鈴木英之、冨岡和男、須川展也、Vincent DAVID氏の各氏に、室内楽を中村均一、冨岡和男、J-F Gonzales の各氏に、サクソフォンアンサンブルをVincent DAVID氏に師事。現在は音楽活動のため、日本、ヨーロッパを行き来する生活を送っている。
荒木絵美公式ホームページ
東涼太
東 涼太(ひがし りょうた)
2003年、東京芸術大学を首席(管打楽器)で卒業。併せてアカンサス音楽賞受賞。2005年、同大学院修士課程修了。これまでにソリストとして、東京ニューシティ管弦楽団、藝大フィルハーモニアとコンチェルトを協演。在学中より「チャンチキトルネエド」に参加。2008年にはインドネシアにおける日本美術展「KITA!Japanese Artists Meet Indonesia」に出演。2009年にアルバム「CHANCHIKI TORNADE」をリリース。2006年より「清水靖晃&サキソフォネッツ」、「東京中低域」に参加。国内はもとよりモスクワ、キューバ、香港、ロンドン、ベルギー、オランダなど海外での公演も行い、好評を得ている。また所属するサクソフォン四重奏団「カルテット・スピリタス」の2007年東京・津田ホールでのリサイタルは"調和のとれた正統派アンサンブル"(音楽の友)と評された。同団体のアルバム「THE QUARTET」は「レコード芸術誌」で特選盤に選ばれる。現在はソロ活動の他、様々な音楽、形態でのアンサンブルを精力的に行っている。
作田 聖美
作田 聖美(さくた きよみ)
3歳からピアノ・5歳からクラシックバレエ・12歳よりサクソフォンを始める。金沢辰巳丘高校芸術コース音楽専攻を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科サクソフォン専攻を卒業。日本サクソフォーン協会ジュニアサクソフォーンコンクール第2位。第3回ルーマニア国際音楽コンクール、管楽器部門にて第1位受賞。ならびにルーマニア名誉領事賞受賞。全6部門の最高位となり、ルーマニアの首都ブカレストにて受賞コンサートに出演。井上道義氏指揮、オーケストラアンサンブル金沢とポール・モーリス作曲/プロヴァンスの風景を協演。以降、同楽団と指揮者、天沼裕子・鈴木織衛・柳澤寿男の 各氏と共演している。また、同氏指揮による神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートにソリストとして出演し、井上氏の振り付け・演出によるバレエを踊 りながらサクソフォンを演奏し好評を博す。Victor社より教則DVDを須川展也氏監修のアシスタントとして出演。東京佼成ウインドオーケストラ西日本 /東北ツアー、同楽団のCDレコーディングに多数参加。オーケストラアンサンブル金沢委嘱作品「サクソフォン協奏曲」を作曲者ロジェ・ブトリー氏自らのピ アノ伴奏で世界初演。沼尻竜典氏指揮/日本センチュリー交響楽団  創立20周年記念コンサートに出演。「FIAT」&「UNITED ARROWS」のWEBショートフィルムにサクソフォン奏者役で出演。2011年日 本有線大賞を受賞した「ふくい舞/いくたびの櫻(avex)」シングルCDにてインストルメンタルバージョンのソリストに抜擢され注目を浴びる。アレクサ ンドル・ラザレフ氏指揮/日本フィルハーモニー交響楽団の客演奏者として香港芸術祭に出演。仲田守氏指揮/百萬石ウインドオーケストラと協演。井上道義氏 指揮/オーケストラアンサンブル金沢定期公演、ショスタコーヴィチ「黄金時代」に出演。ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」京都市交響楽団「展覧会の絵」に出演。これまでにサクソフォーンを筒井裕朗、宗貞啓二、冨岡和男、平野公崇、須川展也の各氏に師 事。室内楽を中村均一、冨岡和男、須川展也の各氏に師事。現在ソリスト、室内楽を中心に国内主要オーケストラの客演奏者として幅広い演奏活動を展開している。

ファゴット

井上 直哉
井上 直哉(いのうえ なおや)
埼玉県出身。1971年生まれ、AB型。15才よりファゴットを始める。ファゴットを大兼久潔、霧生吉秀、室内楽を山本正治、小畑義昭、各氏に師事。1995年東京芸術大学卒業、北九州芸術祭新人演奏会、浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバル新人演奏会に出演。フリー奏者として多くの演奏会に出演。97年よりフィンランド クフモ室内楽音楽祭に受講生として参加し、ファゴットをユッシ・サルッカ、オンドジェイ・ロスコヴィッツ、ヤーコ・ルオマ、マルティン・クースクマン、室内楽をイーヴォ・ガス、エサ・タパニ、各氏に学ぶ。
坂田 在世
坂田 在世(さかた ありせ)
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。在学中、東京文化会館新進音楽家オーディション合格、デビューコンサートに出演。第6回コンセールマロニエ21木管部門入選。ファゴットを岡崎耕治、山畑馨、吉澤真一の各氏に、室内楽を山本正治、岡本正之、四戸世紀の各氏に師事。現在、フリー奏者として、オーケストラやミュージカル、CM音楽や映画音楽等の録音など多方面で活動する一方、後進の指導にもあたっている。

リコーダー

高橋 明日香
高橋 明日香(たかはし あすか)
リコーダー奏者。上野学園中学校在学中よりリコーダーを専攻し、上野学園大学卒業、東京藝術大学大学院修了。大学卒業時、皇居内桃華楽堂で御前演奏会に出演。ソロ、アンサンブルで全国的に演奏活動をする一方、千葉県を中心にリコーダー・アンサンブルの指導にも力を注いでいる。近年では海外での公演も多く、これまでにフランス、イタリア、ドイツ、スペインなどで演奏を行っている。ジョーバン・バロック・アンサンブル、トリオ・デリカトゥス、フィルハーモニーカンマーアンサンブル、cache-caceh、リコーダー・トリオ Femitzメンバー。また、東京リコーダー協会講師として、関東、北陸、東北の小学校にて講習活動を行っており、訪問校はこれまでに750校を超える。

トランペット

上田 仁
上田 仁(うえだ じん)
京都府出身。12歳よりトランペットを始める。京都市立堀川高校音楽科、東京芸術大学卒業。これまでに早坂宏明、蔵野雅彦、北村源三、U.コミシュケの各氏に師事。協奏曲を東京シティフィル、東京フィル、東京交響楽団、セントラル愛知交響楽団らと共演。ソロアルバム「カレイドスコープ」ならびに「テレスコープ」を発表。第69回日本音楽コンクールトランペット部門第一位、併せて松下賞受賞。2004年度青山音楽賞受賞。2009-2010年文化庁派遣在外研修員。東京シティ・フィル団員、シエナウィンドオーケストラ契約団員、BuzzFiveメンバー。

トロンボーン

加藤 直明
Photo:林喜代種
加藤 直明(かとう ただあき)
埼玉県立川口高校を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。トロンボーンを故 白石直之、故永濱幸雄、神谷敏の各氏に師事。2004年より2年間、東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師を務める。全国でソロコンサートを開催する傍ら、国内外オーケストラ、室内楽アンサンブル、ミュージカルやスタジオ録音の分野で活動を展開中。ジャパンブラスコンペティション2001金管五重奏部門第1位。吹奏楽など後進の指導にも力を入れ、国内管楽器クリニックや講習会等で講師として招かれる。平成16・17年度(金管五重奏BuzzFive)、平成18年・19年度(トロンボーンソロ)音楽活性化事業登録アーティスト。金管五重奏団「BuzzFive」メンバー。日本トロンボーン協会常任理事。

ホルン

友田 雅美
友田 雅美(ともだ まさみ)
東京芸術大学附属音楽高校を経て、同大学を卒業。東京芸大同声会新人演奏会出演。ルーマニア国立交響楽団、東京芸大学生オーケストラ等と協奏曲を共演。ジャパンブラスコンペティション2001金管五重奏部門第1位。併せて大賞受賞。文化庁派遣在外研修員として、ハンガリー国立リスト音楽院に留学。ホルンを山本真、松崎裕、ヴァレリー・パピリン、守山光三、フリードリヒ・アダム、シラーギ・パールマの各氏に師事。金管五重奏団バズファイヴ、ユナイテッドホルンクラブ、ホルンアンサンブルノア、アンサンブルSIX各メンバー。横浜シンフォニエッタ首席奏者。
堂山 敦史(どうやま あつし)
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学、マーストリヒト音楽院(オランダ)卒業。在学中、練馬文化センター新人演奏会のオーディションに合格し最優秀勝を受賞。東京ニューシティー管弦楽団と共演。東京文化会館新進音楽家デビューコンサートのオーディションに合格。奨学金によりアスペンミュージックフェスティバル(米、コロラド)に参加。コンツェルトコンペティションにて金管部門第2位。第11回日本管打楽器コンクール第4位。第67回日本音楽コンクール入選。卒業後も第71回日本音楽コンクール入選や第1回東京音楽コンクール金管部門第2位等の賞歴あり。佐賀県新人賞受賞。佐賀銀行文化財団新人賞受賞。帰国後は新星日本交響楽団の副主席契約団員を経て現在、芸大フィルハーモニアに所属。ソロや室内楽の演奏活動にも意欲的に取り組み、同附属高校の非常勤講師も務める。

マリンバ

浜 まゆみ
浜 まゆみ(はま まゆみ)
桐朋学園大学音楽学部演奏学科打楽器科マリンバ専攻を首席で卒業。同大学研究科修了後、アメリカミシガン大学打楽器科大学院留学。1999年世界マリンバコンクール第2位。マリンバを安倍圭子、Michael Udow、打楽器を佐野恭一、ドラムセットをMichaelGouldの各氏に師事。2000年、CD「Soundscapes」をアメリカよりリリースし高い評価を得ている。これまでに、東京交響楽団との共演、NHK出演のほか、アメリカ、韓国、中国など国内外において多数の公演に招聘される。浜まゆみ公式ホームページ:http://www.h-mayumi.com/index.html

パーカッション

古川玄一郎
古川 玄一郎(ふるかわ げんいちろう)
洗足学園音楽大学、同大学院を主席にて卒業。20世紀以降の音楽を得意分野とし、日本現代音楽協会「現在の音楽展」等主要な演奏会で国内外の作品の初演に参加。舞台音楽に於いては、山本寛斎SUPERSHOW「アボルダージュ」、劇団四季ミュージカル「異国の丘」、ミュージカル「テイク・フライト」(演出・宮本亜門)、舞台「から騒ぎ」(蜷川幸雄)他の打楽器を担当。TV番組、映像作品のレコーディング等スタジオワークにも積極的に取り組む。洗足学園音楽大学非常勤講師。

ソプラノ

國光 ともこ
國光 ともこ(くにみつ ともこ)
武蔵野音楽大学卒業、愛知県立芸術大学大学院首席修了。新国立劇場オペラ研修所を経て、2003年新国立劇場小劇場にてガッツァニーガ『ドン・ジョヴァンニ』マトゥリーナ役でデビュー。平成15年度文化庁芸術家在外派遣研修員としてイタリアへ留学。「第16回F・チレア国際声楽コンクール」第2位、帰国後「第12回日本モーツァルト音楽コンクール」優勝、「日本モーツァルト音楽大賞選考会2005」大賞、「第3回東京音楽コンクール」第2位など国内外のコンクールで入賞を果たす。現在オペラやコンサートの他、ベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」等のソリストとしても活躍している。2005年12月岐阜県民栄誉賞受賞。二期会会員。
野宮 淳子
野宮 淳子(のみや あつこ)
宮城県出身。常盤木学園高等学校音楽科、東京音楽大学音楽学部声楽専攻オペラコース卒業。同大学同コース研究生2年修了。二期会オペラ研修所オペラ・ストゥーディオ第47期マスタークラス修了、本科修了時に奨励賞、マスタークラス修了時に優秀賞をそれぞれ受賞。第53回全日本学生音楽コンクール東京大会大学・一般の部第3位。第31回フランス音楽コンクール声楽部門第2位。第1回日本チャイコフスキーコンクール声楽部門青少年の部第1位。第1回東京音楽大学コンクール声楽部門第1位。第13回日仏声楽コンクール奨励賞受賞。第6回藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。第13回国際ベルヴェデーレオペラ・オペレッタコンクールオペラ部門日本代表、及びウィーン本選会出場。第18回奏楽堂日本歌曲コンクール声楽部門入選。日本オペラ団体連盟人材育成オペラ公演『フィガロの結婚』(バルバリーナ)、第九(ソプラノ・ソロ)、その他オペラ・コンサート等に出演。東京音楽大学伴奏法非常勤助手、尚美学園大学演奏助手、二期会会員。
中嶋彰子
中嶋 彰子(なかじま あきこ)
90年全豪オペラ・コンクール優勝。シドニーとメルボルン両歌劇場と契約し、『皇帝ティートの慈悲』のセルヴィリアでデビュー。92年ヨーロッパ国際放送連合年間最優秀賞受賞。99年ダルムシュタット・オペラ『ルチア』タイトルロールでドイツ・オペルンベルト誌年間最優秀新人賞受賞。同年ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約し、その卓越した歌唱と演技力、華やかな存在感で圧倒的な人気を獲得。オペラ以外でもメータ、マゼール、小澤征爾らの指揮で各国のオーケストラと共演。CDは歌曲集『ラ・パストレッラ』(2005年度ドイツ批評家大賞ノミネート)、オペラ・アリア集『女の肖像』、世界初録音を含む歌曲集『愛の喜び』をリリース。最新盤は中嶋初のオペレッタ・アリア集となる「ウィーン、わが夢の街」である。 第14回「出光音楽賞」受賞。

テノール

大澤 一彰
大澤 一彰(おおさわ かずあき)
東京藝術大学卒業、ローマにて研鑽を積む。疋田生次郎、U.ボルソ各氏に師事。團伊玖磨指揮による日生劇場「夕鶴」与ひょう役でオペラデビュー。第1回ルーマニア国際音楽コンクール声楽部門第1位、併せて全部門よりグランプリ受賞。ブカレストでコンサートを行い好評を博す。2008年、第44回日伊声楽コンコルソ第1位、及び藤原義江賞等に輝く。びわ湖ホールでは「ミニヨン」(指揮;佐藤功太郎・大島義彰 演出;岩田達宗)ヴィルヘルム役において青春の彷徨を熱演、各方面で高い評価を得る。また愛知芸術劇場では、愛知文化振興事業団主催「ラ・ボエーム」(指揮;小崎雅弘 演出;粟國淳)ロドルフォ役市原多朗のカヴァー、続いて「ファルスタッフ」(指揮;山下一史 演出;岩田達宗)にて佐藤美枝子演ずるナンネッタの恋人・フェントン役を、いずれも激戦のオーデションの中で勝ち取り、新聞にて『耳を奪う美声』と絶賛される。また、同劇場の音楽への扉シリーズ「オペラは美しく、劇的に」及び「藝大退官記念コンサート」にて林康子氏と共演し、いずれも好評を博す。その他、文化庁芸術支援人材育成オペラ「ジャンニ・スキッキ」(指揮;菊池彦典 演出;岩田達宗)リヌッチオ役、林康子プロデュース「蝶々夫人」(指揮;菊池彦典 演出;井原広樹)ピンカートン役、「ルチア」エドガルド役、「ナブッコ」(指揮;M.ティトット)イズマエーレ役、「外套」ルイージ役、「カルメン」ドン・ホセ役等。また新作解釈にも優れた才能を見せ、熊本城築城400年記念オペラ「南風吹けば楠若葉」では、主役の横手五郎惟宗役を演じ、『豊かな美声を長いブレスで聴かせ、役作りも的確。大柄な身体が舞台栄えする』(音楽の友)と評される。清水の舞台で行われた「世界遺産音楽祭・京都」モーツァルト「レクイエム」に出演。その模様はTV放映された。日伊音楽協会会員。ニ期会会員。日本演奏連盟会員。
【GoogleAdsense】