ピティナ会員の声が届いた雑誌企画 ~ムジカノーヴァのリニューアル~

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2014/09/19
ピティナ会員の声が届いた雑誌企画<br />
~ムジカノーヴァのリニューアル~

ピティナ会員向けに年間定期購読をおこなっている音楽雑誌『ムジカノーヴァ』(音楽之友社発行)が、9月20日発売の10月号より、雑誌の一部企画・連載がリニューアルされ、より読みやすく、使いやすい雑誌に生まれ変わります。今回のリニューアルは、今年1月に行った「ムジカノーヴァ定期購読会員懇談会」にて挙げられたピティナ会員の声がもとになっているとのこと。ここではピティナ会員の声によってリニューアルされた新しい内容を一部ご紹介いたします。

プレゼント

ムジカノーヴァ10月号を10名様にプレゼントいたします。ムジカノーヴァオリジナルポストカード(2枚組)付き。

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リニューアルの内容
リニューアル1:今月の1曲
  • バックナンバーの記事検索が出来ると良い。
  • レベル・内容が分散化していて読みづらさがある
リニューアル Renewal

毎月、「今月の1曲」として、ひとつの作品を取り上げ、連動企画として記事や教材をまとめて掲載!背表紙に「今月の1曲」の曲名が入り、本棚から探しやすくなります!

10月号の「今月の1曲」は、J.S.バッハ インヴェンション第1番 この作品を学ぶための様々なアプローチ(図版・理論・練習法・関連楽譜)が1冊にまとまっているので、毎号取り上げられている時代やレベルが分かりやすく、後からバックナンバーで振り返る際にも、曲名を探せばよいので、探しやすくなります。

<今月の1曲連動企画>
図 版
◆【新連載】音楽ミュージアム 第1回
バッハのお仕事(湯浅玲子)
「今月の1曲」に関連する絵や写真を掲載。作曲家の生涯や作品の時代背景など、幅広い知識を提供する「ふりがな」付き「読み物教材」。今月号では聖トーマス教会のオルガンの写真を見ながら、教会でバッハがどんな仕事をしていたかを学びます。
バッハのかつら(徳井淑子)
バロック時代の作曲家は、なぜ、かつらをかぶっていたのか。バッハが生きていたころの「かつら師」の絵画を掲載し、その理由をわかりやすく解説した「ふりがな」付き「読み物教材」。
理 論
◆【新連載】誌上講座
①アナリーゼ あまりに"すごいもの"は、すぐには"すごさ"がわからない(若林千春) 「インヴェンション」第1番を例に、バッハの高度な作曲技法の数々を解明しながら、バッハ作品の"すごさ"に迫ります。
② 指導法
インヴェンションの学習段階で教えておきたいこと(岡田敦子) バッハが『インヴェンション』の序文に書いた「とりわけカンタービレの奏法を習得すること」を具体的に掘り下げ、弦楽器のボーイングと結びつけて解説します。
練 習 法
◆【新連載】今月の1曲 練習課題
①ソルフェージュ(高橋千佳子) 実作品を使ったソルフェージュ「フォルマシオン・ミュジカル」の立場から作成された、視唱、ゼクエンツの演奏、反行形の書き取りの課題です。
②エチュード(永瀬まゆみ) 「今月の1曲」を演奏する際に必要となるテクニックを身につけるためのエチュード集。今月号は、バロックらしい音やタッチを学ぶエチュード(練習法)です。
関連楽譜
◆今月の楽譜
①きらきら星、かえるのおいかけっこ(轟 千尋)
子どもにとってなじみやすいメロディーでできた"ポリフォニー曲"。どちらもカノンであり、ポリフォニー曲でカギとなる「主題提示」を意識しやすい曲になっています。特集内の「ポリフォニー音楽における演奏のコツとは?」で、この楽譜を取り上げています。
② 連弾 バッハ インヴェンション第1番(野平多美) プリモパートを原曲そのままで弾くことのできる連弾楽譜。生徒さんに、原曲を弾きながら明確に和声を感じてもらえるよう、セコンドパートに工夫が施されています。(音に一部重なりがあるので2台での演奏がオススメです)
さらに10月号では特集もバッハ!バッハの教え方 アラカルト
ポリフォニー音楽における演奏のコツとは?(轟 千尋)
作曲家で、『きせつのものがたり』や『きらきらシリーズ』など、子どものための作品集を多数手がけている筆者が、巻末とじ込み「今月の楽譜①」を取り上げながら、ポリフォニー音楽の演奏の指導法を提案します。
レッスン物語 さくらちゃんのバッハへの道(北村智恵)
現在『バッハへの道』を連載中の筆者が、『インヴェンション』に入る前の準備段階の指導例を、自身のレッスン記録をもとに、先生と生徒の会話形式で進行する物語としてまとめ、指導ポイントを解説しています。
「バッハづくし」セミナー コラボ企画
バッハ作品を弾く際にヒントとなるチェンバロの奏法(大塚直哉) 筆者は、日本バッハコンクール実行委員会主催のセミナー「バッハづくし」(9月23日、東京・浜離宮朝日ホール)の講師の1人。講義内容「チェンバロからアプローチするバロック演奏法」ともリンクさせ、バッハ作品をピアノで弾く際のヒントを提供します。
楽譜調査室(石井なをみ、池川礼子)
「調査1」は「まるごと1冊調査」。「『バッハづくし』セミナーコラボ企画」として、日本バッハコンクール課題曲を収めた「バロック白楽譜」の監修者、石井なをみ先生から、この楽譜のレッスンにおける活用法を教えていただきました。
「調査2」の「オントモ楽譜情報」では、日本バッハコンクール実行委員である池川礼子先生に、バッハ インヴェンションの前に弾いておきたいバロックの小品集をご紹介いただきました。
装 丁
背表紙に曲名

本棚に並べたまま、背表紙で曲を探すことができるとともに、「今月の1曲」は、バロック→古典派→ロマン派→近現代→バロック→古典派・・・の順に掲載されますので、各期に関連した情報も探しやすくなります。

リニューアル2:ページを切り取りやすく
  • 記事を切り抜きたい時に、裏側のページが切り取っても差し支えないものだと有難い。
  • 巻末の楽譜は、本が閉じやすく使いづらいので、外せた方が良い
リニューアル Renewal

カラーの図版ページは、図版と解説を裏表にし、切り取りやすくなりました!楽譜はミシン目で簡単に取り外しができるように!

◆図版ページ

裏表1枚で完結しているのでバラバラにならずクリアファイルにも整理しやすい。

◆楽譜ページ

ミシン目で切り取ると、1枚になるので、譜面台に置きやすく、持ち運びもラクラク!

リニューアル3:児童の発達心理
  • 何歳で何が出来るかといった児童発達心理の専門家による記事が欲しい。
リニューアル Renewal

新連載『知っておきたい!幼児の特性』(中嶋恵美子)がスタート!

新連載「知っておきたい!幼児の特性」(中嶋恵美子)で、児童・教育心理学に関する話が文中に出てきます。それに先駆けて9月号では「脳科学・発達心理学・医学専門家からのアドヴァイス」を特集、さらに次号、11月号の特集では、臨床心理士の方にお話をうかがう予定です。

ムジカノーヴァ 岡地まゆみ編集長より

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌『ムジカノーヴァ』は、10月号(9月20日発売)より、読者の皆様の声をもとに、一部リニューアルすることとなりました。 毎号「今月の1曲」として、ひとつの作品にスポットを当て、その曲をレッスンする際に役立つ様々な情報(アナリーゼ、指導法 etc.)や教材(譜読みを助けるドリル、テクニック的難所をクリアするための練習法、作品に関連した読み物、アンサンブルの喜びを実感できる伴奏譜etc.)を掲載していきます。今後は楽曲タイトルで掲載号を検索できるようになるため、必要なときに必要な1冊をすぐに取り出して、各々の課題に合う教材をセレクトすることが可能となります。 また、無線綴じのため譜面台で安定せず、使いづらかった楽譜ページにつきましては、その一部をミシン目入りの綴じ込みにすることで、切り離して使える形に改めます。
さらに、連載「ピアニスト探訪」を「プロフェッサー探訪」とタイトルを変更し、後進の育成に尽力しておられる大学の先生方にご登場いただき、ほかにはない「ムジカノーヴァ」らしいインタビュー記事を実現したいと考えております。
今まで以上に現場に即した実用的な内容となる『ムジカノーヴァ』。手に取ってページをめくる回数の大幅増を目指します。



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