出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2017/2/10B級[金賞]篠﨑美蘭さん

どんな時も前を向いてレッスンに臨んだことが金賞受賞に繋がりました!

2007年9月生まれ。1歳よりヤマハ音楽教育システムを始め、現在ヤマハ音楽教室ジュニア専門コース在籍。芹沢直美先生に師事。ピティナ・ピアノコンペティションにおいて2015年A1級全国決勝大会入選。2016年B級金賞。2016年、推薦を経てヤマハリトルピアニストコンサート(ヤマハ銀座ホール)出演。第1回ヤマハジュニアピアノコンクール首都圏関東エリアファイナルA部門優秀賞。第39回栃木県学生音楽コンクールピアノ部門小学校低中学年の部第1位。

第1部出演

演奏曲目
グリーグ:抒情小曲集 より「小鳥」Op.43-4、「ワルツ」Op.38-7

まずはじめにピアノを始めたきっかけを教えてください。

1歳のころ、近所のヤマハ音楽教室に通いはじめました。そこで歌ったり踊ったり音楽を楽しむ時間を重ねてゆき、幼児科を経て6歳で専門コースに入る際、鍵盤楽器を選択することになりました。自宅にピアノがあったので、自然とピアノを選びました。1歳から今まで8年間、毎週のレッスンがとても楽しく、自然とピアノが大好きになりました。

ピアノのどんなところがお好きですか?

叩けば簡単に音の出る楽器なのに、自分のイメージする音を出すのが難しいところです。練習を重ねていくうちにうれしい気持ちや悲しい気持ちを表現できるようになることが、とても楽しくて大好きです。

普段練習はどのくらいされているのですか?

バレエなど他の習い事も多く、平日は空いている日がないため、なかなか練習時間が多くとれません。ですが、毎日1時間半以上練習することを目標にしたいと思っています。疲れて眠ってしまい、目標達成できない日のほうが多いのが現状ですが、芹沢直美先生からレッスン中にアドバイスしていただいたことを中心に練習するようにしています。

忙しいなかでも工夫して練習しているのですね。先生はどんな方なのでしょうか。

芹沢先生はきれいで優しくて、歌もピアノもとても上手で、みんなに自慢したいくらい素敵な先生です。隣で先生がピアノを弾いたり歌ったりしてくれると本当にうれしい気持ちになります。私がわからない箇所やなかなか上手くいかないところは根気よく、わかりやすいように様々な角度からアイデアを出して指導してくれます。曲のイメージをつかみやすいようにと先生が即興で伴奏を弾いてくれる時には、まるでオーケストラと一緒に演奏しているかのような気持ちになります。それと同時に、ますます先生のことを尊敬し、大好きになります。

とても素敵な先生ですね。レッスンに励む中で一番嬉しいと感じたことがありましたら教えていただけますか。

自宅でなかなか思い通りにならず悩んでいた箇所をレッスンで芹沢先生に相談すると、どうしたらうまく弾けるようになるか、たくさんのアイデアを出してくれます。先生からのアドバイスで弾けるようになった瞬間がとてもうれしいです。自宅で練習してきたものを「素敵に弾けているね」と芹沢先生がおっしゃってくれた時もとてもうれしいです。

それでは、レッスンに励む中でつらいと感じたことは何かありますか。

芹沢先生とのレッスンでつらいと感じたことは今まで一度もありません。毎回とても楽しくて、あっという間のレッスンです。毎週レッスンの時間をとても楽しみにしています。

先生が本当に大好きなのですね。レッスンに励むことで成長したと感じることがありましたら教えていただけますか。

自分ではあまり成長したと感じることはないのですが、「レッスンで言われたことを次のレッスンまでに直すこと、コンクールに向けて練習することなど、目標にむかってコツコツ積み重ねることができるようになったね」と母からは言ってもらっています。

日々の練習の積み重ねが、金賞という素晴らしい結果につながったのですね。授賞が発表されたときはいかがでしたか?

去年の表彰式で名前を呼ばれず悔しい思いをしたので、「今年は名前を呼ばれてみたいな」「できれば表彰台に立ちたいな」という気持ちはありました。自分なりに本番は素敵に弾けた!とは思いましたが、表彰式では名前がなかなか呼ばれずやっぱりだめだったのかなと思っていたので、金賞で名前を呼ばれて本当に驚きました。たくさんの人たちに「おめでとう」と言ってもらえてうれしかったです。中でも、家族や芹沢先生もとても喜んでくれたのが本当にうれしかったです。

コンクールにまつわるエピソードがあれば教えていただけますか。

今回、予選の1週間前に右手の小指を挟んで怪我をしてしまい、右薬指と小指を固定することになり、両手での練習ができずに本番に臨むことになりました。とても不安で泣いている私に芹沢先生は「左手をたくさん練習するチャンスね。左手が上手になったら両手で合わせたときもっともっと素敵に弾けるから、絶対に大丈夫!」と言ってくれました。そこから先生と一緒に左手の練習をしたことが一番の思い出です。先生の励ましがあって、左手のみの練習でも落ち込まずに本番に臨めました。あの時あきらめないで良かったなと心から思います。

左手のみの練習期間を超えて金賞の結果に繋がったと思うと、とても素敵なエピソードですね。入賞者記念コンサートではグリーグの「小鳥」と「ワルツ」を弾かれるということですが、なぜこの2曲を選んだのですか。

選曲は芹沢先生にお願いしました。美蘭ちゃんにはこんな曲を弾いてほしいな、と私の弾いている姿をイメージしながら選んでくれたそうです。先生にこんな感じの曲はどう?と弾いてもらって、すぐに2曲とも大好きになりました。

先生が選んでくださったのですね。コンサート本番ではどのように演奏したいとお考えですか。

聴いている人たちが北欧の森の中に迷い込んだような気分になれるくらい、気持ちを込めて演奏したいです。また、応援してくれたたくさんの人たちに、「ありがとう」という感謝の気持ちも込めて演奏できればいいなと思っています。

ありがとうございます。本番を楽しみにしています!最後に今後の目標を教えていただけますか。

大好きな芹沢先生のように、ピアノも歌も上手で、優しい大人になりたいです。習いごとはたくさんしていますが、その中でもピアノは一番大好きで、弾いてみたい曲や憧れの曲もいっぱいあります。これからも先生にご指導いただきながら、楽しくピアノを続けていきたいです。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2017/03/20(月・祝)
  • 第1部 13:00~開演/第2部 16:30~開演
  • 【会員・学生】各部(自由席/指定席):3,000円
  • 【一般】各部(自由席/指定席):3,500円
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