掲載日 | 級名 | お名前 |
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2016/01/14 | D級 | 太田 かのんさん |
「量より質」の練習で塾と両立!コンクールに出続ける理由とは...
おおたかのん◎2005年2月生まれ。3歳よりピアノを始める。ピティナ・ピアノコンペティション全国大会においてA2級入賞者記念コンサート出演、B級銀賞、C級ベスト賞、D級金賞および読売新聞社賞、あすなろ賞。ショパン国際ピアノコンクールinASIA(アジア大会)にて1,2年生部門金賞、3,4年生部門銅賞、5,6年生部門金賞。中国ユース音楽コンクール3,4年生の部、5,6年生の部最優秀賞。第22回日本クラッシック音楽コンクール小学校低学年の部3位。入賞者記念コンサートでオーケストラと共演、岡山フィルハーモニー管弦楽団ともソリストとして共演。現在塚原潤子先生、芦田田鶴子先生に師事。菊地麗子先生、松本和将先生、村澤由利子先生、関本昌平先生のレッスンも受ける。第2部出演
演奏曲目
ショパン:ドイツ民謡「スイス少年」による変奏曲 ホ長調 遺作
ピアノを始められたきっかけは何ですか?
ピアノの講師である母に勧められて、3歳の時から習い始めました。
それでは今教えてもらっている先生とはどのように出会ったのですか?
小さい頃から受けていた音楽教室のリトミックのようなグループレッスンで塚原先生に出会いました。さらにピティナを受けるようになってから芦田先生のことを紹介して頂き、今は並行して2人の先生に習っています。
6年前から毎年コンペで活躍されているかのんさんですが、どのような思いからコンペに参加して下さっているのでしょうか?
ピティナのコンペには幼稚園のときから出ていて、「夏といえばピティナ」なので、毎年どんな課題曲が出るのかわくわくしています。楽譜やCDを集めて曲を選ぶ過程が楽しいです。幼稚園のときに入賞者コンサートに出て以来、もう一度同じ舞台に出ることを目標にがんばりました。
その目標を今年、叶えられたのですね。今年のD級の課題曲はいかがでしたか?
身体も手も小さい私にとっては難曲が多く、無理のない選曲を、と先生に言われていました。去年と同じC級で出ることも考えたのですが、中村夏美先生の曲がとても素敵でどうしても弾きたかったので、D級で挑戦することにしました。
練習も苦労されたのではありませんか?
やはりどの曲も難しかったので、むやみやたらと練習するのではなく、丁寧に仕上げられるように考えました。塾に通い始めて勉強も忙しいので、ピアノの練習は量より質を重視しました。
そのような練習の成果もあってD級での金賞受賞が決まった時はいかがでしたか?
もともと今年は予選を通過できれば、と思っていましたし、決勝に出ることになった時も皆さんの前で恥をかかない程度に自分の演奏をできたら、と考えていましたので、本当にびっくりしました。ここまで指導してくださった先生に感謝しています。
本当におめでとうございます。入賞者記念コンサートではショパンの「スイス少年による変奏曲」を演奏されますが、この曲を選んだ理由を聞かせて下さい。
ショパンは大好きな作曲家です。ワルツは何曲か弾いたことがあるので、今回は今まで弾いたことのない「変奏曲」というジャンルに挑戦しました。最初の華やかな部分が気に入っています。
本番では大好きなショパンの曲をどのように演奏したいですか?
スイスといえば高原や山のすがすがしいイメージがあるので、そのイメージに合った演奏ができたらいいなと思っています。
素敵なご演奏を楽しみにしています。今後のステップアップのために何かしよう、と思っていることはありますか?
どういう形であってもコンクールを受け続けていきたいと思っています。来年は受験勉強で忙しくなると思いますが、それを理由にコンクールを受けなくなっても勉強の成績が伸びるとは思いませんし、何よりも生活にハリがなくなると思うからです。来年の夏もまたピティナのコンペで頑張りたいです。
Youtube - 決勝での演奏
- 2016/03/21(月・祝) 第1部 第1部 13:00~開演/2部 17:30~開演
- 【会員・学生】各部:3,000円 通し券:5,000円
- 【一般】各部:3,500円 通し券:6,000円