出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2016/01/15C級渡邉 奏さん

2度目の金賞には特別な想い ピアノを通した人との出会いに感謝

わたなべかな◎ピティナ・ピアノコンペティション全国大会において、A1級ベスト賞、B級金賞受賞。ショパン国際ピアノコンクール in ASIA アジア大会において小学1・2年生部門銅賞、小学3・4年生部門銀賞。2014年第2階スタインウェイ・コンクール in Japan カテゴリーA部門第1位並びに聴衆賞受賞。2015年第5回ミラノ国際ジュニアピアノコンクールカテゴリーBにおいてASSOLUTO及びピアノタレンツ賞受賞。 2007年1月生まれ。永井礼子先生に師事。

第2部出演

演奏曲目
プロコフィエフ:「束の間の幻影」Op.22より 第1、4、5、11番

ピアノを始めたきっかけは何でしたか?

3歳の時に、自宅で続けられる習い事をしよう、とピアノを始めました。

今の先生とはどのように出会ったのですか?

ピティナの指導者紹介のサイトで、永井先生のことを知り、体験レッスンを受けることに決めました。とても優しい先生で、この先生のレッスンなら通いたいと思いました。

それではこのピティナのコンペにはどのような思いで出場しましたか?

初めて出場した4年前は、まだピアノを初めて1年しか経っていない頃だったので、チャレンジのつもりで受けました。それ以来毎年出ているのは、コンクールという目標に向けて練習することで、適度な緊張感を持ってピアノに向かえるからです。去年は金賞を頂きましたが、今年は級が上がってハードルが高くなったので、とりあえず全国大会を目標に頑張りました。

初出場から毎年優秀な成績を残されていますよね。今年の課題曲はどのように選びましたか?

身体も手も小さいので、選曲には苦労しました。弾きたい曲で、しかも今の自分のレベルに合ったものを探し、先生と4曲のバランスを考えながら決めました。

6月にミラノ国際ジュニアコンクールにも出場されていた奏さんですが、やはり今年のコンペ期間は忙しかったですか?

ちょうどピティナのコンペ予選通過後にミラノのコンクールがあり、ピティナ本選の課題曲は練習不足でした。毎日の練習で「今日はここ」という様にポイントを絞り、1つずつ着実に課題をクリアしていくよう心掛けました。本選通過後は、全国で4曲をどの順で弾くか考えて、通し練習を中心に頑張りました。

その甲斐あって、去年に引き続き金賞を受賞されましたね。受賞を知ったときのお気持ちはいかがでしたか?

実は本番でミスをしたので入賞は難しいと思っていました。金賞発表で自分の名前が呼ばれたときは本当にびっくりしました。去年金賞をとったことで少しプレッシャーがあったので、このような結果になって本当によかったです。

2度目の金賞は、また違う喜びがあったのですね。入賞者記念コンサートで演奏するプロコフィエフはどのように選曲されたのですか?

制限時間や曲の好みもあり、コンペの課題曲と同じように選曲にはいろいろ悩みました。このプロコフィエフは先生におすすめしてもらった曲です。今までに弾いたことのない曲想で、毎日苦労して練習しています。

この記念コンサートがまた新しいレパートリーに挑戦するきっかけとなったのですね。本番はどのような演奏をしたいですか?

テンポが速くて難しい曲ですが、リズムをしっかりとって表現豊かに演奏したいです。そのために毎日の練習をコツコツと頑張っていきたいです。

楽しみにしています。今年はミラノまで行ってますます活躍の幅を広げている奏さんですが、今後の抱負は何かありますか?

コンペを通じてたくさんの人との出会いがありました。SNSやインターネットなどで「あの子もがんばっているのだな」とお互いを気に掛ける友達が全国にできましたし、先生にも恵まれました。これからもいろいろな曲との出会い、そして何よりも人との出会いを大切にしながらピアノに向き合っていきたいです。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2016/03/21(月・祝)
  • 第1部 第1部 13:00~開演/2部 17:30~開演
  • 【会員・学生】各部:3,000円 通し券:5,000円
  • 【一般】各部:3,500円 通し券:6,000円
【GoogleAdsense】
ホーム > ピアノコンサート > 入賞者 > ソロ部門・デュオ部門 > 2015 > 【インタビュー】C級[金賞]渡邉 奏さん