出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2016/01/22A1級赤松 舞音さん

昨年の反省を生かして再挑戦 毎日の積み重ねでレベルアップ

あかまつまお◎2007年6月生まれ。3歳よりピアノを始める。2012年より池田麻理先生、池田玲子先生に師事。2014年ピティナ・ピアノコンペティションA1級全国決勝大会入選。第1回寝屋川市アルカスピアノコンクール本選優秀賞。

第2部出演

演奏曲目
ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1

ピアノを始めたきっかけは何ですか。

小さいころからお母さんと一緒にピアノを弾くのが大好きでした。友達にグループレッスンができる教室に誘われて、そこではお母さんと一緒にピアノを弾けるので、そのレッスンを受けることに決めました。

友達やお母さんと一緒にレッスンを受けるのは楽しそうですね。それでは今の先生とはどのように出会ったのですか。

もっとピアノを上手に弾けるようになりたい、難しい曲にも挑戦したいと思い、個人で教えてくれる先生を探しました。近所でピアノの上手な友達がいたので、その子に紹介してもらったのが今の先生です。

それでは、ピティナのコンペに出場しようと思ったきっかけは何ですか。

昨年、先生に「ピティナは四期(バロック・古典・ロマン・近現代)が学べるコンクールだ」とお勧めされたからです。もともと舞台で弾くことは好きだったので、勉強にもなるし出ようと決めました。

昨年に引き続き今年も出場していただきましたが、課題曲はどのように選びましたか?

昨年のリベンジとして、テンポの速い曲でも歌って弾けるようになる、ということを重点において先生に選んでいただきました。その中で、バッハのメヌエットは家族も私も大好きな曲で、弾きたいと思っていた曲でした。

昨年の反省点を生かしての選曲だったのですね。それではコンペ期間はどのように練習しましたか。

本選に向けての練習では、それぞれの曲の時代に合わせた弾き方を研究しました。ただ申請した本選の課題曲が上手く弾くことができず行き詰っていたので、急遽新しい曲を練習し始めたのが大変でした。結局その曲を弾くことにはならなかったのですが、その追加練習のおかげでもともと苦手だった曲の表現の幅を広げることができました。決勝に向けては、全体的に曲のテンポを早めたので、16分音符に苦労しました。先生にいろいろなイメージを表現してもらって、毎日練習していたら、本番前日にやっと上手く弾けるようになりました。

毎日の練習の積み重ねが本番の素晴らしい演奏に繋がったのですね。金賞授賞が発表されたときにはどのようなお気持ちになりましたか。

本番では今まで練習してきたことを100%出すだけだと思っていました。実際に、苦労していた16分音符も完璧に弾けて、他の曲も120%の力を出して演奏ができ、満足していました。授賞式は、まず会場が豪華で大きくて驚きました。そして自分の名前が呼ばれたときには鳥肌が立ちました。壇上に上ってトロフィーを受け取るときはとても気持ちよかったです。

本当におめでとうございます。入賞者記念コンサートで子犬のワルツを演奏しようと思ったのはなぜですか。

先生から勧めていただいたのですが、いつか弾いてみたいと思っていた曲で、しかも記念コンサートで弾けるということは夢のようです。技術的に難しいのですが、この曲を練習できることが嬉しいので、毎日この曲ばかり弾いてしまいます。

この曲でご自分のステップアップができるといいですね。記念コンサートでは、どのような演奏をしたいですか。

子犬のワルツは誰もが知っている曲で、いい加減な演奏はできないので気持ちを込めて弾きたいです。中間部は大人っぽく、最後のスケールはかっこよく決めたいです。

本番の演奏を楽しみにしています。最後に、今後の抱負を教えてください。

来年のコンペは級が上がるので、自分の演奏技術をレベルアップさせたいです。特に課題である左手をスムーズに歌って弾けるように、毎日練習を頑張っていきたいです。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2016/03/21(月・祝)
  • 第1部 第1部 13:00~開演/2部 17:30~開演
  • 【会員・学生】各部:3,000円 通し券:5,000円
  • 【一般】各部:3,500円 通し券:6,000円
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