出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2016/02/12A1級平岡 里彩さん

好きな曲なら練習も楽しめる 3度目の挑戦で念願の金賞

ひらおかりさ◎2007年10月生まれ。4歳よりピアノを始める。 2013年ピティナピアノコンペティションA2級地区本選優秀賞。2014年A1級地区本選優秀賞。2015年A1級全国決勝大会において金賞。中国ユース音楽コンクールピアノ部門1・2年生の部 最優秀賞。 北野里美先生、柳岡奈緒美先生に師事。

第1部出演

演奏曲目
湯山 昭:バウムクーヘン

ピアノを始めたきっかけを教えてください。

保育園でみんなで歌う時間がとても好きでした。それでピアノも弾けるようになりたいと思い、習い始めることに決めました。今でも歌うのは好きですが、ピアノを弾くほうがもっと好きです。

音楽が大好きなんですね。それでは今の先生とはどのように出会ったのですか。

近所にピアノ教室はいくつかあったのですが、母が、ピティナのピアノ指導者紹介を使って先生を探してくれて、今の北野先生に出会いました。先生は優しく細かい指導をしてくださり、いつもレッスンが楽しいです。

素敵な先生に出会えて良かったですね。今年度コンペに出場しようと思ったきっかけはなんですか。

2013年に初めてコンペに出るようになってから、全国大会に出場するのをずっと夢見ていました。一昨年去年と、決勝進出できず悔しい思いをしたので、今年こそは、と思い練習をたくさんしました。

そして今年は念願の全国大会、さらに金賞受賞は、その努力があったからこその結果なのですね。今年度の課題曲はどのように選んだのですか。

CDを聴いて、自分が演奏してみたいなと思った曲を選びました。特に池辺晋一郎さんの『いわし雲のうた』はペダルの効果で音の響きが混ざり合ってとてもきれいな曲なので気に入っています。

里彩さんの好きな曲をコンペで弾けてよかったですね。本選から決勝に向けてはどのように練習されたのですか。

何回もCDを聴きなおして、曲のイメージをふくらませ、その曲の時代の違いを意識しながら、練習していきました。特にバロックとクラシックの違いを先生と一緒に考えていきました。バッハのメヌエットでは一定のテンポで弾くのが難しかったので、メトロノームを使って地道に練習しました。

一曲一曲丁寧に練習していったのですね。ご自分の金賞受賞が発表されたときはどのようなお気持ちになりましたか。

「嬉しい!」という気持ちと「信じられない!」という気持ちが同じぐらいでありました。授賞式にきたお母さんもすごく喜んでくれました。金賞という夢がかなって良かったです。

本当におめでとうございます!それでは入賞者記念コンサートで湯山昭さんの『バウムクーヘン』を弾こうと思ったのはなぜですか。

CDをいろいろ聴いたときに弾いてみたいと思った曲を選びました。好きな曲でないと長い間練習するのが嫌になりそうなので。この曲の、全体的にレガートの感じや、途中で雰囲気が変わるところが好きです。

里彩さんの演奏、楽しみにしています。ではコンサート当日への意気込みを聞かせて下さい。

このような舞台に立てることはあまりないと思うので、楽しんで気持ちよく演奏したいと思います。この曲は難しいので、受賞が決まって以来、一生懸命練習しています。本番はピアノを一緒に練習している友達も聴きに来てくれるので、素敵な演奏がしたいです。

お友達に素敵な演奏を見せられるといいですね。それでは今後の抱負について聞かせてください。

これからもどんどん難しい曲に挑戦して、もっとピアノを上手に弾けるようになりたいです。そして今まで以上にピアノのことが好きになれるといいなと思っています。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2016/03/21(月・祝)
  • 第1部 第1部 13:00~開演/2部 17:30~開演
  • 【会員・学生】各部:3,000円 通し券:5,000円
  • 【一般】各部:3,500円 通し券:6,000円
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