お寺で学ぶリアルな日本史

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2007/08/19

今日は、祖母の三回忌を開きました。

いつも法事を行うお寺は、1599年八丁堀に建てられたのですが、1632年に幕府の命令で現在の三田へ移されました。東海道では三田周辺に、中仙道では小石川・駒込に、甲州街道には四谷にお寺を集中させ、道をカギ状にすることで江戸城へ一気に攻め込まれるのを防ぐ、都市計画の一環なのだそうです。

また、人口100万人の江戸で、港区の芝周辺だけでも150以上ものお寺が成立したのは、キリスト教弾圧の下、多くの人が、キリスト教徒でないことを示すため仏教の檀家になったからなのだといいます。

お寺で徳川幕府の初期の政策を聴いていると、徳川家光将軍や幕府の政策スタッフが身近に感じられます。

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