クラシック音楽で国際文化交流

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2011/11/11

先週フィリピンでFACP(アジア文化交流促進連盟)の会議に出席してきました。

初日の晩に招かれたウェルカムパーティでは、フィリピンの文化としてスペインのフラメンコのような踊りが披露されました。これは16世紀スペインの植民地時代に定着したのだそうです。翌日は、台湾の方が「現代芸術を生み出す仕組み」を発表したのち、日本の代表として中村芙悠子さん(2009年度福田靖子賞優秀賞)がスクリャービンとメンデルスゾーンを弾きました。

文化交流というと伝統的なものを求められがちです。一方、もしかすると日本は世界中で最も多く、クラシック音楽の演奏会が開かれている国かもしれません。現代のリアルな姿を示すことも、大事だと思います。

日本が自国の文化として海外で堂々とクラシック音楽を披露し、その国の方々とアンサンブルすることは、現代型の国際文化交流になり得るのではないかと思っています。

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