室内オーケストラで協奏曲

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2008/02/01

この春に開催されるステップ地区がそろそろ出揃ってきました。その中に弦楽器7台による室内オーケストラとピアノコンチェルトが体験できる地区があります。

デュオやトリオをはじめ、室内楽の企画はこれまでもたくさん実施されて来ました。一方、ピアノがメインとなるコンチェルトは、まったく別次元の体験であり、オーケストラとの共演はピアノ学習者の夢なので需要はあるはずなのですが、現実には、まだ数箇所です。

これまでは、地元のオーケストラに特別協力してもらうタイプとエレクトーンを活用するタイプのものとがありました。ただ、特別協力して頂けるオーケストラはそう多くはありませんし、スコア譜を見てオケパートを弾けるエレクトーン奏者や、指揮者が開催地に在住しているとは限りません。

室内オーケストラとのピアノコンチェルトは、以前から暖めていたアイデアですが、スコアを小編成用に書き換えることが気軽にできなかったため、進んでいませんでした。今回実施する文京アナリーゼステーションの秋山徹也先生は、ご自身が作曲家でいらっしゃるので、この部分がクリアされました。コンチェルトに対応できるエレクトーン奏者よりも、ヴァイオリンやチェロ奏者の方が全国に広く在住していますので、文京春日春季地区でこの試みが成功すれば、新しいピアノの体験が全国に広がるかもしれません。

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