PTNA
ピティナ

ショパン国際ピアノコンクール開催中

5年に一度のショパン国際コンクールが佳境を迎えています。日本人コンテスタントの演奏や新たな才能の発見をYouTubeで楽しんでいる方も多いと思います。

ピティナでは2000年から毎回ワルシャワにレポーターを派遣して記事をお届けしています。

今では全ステージが動画で配信されていますが、それでもレポーターを派遣するのには理由があります。

徹夜ですべての演奏を聴くことは難しいため、レポーターの記事を読んでアーカイブを選択できます。自分の感想とレポーターの視点を比較することで、自分の聴き方について考える機会にもなるでしょう。

ショパンコンクールに出場する日本人の多くがピティナのコンペ卒業生です。若い頃は指導者がピアニストを育てますが、独り立ち後は聴衆が育てます。ピアニストを聴衆に引き渡すまでが、ピティナの責務だと考えています。コンクール取材を通じて、聴く楽しみを会員の皆様と共有していきたいと思います。

執筆:専務理事 福田成康

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