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遺贈寄付について考える1週間 遺贈寄付ウィーク2022

遺贈寄付について考える1週間 遺贈寄付ウィーク2022
「遺贈寄付ウィーク2022」 イメ―ジ動画

「終活」「エンディングノート」など、「身じまい」に関する言葉も親しみやすくなった昨今。ピティナでも会員や関係者の方々から、ご自身が亡くなられたあとのピアノや資産のご寄付のご相談をいただくようになったことを受け、近年遺贈寄付の受け入れ体制の整備を進めています。

2021年5月より、遺贈寄付を啓発する団体「一般社団法人全国レガシーギフト協会」にピティナとして団体加入し、同団体が主催する遺贈寄付啓発イベント「遺贈寄付ウィーク」に今年も参加しています。ピティナ以外にも、遺贈寄付の情報発信に取り組む様々なNPO・企業が参加し、共に遺贈寄付について考える1週間のオンラインイベントです。

文化芸術や音楽・芸術教育の未来に何かを残したい。
人生の最期に、どんな社会貢献の選択肢があるのか見てみたい。
そろそろ身辺整理を始めたいけれど、具体的に何から始めればいいのか知りたい。
そんな想いをお持ちの方は、ぜひこの期間、各団体のイベントにご参加ください。

遺贈寄付ウィーク2022

遺贈寄付ウィーク イベント概要
開催期間 9月13日(火)~19日(月)
開催場所 オンライン
主催 一般社団法人全国レガシーギフト協会

期間中、様々なテーマで賛同団体がセミナーやトークイベントを開催します。参加方法などの詳細は、遺贈寄付ウィーク公式HPからご確認ください。

オンライン遺贈寄付セミナー
オンライン遺贈寄付セミナー

スポーツキャスター古田敦也さんをゲストにお招きし、遺贈寄付経験者の話や受遺団体の取組の紹介、遺贈寄付のお役立ち情報を提供する特別セミナーです。

配信日時
9月17日(土)10:00-/11:30-/13:00-
  • 同日に同内容で3回配信されます。ご都合のよい時間帯にご参加ください。
開催場所 YouTube
視聴費用 無料
  • 申込なしでもご参加いただけますが、事前予約者には特典がございます。
詳細はこちら 申込はこちら

関連イベント

遺贈寄付ウィークに関連して、ピティナ主催で音楽・芸術愛好家向けのセミナーを開催いたします。こちらもぜひ、ご注目ください。

相続・遺言セミナーVol.3「身辺整理」編~音楽家・芸術家のための「片付け」セミナー~
日時 9月14日(水)10:00-11:00
開催場所 Zoom
参加費用 無料

これまで1万件以上の遺言書作成のサポートを行ってきた終活や遺贈寄付の専門家・齋藤弘道先生と、自宅の不用品が社会貢献団体への寄付になるプログラム「お宝エイド」代表の三井恒雄さんの2名を講師にお迎えし、自宅の片付けや身辺整理のノウハウ、そして「もったいない」を社会に還元する事例をお話いただきます。なにかと「モノ」がご自宅にあふれやすい音楽・芸術愛好家の皆様、奮ってご参加ください。

三井 恒雄(みつい・つねお)先生
2004年マーケティング会社を起業。東日本大震災後、ソーシャルビジネスに関心を持ち、リユースと社会貢献を組み合わせた物品寄付型ファンドレイジングプログラム『お宝エイド』を開始。海外で「非営利組織資金調達部門」金賞受賞したり、カンファレンス参加。『SDGsを自分ゴト化するワークショップ』を中学校や高校、企業などで延べ2000人以上に実施。SDGsの普及啓発、相続、遺贈問題、地方創生、サーキュラーエコノミーにも取り組む。モットーは「顔合わせ、心合わせ、力合わせ」。
齋藤 弘道(さいとう・ひろみち)先生
みずほ信託銀行の本部にて遺言信託業務に従事し、営業部店からの特殊案件やトラブルに対応。遺贈寄付の希望者の意思が実現されない課題を解決するため、弁護士・税理士らとともに勉強会を立ち上げ(後の全国レガシーギフト協会)。2014年に野村信託銀行にて遺言信託業務を立ち上げた後、2018年に遺贈寄附推進機構株式会社を設立。日本初の「遺言代用信託による寄付」「非営利団体向け不動産査定取次サービス」等を次々と実現。

他団体の関連イベント・資料請求

遺贈寄付ウィークは、様々な立場の人がみんなで遺贈寄付について考える一週間です。ピティナだけでなく、多様な社会課題に取り組む団体の活動も知る機会になりますので、特設ページの関連企画カレンダーや資料請求をぜひご活用ください。


遺贈寄付とは?

遺贈寄付とは、寄付者がお亡くなりになった時に、資産の全部または一部を特定の個人・団体に寄付することをいいます。亡くなった後も寄付という形で誰かの役に立つ、「最期の社会貢献」の方法とも言えます。

今日の日本で、相続が発生している資金は年間50兆円規模と言われています。その多くは家族・親族間での相続ですが、最近では家族への相続だけでなく、生前から支援しているNPOの活動や、社会課題を解決するための公共事業へ寄付することに資産を投じることを検討する方も徐々に増えてきています。

遺贈寄付は、寄付者がお亡くなりになった後に寄付先団体への送金・その活用が実行されるため、遺言の書類作成、相続権のあるご家族・ご親族とのご相談など、生前にきちんと準備しておくことがとても大切です。ご関心がある方は、お早めにご準備いただくことをお勧めしております。

遺贈寄付ウィーク2021
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