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ピアノ指導者の新しい役割
私たちが音楽に向き合う目的は、時代とともに少しずつ変化してきたように思います。かつては集団の心を一つにするため、その後は純粋に音楽そのものの美しさが喜ばれるようになりました。そして今、音楽は個人の「ウェルビーイング(心身の充実)」を支えるという、新たな役割を帯びています。
ピアノを弾くことは、作曲家の思いを代弁しステージでたった一人で責任を果たすという、人間力を育む豊かなプロセスです。また、無心で音の響きに没入する時間は、心のケアとしても大きな力を持っています。
ピアノ教室は、単に技術を教えるだけでなく、子供にとってのサードプレイスとして、子育ての伴走者となっているケースも多々見受けられます。今回の60周年特別セミナーを通じ、技術指導の先にあるピアノ指導者のこれからの役割について、共に考えてみませんか。
執筆:専務理事 福田成康
