ピアノという楽器を知る

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2023/02/09 執筆:専務理事 福田成康

多くの楽器の演奏者は、チューニングを自分で行います。声楽家は身体自体が楽器なので、自分の健康管理も調整の一つです。ピアノは調律・調整とも専門家にお願いするのが普通なので、楽器の状態に意識が向きづらいかもしれません。

今年4回目となる「ピアニスト×調律師徹底対談」のテーマは「ペダル」です。久しぶりに調律したピアノの弾きやすさと表現力には、感動を覚えることがあります。他方でペダルについては、何か明らかな不調があった時に見てもらうくらいかもしれません。

ピアノ技術者によると、ペダルはメーカーやモデルごとに機構の違いがあり、調整方法も一様ではないそうです。そのため、調整の仕方によって演奏や表現に変化が出ることもあります。

音楽表現の手段としてペダルを使いこなす「ピアニスト」と、ペダルの構造や調整方法を熟知した「ピアノ技術者」の対談から、演奏や指導のヒントが得られると思います。ぜひご注目ください。

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