G・Pre特級・特級の予選を実地審査に戻します

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2022/12/01 執筆:専務理事 福田成康

2023年ピティナ・コンペティションの最初の情報を発表しました。

来年は特級、Pre特級、G級の一次予選は実地での審査を復活させます。ホールでの演奏から審査員に伝わる情報量は、動画にくらべれば格段に多いものです。審査員からも参加者からも再開の要望が寄せられていました。

今年、グランミューズ部門の参加人数は過去最高を記録しました。コロナ禍を経てなお、多くの大人の方々の間で挑戦のステージに立つ機運が高まっていることが心強いです。

ピアノのコンクールは「参加せねばならない」ものではありません。何百時間もの練習を重ねても審査時間は10分程度ですから、悔しい思いを持つかもしれません。しかしこの感覚は音楽のみならず、人としての成長に繋がります。「ピアノ人材」の目覚ましい活躍を、これまで様々な場面で見てきました。

来夏、皆様の渾身の演奏に出会えますことを楽しみにしております。

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