コンペティション予選が終わり、全国各地で地区本選が開催中です。例年通りのタイミングですが、今週は2014年度予選の級別参加者数や選曲など、各種データを紹介いたします。

ピアノの指導とは、ピアノの前に座っている生徒さんにレッスンすることばかりではありません。どの生徒にコンクールを受けさせるかを決め、課題曲を選び、目標設定をしてあげるなど、多岐にわたります。

たとえば、小１で初めてＡ１級に参加する子は、小２の子たちと一緒に参加するのですから、予選通過は決してやさしいことではありません。そのようなことはあらかじめ、保護者や生徒さんに伝えておくと良いです。

そして無理せず比較的易しい曲を選んで参加すれば、よい導入の勉強になるはずです。１度でもコンペに参加すれば、ピアノに向かう姿勢が変わり、「また来年も出たい」と思ってくれるかもしれません。次の年も同じ級に参加するなら、「勝負曲」で予選通過を狙いに行く自信がついているかもしれません。

指導者の皆様には、本日紹介する「コンペ白書」的なデータを上手にご活用頂きたいと思います。