ソロは「基礎」、アンサンブルは「応用」

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2013/02/15

2月9日・10日にアンサンブルフェスティバルが開催。翌11日にはソロ演奏の王子ホール賞受賞演奏会があり、両者の対比を考える機会になりました。

ピアノ業界では、ソロ演奏が「花形」というイメージがあります。一方、アンサンブルでは別人格をもった他人との対話が必須で、これが難しさでもあります。「どちらが難しいか」ということではなく、ソロが「基礎」、アンサンブルが「応用」と考えられるのではないか、と思いました。スポーツでは、サッカー等の基礎である「走り」に特化した陸上競技が、他競技にくらべて必ずしも、花形であるとはいえません。

子供の頃からピアノでアンサンブルする体験を重ねていれば、「アンサンブルピアニスト」を目指す人が増え、演奏者人口も一緒に増えるのではないかと思っています。

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