東京の築地市場といえば、魚屋さんや寿司屋さんなどのプロが仕入れをするところです。一方、３月１日と２日に東京で行われたコンペティションの課題曲説明会は、審査員や指導者など、音楽のプロが課題曲についての知識やヒントを仕入れる場になっています。

築地市場のように、本来プロしか出入りしない場所に、多くの観光客が集まることがあります。「プロのための場所」にこそ、何か特徴的な面白さが潜んでいるような気がするのです。

３月１日と２日の課題曲説明会は、インターネット上でも受講できるようになりました。これをコンペ参加者の方にもご覧頂きたいです。審査員や指導者がどのような準備をして審査に臨んでいるのか、その一端を垣間見ることになり、興味をもたれるのではないかと思います。